見出し画像

人々は同じ嵐に遭いながら同じ船に載っていない。 ~ 一言切り抜きfrom日経#159


with コロナはどうなるか?アフターコロナはどうなるか?その中での働き方は?ライフスタイルは?などなど、変化についての話題が格段に多くなったここ半年。

毎日日経新聞を読んでいても、その変化の先の話題が飛び交い続けている。

3つ違う記事から一言切り抜いて、点を線に、つないでみたいと思う。

日経朝刊、9/6 「成長の女神 どこへ コロナで消えた「平和と秩序」」より一言切り抜き。米ニューヨーク市の市議イネツ・バロン氏のセリフ。

画像3

日本で言うと、人々、と言うより、政府と国民な気がする。僕は政府と同じ船に乗っている気がしない。みなさんはどうだろう。


続いて。その「嵐」の中でどうするか。

日経朝刊8/27、やさしい経済学「不易流行の経営学(7) 不確実性に対応する力」大阪大学中川功一准教授 のコラムに、違う記事なのに、続きが書いてある。時系列的には、先に。

画像1

人々は、同じ嵐の中で、違う船に乗っており、その風の中では同じ場所にいようと踏ん張るのではなく、風を味方につけ、方向を変えた方が良い。

違う船は、多様な方向に進み、そしてどうするかと言うと、

日経朝刊9/11、「コロナが自覚させた 時代遅れの都市モデル」by隈研吾氏に続きが書いてある。と、僕は勝手につなぐ。

画像2

「村や集落のようなモデルになるだろう。高層ビルのような箱ではなく、人間同士のつながりが個人を支える。日本は祭りの文化が残り、村が底力を持っている。大都市にいる人間と村が相互に働きかければ、自然に溶け込んだ分散型のモデルに近づくだろう。日本は世界に新たなモデルを示せる可能性がある」


https://r.nikkei.com/article/DGXMZO63328640S0A900C2EA8000?unlock=1&s=4


同じ嵐に遭いながら、人々は風を利用し、それぞれの方向に進んでいく。それぞれの立場で、それぞれの役割で社会を作っていく。それは、分散型ネットワークとして繋がり、都市と地方、日本と世界、それぞれの産業、それぞれの立場で、役割を果たそうとし、新しい社会を作っていく。

それぞれの努力や工夫が結ばれる。

その結節点がどう作られるか?国が作れるか?企業が作れるか?グラスルーツでつながるか?そこからどんな絵が描けていくか、、

その続きはまた、日経に一言載るだろう。

が、載ろうが載るまいが。

それぞれがまずは自分の村で、続きを書くのが最初だろう。

(つづく)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?