見出し画像

ドラクエ3的なギルド型チームで働く時代に突入? #フリーランスだからできること

たーらららららーらー
たららーらららららーらー
たーらららららーらーらーらーらー
たーらららららー
たったったっ たったららー

ドラクエ3。「ルイーダの酒場」で主人公自らプロの仲間を探してパーティーを組み、冒険へ。「戦士・魔法使い・僧侶」と鉄板チームで組むも、遊び人だけで構成するもよし。自由な布陣が組めました。

自らのミッションの達成に向けて、最適なメンバーで立ち向かう。

今のビジネスの世界で言うならば、「自身(自社)に足りないリソースをフリーランスのスキルを借りて成し遂げる」的な様相です。(ドラクエの仲間は無報酬で働いてくれましたが、現実社会では基本的には金銭的対価が必要ですが。)

個々のプロ職人たちが、ギルド的チームを組み、市場での影響力を発揮していたりします。

ギルド:本来は中世ヨーロッパで業務を独占した同業者団体を指す言葉だが、現代日本のギルドはフリーランスが集まる互助グループだ。受注力や交渉力の強化、ブランドの確立を目的としているという。

デジタル・UI/UX・マーケティングの界隈では、「ギルド」の名のまま冠したこちらの組織を知らない人はいないでしょう。(この「note」自体、深津さん「ギルド」ですしねw)

大企業がフリーランスと仕事をするということ

僕は、社会人になってから、「会社勤めのサラリーマン」しかしたことないので、フリーランスになったことはありません。しかし、仕事のパートナーとして、過去数多くのフリーランスの方々とご一緒してきました。僕が努めていた比較的大きな企業も、フリーランスの方々のチカラのおかげで、日々の仕事が回っていました。具体的には、イベント開催時のクリエイティブ制作や、SNS投稿などのシーンでご一緒させていただきました。

その際に、感じたこと・実施にあたって思ったことを書き連ねていきます。

一緒に仕事をしたい!と思わせるきっかけ

商業施設や、飲料メーカーで企画を実行する時、仕込みの段階で代理店さんや制作会社と「案だし」をします。僕は代理店さんからの提案だけでなく、僕自身が、生活者としてメディアやコンテンツと接した時に、「あ。この人と仕事してみたいな!」と思った方は、clip・memoをしていました。超有名クリエイターの方もあれば、新進気鋭なデザイナーさんの場合も。そして、仕事をする前からTwitterやInstagramで積極的にコミュニケーションを取っていきました。すぐに仕事にならなくても、「いつか」のタイミングのために、ゆるやかな関係値を作っておくのです。

この視点は、企業の発注側も、フリーランス的働き方をしている人も、SNSなどの双方向プラットフォームで、日々「情報発信」と「傾聴」をしておく必要があります。「いつか」のタイミングで「純粋想起」していただけるような水面下のコミュニケーションです。

「ルイーダの酒場」的な場で偶然見つけてもらう・出会う、というのもありかもしれませんが、情報やコミュニケーションがなめらかな時代、日頃の仕込み次第で、フリーランスにとっても、発注企業側にとってもやっておくとよい取り組みだと思います。実際チームを組むときになって、既にコンテキスト共有ができているので、スムーズに実務に移れます。

現代ならでは商習慣は場数をこなすことで把握を

通常ルーティーンではない取引を行う場合、企業側の実務担当は、何気に工数が多くなります。反社チェック・与信/信用形成・下請法・支払いサイト確認・口座登録・発注・請求書発行など。このあたりは、やったことない方は、そもそもフリーランスの方々と仕事をすること自体を躊躇しちゃうかもしれません。「なんか苦手な業務だなぁ」と思ってしまうかもしれませんが、このあたりをクリアしないと、そもそもフリーランスの方と仕事をすることはできません。「あの人と仕事をしたい!」と思ったら、上述のことはサクッとクリアできるようにしましょう。というか、僕も未だに苦手ですが、これは、場数をこなすことで、自身のためにもなるし、ひいては新規に取引をする若手フリーランス側にも、負荷を掛けないようにするために=本業のクリエイティブの方に集中してもらうためにも、必要なスキルです。

このあたり、代理店さんやフリーランスマッチングサービスを間に入れることで、スマートに対応処理することもで当然できますが、発注側として、今後の自身のスキルにもなりますし、仮に、その後、自身が受注側になった時に必ず役に立ちます。(このあたり、発注側も職務分業ができていれば、よりスムーズですけど。)

フリーランスサイドの方々は、自身のアウトプットポートフォリオ以外に、そのあたりの庶務をテンプレ化して効率化している方もお見かけします。

受発注の関係は対等

前述までの話題ですと、「企業からフリーランスに発注」という一方通行的矢印に思われたかもしれませんが、現代はフラット・対等な時代です。フリーランスサイドから、企業側に企画を自主プレゼン・提案してもよいのです。

飲料メーカーや商業施設、はたまたB2B営業・支援会社の日々のとりくみをみて、フリーランスサイドから、「自分ならこうする!」と提案をすることもできる時代です。ただし、その「売り込み」に関しても、前述のような担当さんと何かしらでコネクトしておく必要があります。代表電話や代表mailからの連絡は、かなーり遠回りとなります。

個人として:いつでも声をかけてもらえる状態を

素性がわからない人には、ルイーダの酒場であっても、SNS上であっても、声はかけづらいものであります。VUCAな時代、現職雇われサラリーマンであっても、フリーランス的にスキルを可視化した状態でいることは、今後の糧になると思います。

そうそう。

僕は、「遊び人」のように見えますが、実はレベル20を越しているので、いつもで「賢者」になれるので、お声がけ、お待ちしてますよ。(違)

#日経COMEMO #フリーランスだからできること

ヘッダー画像はこちらから。ルイーダの酒場のような画像はありませんでした。



サポートポチしていただけると、かなり嬉しみの極みです。