人間性の欠如により権力が失墜する時代

日本を代表する写真家・アラーキーこと荒木経惟氏のモデルを長年務めた女性、KaoRiさんによる長い告発記事が話題になっています。

https://note.mu/kaori_la_danse/n/nb0b7c2a59b65

アーティストとは何かという議論からフェミニズムの文脈まで様々な切り口から物議を投げかけていますが、

いずれにせよ、SNSにより名も無き個人が発言力を持った今の時代、権力で何かを従属させることの危険性がどんどん露わになってきたなと感じます。

KaoRiさんの告発記事は「note」という新興サービスでパブリッシュされSNSで拡散されたものですが、

これまでならば権力や業界の慣習によりもみ消されていたような事実が、個人の発信により業界を踏み越えて突然衆目にさらされる社会構造が急速にできてきている。

デジタル技術により、悪事のリスクが高い社会が生まれつつある

https://wisdom.nec.com/ja/business/2017041101/index.html

「不道徳な人は信用スコアが低まり、各種サービスを受けられなくなる」という中国を中心に勃興している信用社会もそうですが、権力やパワー以上に人間性や信頼というものが強いファクターになっていく流れがこれからどんどん加速するはず。

時代の流れに逆らわず、私も己の身の振りを省みたいところです。この時代がユートピアなのかディストピアなのか現時点ではわかりかねますが、

現代において信用や徳こそが真の資産になるということは様々な事例から学ばざるを得ないので、コツコツと徳を積んで来世どころか今世で救われることができるように頑張ります。※なお、中国の信用社会・デジタル監視に似たコンセプトで、男鹿のナマハゲがソーシャルログにより悪い子を特定して大晦日におしおきする「都市のナマハゲ」という作品をISIDイノラボ様と一緒に昨年つくったので、そっと添えておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=O5zvKmsMKv8

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メディアアーティスト、妄想インベンター。主な作品に喘ぐ大根「セクハラ・インタフェース」「デジタルシャーマンプロジェクト」(文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞)など。日経COMEMO KOL【公式web】http://etsuko-ichihara.com/
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