スクリーンショット_2019-08-26_18

【イベントレポ】日経記者によるnoteで書く人のための日経電子版活用術

イベントレポです。
Nサロンメンバー限定イベント、「日経記者によるnoteでかくための日経電子版活用術」に参加しました。

登壇者

日経現役編集者と現役記者の、森下寛繁さんと渡部加奈子さんのお二人が
「日経電子版を活用したnoteの書き方」を教えてくださいます。

画像1

画像2

画像3

わたしは、日経のコンテンツとは、なんとなく一面を賑わせているストレートニュースを想像しがちで、なかなか他のコンテンツを真正面から考えることはないのですが・・・

ストレートニュースだけが日経のコンテンツではないのです。

noteではエモい感じのクリエイター的な投稿が多い感じしますが、日経電子版を活用することでエモいクリエイティブな記事とは対局の時事ネタを書くことができます。

Nサロンではそこを一歩踏み込んで、時事ネタを書くワークショップがある!そう、それが日経電子版活用術!なのです。

※ご存じない方のために、Nサロンとは「日経とnoteが共同で運営する学びのコミュニティ」です。詳しくは、こちらをご覧ください。

今日のゴール

画像4


今日のゴールは・・・
世の中ごとのインプットを自分ごと化してアウトプットできるようになる」です。

画像5

毎日note投稿したい人にはもってこいのワークショップです!

今日まなぶこと

さて、今回の内容は

画像6

Why:noteに日経電子版を活用するメリットとは?

画像7

では、実際どんな発信力につながるのでしょうか?

①共通言語を持てる

画像8

確かに、時事ネタは共通言語です。共通のテーマ(言語)を通して自分のことに絡めて書くことができます。

②説得力が増す

画像9

詳しいデータ、当事者の意見があることで説得力が増す。記事を引用することによって一番大変な部分を記者に任せられます。

③文章に奥行きが出る

画像10

慣れてくると、noteってエモい感じが多いと思うが、ニュースに引っかけて書けるようになります。

④ネタに困らない

画像11

アウトプットのために、毎日noteを書く方もいらっしゃるとおもいますが、1日1000本ものニュース記事があるというのは、ネタに困ることがありません。

⑤日経電子版トップに載る可能性

画像12

記者ではない、一般人の私でも、日経電子版トップに載る可能性があるならちょっと #COMEMO をつけて投稿してみたくなります。

(ちなみに、COMEMOってコメント&メモだそうです。ご存じでしたか??)

画像13

これは、Nサロン1期生です↑

おさらい

ここでもう一度おさらいです。

画像14

How:インプットのテクニック

画像15

世の中ごとのインプットを自分ごと化してアウトプットする方法とは?

世の中ごとを、自分との接点をつけるように考える癖をつける→自分ごととしてアウトプットすること

情報があふれ、いつでも情報をとりにいける現代は、つい、情報を鵜呑みにしがちです。そんな中で、考える癖をつけることは、ほんとに大切です。

ここで秘伝のコツが、渡部さんから伝授されました。

コツ:インプットを整理すること

アウトプットする前にインプットはとても大切です。

そしてインプットを整理することも大切。
多くの情報に触れるプロの記者も、やはりインプットの整理は大事なんですね。

記者に学ぶ、インプットの整理

画像16

ここで、記者のインプットの整理についてお聞きしました。実際に記者の話を聞く機会はなかなかないので、本当に貴重です。

さて、現役記者によると・・・

取材の前段階のインプットが大事。
会議の予定など記事にならない情報がヒントだったりする

それを踏まえた上で取材をする。

なるほど・・・でも・・・

これはハードルが高い・・・

そこで聞きました。さらにコツ!

画像17

逆説的に思える期がしますが、インプットを整理するためにアウトプットが役に立つ!そうです。

まずは、インプットを整理するアウトプットとは?(新聞の場合)

画像18

そしてインプットを整理するアウトプット(noteの場合)

画像19

順番があり、難しそうに感じますが…

画像20

順番入れ替えOKだそうです。
なんだかちょっと自由度がでてきました。

おさらい

画像21

インプットと同時にアウトプットすること。
不完全でも、まず、段落ごとに役割を分けて書くことが大切なのです。

次に、Howの二つ目、アウトプットのテクニックについて学びます。

How :アウトプットのテクニック

コツはずばり第一印象をよくする・・・

画像22

第一印象をよくするためには・・・

画像23

なるほど、いいたいことはわかります。

ここで実際にタイトルをつけ続けてきた森繁さんから教わる、タイトル3つの掟です。

画像24

じゃあ実際どうすればよいのでしょうか?

画像25

もっと具体的にいうと

画像26

わかりやすいです。

ここでふと疑問が沸きます。

「タイトルがたくさんある中で、読みたいと思ってクリックしたくなるタイトルってどんなだろう?」
「本文の中にひとの心を動かすタイトルってあるはず」
そこで、さらに細分化してタイトルの付け方を伝授してくださいました。

「日経の人が教えるタイトルの付け方」

①一番面白い部分を抜き出す(具体例・エピソード・発言)

語呂がいいというのはよいそうで、人は無意識に心の中で読んでいるので語呂がいい方が反応を得やすいのだそう。(反応を得る=クリックしてもらえる)
さらにタイトルの視認性も大事。漢字とひらがな、漢字とカタカナなど見た目も重要。

②自分ごとだと思わせる(身近・共感・役に立つ)

できれば身近で、共感できて役に立ちそうな、読まないと損するような感じを表現できるとよいそう。
例えば「○○するための3つの理由」など。

③意外性のあるフレーズを作る(ギャップ・比較・逆張り)

「もしドラ」「ビリギャル」・・・のようなギャップ
一見常識から外れているな、というようなことを力強く言い切ってしまうのもよいそうです。当然ですが、もちろん中身が伴っていないとだめなのだそうです。

タイトルは看板であり案内図、面白さを伝えてこころを動かす。

Practice :タイトルを考えよう

本日のワークは、これまでの講義の内容を踏まえて、実際の記事にタイトルをつけていきます。講義で使用した記事はこちらです。
すでに「閉店の張り紙」というタイトルがついているのですが、自分ならどうつけるかを考えます。

画像27

画像28

画像29


わたしはこれに「夏盛り本日閉店左様なら」とそのまま引用する形でタイトルをつけると発表しました。

そのほか、いろんな意見が出ました。
「お蔵入り!47年の感謝を込めた渾身の張り紙」
「47年目の「夏盛り本日閉店左様なら」」
「最後の告知はTwitterではなく張り紙で」

などなど、

次にタイトルのない記事にタイトルをつけていきます。難題です・・・

画像30

画像31


わたしはこの文章に
「『書く』文化は未来につながっているか」とつけると発表しました。
さらに出席者からは
「世代を超えた『文字を綴る』経験」とか
「『書く』文化は未来へ」
「手紙を送れるメールアドレス」
などなど様々なタイトルが発表されました。

こういう実際の記事を使ってワークを行い、さらにみんなでフィードバックを付け合う作業もとてもよかったです。実際のnoteにも活かせそうです。

宿題と感想

そして宿題がでました。

日経電子版から記事を一本選んでnoteに投稿する
どんなテーマでもOK

この宿題するにあたって、日経電子版をテーマにしてnoteを書く時は便利なこんなボタンがあります。

画像32

このボタンからnoteを書くと出典とか特に明記しなくてもよいそうです。

むかし、卒論執筆で口うるさく「出典元明記しなさい」とか「引用方法のお作法」とかいわれ続けて、なんだか面倒だからなるべく出典元書かなくていいように引用を避けてきたわたしには・・・とてもありがたいインフォメーションでした。

今日のイベントは日経とnoteが運営するNサロンならではのイベントです。
実際に毎日noteを書いているとなにがよいのか、よくないのか全くわからずになってくるのでこういう初心に戻るワークショップは定期的に必要だな・・・と痛感しました。

できれば3ヶ月に1度くらいやって欲しいです。

さて、頭を思いっきり使った後は懇親会です⤴︎

画像33

日経本社の会議室から見える夜景を楽しみながら、軽食とちょっとしたすてき飲みモノ(ビールなど)を片手に日経新聞の方にお話を聞けるまたとないチャンス。

画像34

画像35

画像36

画像37

画像38

画像39

職業で文章を書く、編集や記者のかたに直接文章作成のTipを伺えるというのは、あまりないとても有意義な機会でした。
自分のアウトプットはインプットが足りていないことを痛感しましたし、こればかりは数を重ねて行くしかないと思いました。

日経電子版からnote、書いてみようと思います。(宿題です・・・)







いいなと思ったら応援しよう!

Katy
いつも読んでくださりありがとうございます⤴️いただいたサポートで、仲間にコーヒーとかお菓子をごちそうしたりします⤴️⤴️Katy

この記事が参加している募集