グラフの形は、データ分析の大きなヒント

 昨年から、確かに多くの透明飲料が出ていますね。透明なのに、レモンティー味や、ヨーグルト味。そして、今年は「コカ・コーラ クリア」。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33132050Y8A710C1TJ1000/

飲料は、まさにお店にさまざまな商品が陳列され、購入者は自分のお気に入り以外にも、時には新製品にも手を出します。マーケッターは、そのトライアル・ユーザーを、いかにロイヤル・ユーザーにするかが、勝負なのですが、この記事にも書かれているように、なかなな定番製品にはならずにいるようです。

さて、今回はこのような売り上げデータのグラフについてです。ついつい、マーケッターは売り上げデータを統計ソフトにかけて分析を行いますが、私流の分析は、このようにグラフを書くことが分析のスタートです。どれくらい、製品投入時のピークが高いのか。ピークから、売り上げが下がってくるときに、どの程度、急に下がるのか、なだらかに下がるのか。グラフは実に雄弁です。

マーケッターは、この記事にあるように、今の状況をグラフにすることで、意外なことに気づくこともあるでしょう。そう、私のデータ分析はグラフの描画からスタートします。ぜひ、さまざまなグラフを書いてみましょう。

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