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第4次産業革命に対応した、法律の見直しが必要なのでしょう。

スマフォしながら、運転する時代に

 現在の道路交通法では、スマートフォンを使用しながら、車を運転することができません。もちろん、安全の観点からです。そして、自動車は人が運転する前提だからです。

 20年に公道で自動運転車、スマホも可 道交法改正試案という記事では、自動運転中のスマートフォン(スマホ)や携帯電話の使用も認めるようである。しかし、これでも少し問題は残る、今の音声応答タイプのカーナビゲーションのシステムは、運転中の利用が可能である。しかし、それがスマートフォンをカーナビとして使った場合には、法律上はどのように扱われるのだろうか?スマートフォンのカーナビのシステムでも、音声応答が可能であるのだが。

「モノ」を定義する時代から「行動」を定義する時代

 規制改革「経済」から「社会」へ という記事にもあるように、第4次産業革命の制度設計に遅れがあるように思う。この車の事例でもわかるように、「車」が自動運転になった途端、車は、「移動する部屋」に代わり、運転という行為をしているか、いないかによって法律の適応が変わるのではないだろうか。

 今までは「モノ」の利用で定義していた法律や制度を、何をしているかの「行動」で法律、定義を変更する必要があるのだろう。このような、第4次産業革命進行中の、法律・制度の根本議論が、求められているのではないだろうか。

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