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このタイトルは、私が新卒で入社して4年間過ごした株式会社キャリアデザインセンターの企業理念です。2006年に卒業してもう14年経つのに、この言葉が好きです。

仕事って人生の中で大きな比率を占めます。時間的には実は休んでいる時間の方が多く、ざっと計算した感じでは35%ほどですが、労働基準法で定められた”時間”だけが働く時間ではないですよね。働くことで得られる経験や人間関係、そして勉強することもあると思います。

そして昨年から副業・兼業の話が増えてきて、ますますその働く時間が増える・・・のでしょうか。実際には増えない、のと増えてはいけないと思っています。今の副業・兼業は、本業の時間外でならOKとしている会社がほとんど。本業に影響がなければ認めます、というところからスタートしています。でも、何事も始まることが大事。やってみてわかることも多く、2020年は様々な事例から、各企業の対応が変わってくると考えています。

そんな中こんなニュース。実はちょっとびっくりしました。

”許可します”というところがほとんどなところ、しかも大手企業が”紹介します”という取り組みを始めるとのこと。結構これ、新しいです。そして素敵なのがこんな条件。

(1)本業の残業時間と副業の労働時間で合計で月80時間を超えない

(2)翌日の勤務まで10時間のインターバルを設ける

(3)週に1日は休日を取得する

そう、”合計で超えない”んです。残業時間は自己管理、労務管理は副業先だけど、本業の生産性低下などの悪影響が出た場合は上司が面談をするそう。

副業・兼業で必ず問題になるのが、「時間の話」「生産性の話」そして「社会保障などの労務管理の話」。本当はライオンが労務管理をするのが理想的ですが、一番大事なのは自分で管理をすることとそれを会社が認めていること。

副業・兼業をやっていくためには自己管理できることが必要不可欠です。つまりできないなら”今はやる必要がない”ということでもあります。今の副業・兼業は収入を増やすためのアルバイト的なものが多くみられますが、この記事にもある通り、理想的なのは確実のプロフェッショナルなスキルや経験を活かしたもの。複数の環境で経験を活かすことが実践経験を積み増すことに繋がり、色々な発見があります。そのスキルは再現性があるのか、また再現するためにどうしたらかいいのかを学びつつ、新しい環境に貢献することができるという、Win-Winな状態がつくれるはず。

ちなみに、私は現在3つの仕事をしています。2つは収入があり、1つは無償での仕事です。実は複数の拠点での収入があると「二以上事業所勤務届」というのを出さなければいけません。実際自分が副業するまで知らなかった仕組みです。

もちろん事前にちゃんと調べ、そしてシミュレーションすることも大事ですが、実際にやってみてわかることも多くあります。このライオンの取り組みはどう発展していくかとても楽しみです。

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