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名刺なんてもつな。ネットワーキングなんてするな。

最近、名刺を持つのをやめました。以下記事にもあるように、最近は、デジタル上で連絡先を交換する手段も増えているので、紙の名刺も必要にならなくなってきています。

今日は、名刺交換と言えば、ネットワーキングとか人脈作り、ということで、そのあたりについて持論を展開します。


【前提】

きつい言い方になりますが、もしあなたが、人脈作りをして、ビジネスに活かしていきたい、と思っていたら、あなたは、人脈作りできません。

なぜなら、人脈は意図的に作れるものではないし、ビジネスに活かしていくこともできないからです。さらに正確に言うと、人脈をビジネスに活かしていくには、すごい長期視点で見ていかなければならない、とも言えます。

【名刺交換しても意味ない】

よく有名な人と名刺交換すると、ネットワーキングした、と思う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。名刺交換なんてネットワーキングでも何でもありません。

名刺交換しても、それはあなたが、名刺交換した相手の、「営業先」、「見込顧客リスト」になるだけか、そうでなければ、名刺は、ごみ箱行きでしょう。

そもそも、ネットワーキングや交流のために、異業種交流会とか、ネットワーキングパーティーなどに行っても意味がないです。時間の無駄なので、行くのはやめましょう。あなたがB2Bビジネスをやっていてより直接的な営業目的であったり、名刺リストを集める目的ならまあありかもしれませんが、そもそもそういう会には相手側も同じような目的で来ているので、あなたも同じように標的にされるでしょう。

【じゃあどうすればいいのか?原則論】

まず前提として、あなた自身が魅力的にならないといけません。自分を磨く、面白い人と思ってもらう、そうすれば、周りから自然と人は集まってきます。すごい本質的なことなんですが、これわかってない人が多いです。

例えば、SNSのフォロワー数が多い、とかもわかりやすい価値、信頼の礎になります。自分もTwitterのフォロワー数が1.8万人ほどいますが、これで、本業の眼鏡が売れる、というわけではなく(もちろん少しは売れますが)、それよりも、人と繋がりやすくなりました。

フォロワー数が多いと、相手からも重宝されるようになるので、自然と周りの人と、繋がりやすくなります。昔、ある芸人さんと話すことがあって、「なんで一般人なのにフォロワー多いんですか、すごいですね」、と言われたことがあるんですが、割と、その人がすごいかどうか、信頼の証になったりします(もちろん、実態として、そんなんですごいわけではないですが、、、、)

なので、異業種交流会とかに行くぐらいだったら、SNSのフォロワー数を増やすほうが得策です。

インスタグラマーの人とか、友達同士で、宣伝をバーターでやったりしてます。あるインスタグラマーが商品やサービスのPRの仕事をしていて、友人のインスタグラマーにも無料での宣伝をお願いする、その代わり、将来、お願いしたインスタグラマーが商品PRをするときに、無料で宣伝してあげる、といったバーターです。

【打算的にならないこと】

それなりの規模の会社の社長になっていると、あからさまじゃなくても、その人が、目先のお金というか仕事目的で近づいてきているかどうか、割とすぐにわかったりします。本人はわからなくても、本当にすぐにわかったりします。とにかく打算的にならないことです。

打算的、と言えば、例えば、「今度、友人と飲むけどこない?」と誰かに誘われた、とします。

この時に2種類の人がいると思うんですよね。

①誰が来るんですか?、と詳細を聞く人、

②はい、ぜひ。行かせてください、と即答できる人

僕は、誘われる立場の時は、基本的に②で、誰が来るか、とか聞きません。

誰が来ようが関係なく、その誘ってくれた人と1対1でも誘われたら行く、ということで、②のように行きます!、と即答できない人だったら、そもそも人付き合いする必要もないと思ったりしています。

誰が来ようが、その人を信頼して行ったらいいと思うし、信頼できないなら、そもそもその人と人付き合いすべきかも疑問です。時間の無駄でしょう。

別の話をすると、僕は基本的に、友人と積極的に仕事しようとしません。もちろん声をかけてくれたら喜んでしますし、やりたいとも思っています。嫌なわけではないです。でも、自分からは滅多に声をかけませんし、声をかけても一度話してみて、音沙汰がなければ興味なさそうだな、と催促せずそのまま忘れます。どういうことを言いたいかというと、それぐらい打算的にならないように意識している、ということなんですよね。

もう一度言いますけど、仕事のためにネットワーキングする、というのは、やはり得策ではないと思っています。

じゃあ何のために、友人付き合いするのか、人脈を構築するのか、と言われると、それは単純に楽しいからです。優秀な人であったり、面白い人、多才な人、と話したりするとそれ自体が自分の勉強になったりするので、その関係値をビジネスライクに無理に仕事化、現金化する必要はないと考えています。結果的にもちろん仕事に繋がったりもしてますが、意識的に繋げようとしたことはない、と断言できます。

【Give & Giveが基本であること】

よくGive & Takeと言いますが、先にか、早い段階で、Takeしようとする人、相手から何かを搾取しようとする人、が多すぎる気がします。自分では、Give & Takeのつもりかもしれないけど、人って、やっぱり自分のやっていることを過大評価しがちだから、Give & Takeになってなかったりするんですよね。例えば、自分では、Giveしたつもり、何かをやってあげたつもりでも、相手からすると、そんなの全然有難くなかったりします。その状態で、Take、何かを得ようとすると相手からすると、こいつは、人から何かを搾取ばっかりする奴だ、という印象がついてしまいます。

人付き合いを豊かにしていきたければ、Give & Giveくらいでいいです。Give & Giveをしてると、確かに振り返ってみると、結果的に返ってきているな、と感じることは多いのですが、そういうのもあまり考えなくてもよいでしょう。あと、Giveの仕方も多様で、男性同士なら、異性を紹介する、とかそういうのでもいいと思うんです。

例えば、あなたが営業マンをしているとします。目先で、案件を切られたかもしれない。色々事情もあるんだから、それも致し方ないでしょう。切られた、としても、いつか、あなたか、もしくは、その担当者が転職してから、またお声がけしてもらえるかもしれない。それぐらい長いスパンで、人間関係って見ていかないといけないと思うんですよね。僕は、仕事も、人間関係も10年スパンで考えるべき、という考えです。



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