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暇であることとマーケティングについて

お盆休みは暇だった。

暇だったので、InstagramやYouTubeをたくさん眺めていた。


アイスコーヒーを入れながら、ふと気になったことを検索したりした。

布団でゴロゴロしながら、iPadとiPhoneを並べながらコンテンツ消費しながらタグ検索かけたりした。

マーケターにとって「暇」は大事

ふと思ったのは、暇であることって大事ということ。

暇であることは、ユーザー・消費者視点を取り戻してくれる。

マーケティングは、ユーザーの立場になって考えて、ユーザーの行動に変化を与える役割がある。

忙しくて、スケジュールぱつぱつに詰まっている中で過ごしていると、「普通の感覚」が失われる。

普通の感覚が失われている状態
=主観と固定概念での判断が多くなっている状態

デジタルマーケティングやっているけど、YouTubeやInstagramやTiktokを見る・使って見る暇がないと、ユーザーの立場になって考えることが難しくなる。

暇であること、普通であることは、マーケティング思考を研ぎ澄ましてくれるな・・・とお盆でダラダラしながら感じています。

全力で「普通の生活」をする

「実験思考 世の中、すべては実験」の中に書かれている、光本さんの言葉です。

 全力で「普通の生活」をしていると、世の中は不便なことだらけだと気づきます。
「これ、こうなったらもっと便利なのに」「こうしたほうがいいのに」「なんでこんなふうになっているんだろう」など、1日で過ごすだけで思うことがいっぱいある。そのたびに「ぼくだったらこうするな」とメモに書いていくのです。
 寝る前には1日を振り返ってみて、「ああそうえば、あそこ不便だっったな」といったことを思い出すようにしています。大きな視点で考える。普通の人の生活を、もう一人の自分が眺めている感覚です。


特別なことをしようとするより、普通にしていて、普通である自分を客観的に眺めながら発想すること。

この態度がマーケターには必要なのではないかと考えています。

意図的に暇になること。
意図的に普通であろうとすること。

忙しくなると、ついつい自分都合の発想で企画を考えがちなので、このモードを確保できる自分でありたいと思う。

自分は予定が入っていないと不安になってしまう性格なので気をつけたい。