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遅刻ギリギリに来る生徒の方が点数が高い。 ~ 一言切り抜きfrom日経#222

10月も早速、素晴らしい一言を見つけた。

日経新聞10月6日朝刊より一言切り抜き。

一言切り抜き1009.002

点数が高いかどうかは置いといて。

自分もそのタイプだから。

時間的に余裕を持てた、と思った試しがない。

どうしても、あ、この5分であれもできる、これもちょっとやっとくか、とか思っているうちに、ギリギリになってしまう!のが常。

たまに余裕を持って到着することがあるが、それは、集合時間を間違えて早く着いた時だったりする。


この切り抜きは、電子版で言うと、こちらの記事からで、


要は、タブレット他、ICT機器の学校現場での活用の話なのだが、日経会員以外の人は読めないと思うので、少し引用すると、

高校では端末を使ってデータを活用する能力を育てる授業も始まっている。
「筆記用具の数と学力って関係あるかな」「小さい頃にピアノ習ってた子って賢いよな」。私立常翔学園高(大阪市)の1年生の「データの分析」の授業。数学科教員、中林高志の前で生徒の議論は白熱した。
生徒は数学や英語、化学の小テストの点数と生活習慣の関係について自由に仮説を立てた。裏付けに必要なデータは、端末内のアプリのアンケート機能を使って収集。端末上で煩雑な計算を処理し、相関関係の有無を確認した。


切り抜いたこの一言の、もうちょっと前後を切り出す。

一言切り抜き1009.003

素晴らしい調査。

生徒指導の先生は、何を指導していたと言うことになるんだろうか。


話は少し変わるが、数年前、

とある人が、打ち合わせに少し遅れてきて、その人が来るまでの間に、揃ったメンバーで、こんな話をしていた。

「最近、クリエーティブ(企画部門と置き換えても可)が時間きっちりに揃うことが多いがそれってどうなのか?

もちろん揃うのは良いことなのだが、

その分、昨今、企画まできちきちしてないか?

ミュージシャンもインタビューに最近オンタイムに来る。

それも、どうなんだろうか?」

と。

広告クリエーティブ部門の社員が、電話に出ない、メールを返信しない、とか、仕事相手に対するリスペクトが低いのは、本当にダメだと思う。

が、

「企画部門の社員が、遅刻しない会社は伸びない。」

みたいなことも、また、言えるかもしれないと、その時話していた。

この高校生のリサーチと、ちょっと近い感覚。


こんな風に「常識に一石投じる若手を増やす」とかが、文科省の方針の1つになったりすると、とても良いと思うけどね。


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