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緊急事態宣言中、フリマアプリで物を売り時か

明けましておめでとうございます。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。

年末年始、始めて海外で過ごし、時間があったので6年住んでいる自宅の物の整理、及び、不用品をフリマアプリに出店しました。主にサイズアウトした子供の服などを掲載しました。凝り性なので、ほつれを直し、シミを取り、アイロンをかけて、きれいに写真をとって、細かい情報(状態、定価、ブランド等)を全て掲載する等工夫をしました。人気な物は掲載をした瞬間に売り切れ、掲載を待っている人も。

そうしたところお年玉くらいの収入になりました(と言っても買った価格を考えるとマイナスですが)。お金を得るにはこまめさも必要だと感じました。もちろん仕事に支障が出るほど行うのは考えものですが、連休など時間がある時に一気にやるのはよいでしょう。

これまでも業者に代行してもらうサービスを活用したり、決済だけ業者にお願いするなどをしていたのですが、始めて自分で最初から最後までやりました。高価な物は代行サービスでクレームになりにくい子供用品などは自分でやるなど物によって使い分けると効率的だと感じました。その結果、感じたことを、海外目線とお金目線を加えながらお伝えします。

コロナの影響もあって、海外でもフリマアプリをずっと見ている人も多く、始めたばかりのアカウントでも大きな反響があったので驚きました。チャットをすると、「見るのがやめられない」「仕事に戻らなきゃ」という声までありました。多くの人が閲覧しているので売りたい人にとっては絶好の売り場になることが考えられます。

さて、こちらでは受け渡しが対面の場合も多いのですが、子供服等をまとめて販売したために購入をしているのはベビー連れのママなどが多いようでした。コロナで外に出かけるのも不安な人も多く、ネットを見る時間が増えているのでしょう。

シンガポール特有の文化としては、挨拶代わりに値切ってくるという特色があるようです。値切られた時のために、予め最安値より20%程度高めに設定をするなどの工夫が必要だと感じました。また、まとめ買いをして値切りたいという人も多いようです。バイク便等の人件費が安いこともあり、送料はバイヤーが手配や負担をしてくれる場合が多いようです。また、DIYで一定まで手数料がかからない形のフリマアプリもあります。

さて、2019年はメリカリなどECサイトも含めてテック系が好調な一年でした。緊急事態宣言を受けてメリカリの株式は大きく上昇しています。これからも株価が上昇し続けるという保証はないですが、ユーザーとしてのメリカリの活用は今後もエキサイティングになりそうです。オンライン上で沢山の人が集まる場だからです。自宅を整理することによって不用品が片付いて、スペースが確保でき、お金も入るという一石二鳥を得ることができます。

緊急事態宣言中に時間ができそうな人はこの機会に、不用品の整理、お金やライフプランの見直しなどをしてみると今後の人生のためになりそうです。

ちなみに洋服や生活用品等の不用品を売却した収入は所得税の課されない譲渡所得となるために基本的に課税されませんが、1点が30万円以上の貴金属、美術品の売買による譲渡所得は課税対象となります。転売などで業としてみなされて、税務調査に発展したケースもあるようなのでお気をつけください。



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