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勤務場所に関するコミューンの考え方_改訂版

こんにちは、あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる、コミューンの高田です!
以前よりコミューンの勤務場所についての考え方を表明してきましたが、2024年4月1日よりアップデートがありますので、改めてポリシーと思想を記します。

まとめ

コミューンが最も大切にしていることは「成果を出す人が最も気持ちよく働くことができて、成果を出し続けられる環境をつくること」です。

コミューンでは、リモート勤務を広く許容しています。これは、個々人が成果を出すために最適な環境は異なると考えているからです。大人なんだから自分で考えて成果を最大化するための選択をとってほしい というスタンスを取っています。

一方で、他の方とのコラボレーションについては個々人がそれぞれの考え方に基づいて動くと全体最適にならず、成果がうまく出ないものだと考えています。
そこで、適切なレベルで全体最適のためのルールを設ける = 部門ごとに出社プリンシプルを決めています。

また、出社要の日以外は、自宅かオフィスかの二択ではなく、東急不動産が運営するコワーキングスペース「ビジネスエアポート」を誰でも利用することが可能です。

今後も、社の成果が最大化される × 一人ひとりの社員がそのときの自分にとって最適な働き方を選択できる、の最適解を模索し、アップデートをいとわず挑戦していきます!


大方針: 社の成果が最大化される × 一人ひとりの社員がそのときの自分にとって最適な働き方を選択できる

大前提として、作業への集中が担保できる点など、リモートワークにはならではのメリットがある。店舗や工場などの場所の制約を受けない業態であることからも、そのメリットを最大限享受するアプローチを取る。

他方でコミューンは変化が大きく、スピードが速いフェーズにあり、多くの仕事は、コラボレーションを必要とするものである。

リモートワークでは、特にビジネス部門やマネジメントレイヤーにおいてコラボレーションの難易度が高く(不可能ではないが、難しい)コストが高いため、オフライン接点のほうがより確度高くかつ効率よく成果を生みやすい。

また、メンバー育成やカルチャー浸透の観点からは、オフライン接点を持つほうが効率性が高い。

他方で、統一されたルールがないとせっかくのオフライン接点も効果が薄れる。

ゲーム理論に近くて、例えば会議参加者の一部だけがリアルに会っていても他の参加者がリモートワークであればオンライン会議開催になり、せっかくのリアルの価値がない。

組織とひとが融け合い、ひととひとが融け合い、よりよい価値を創っていくためには、部門ごとに規律を持ったオンラインとオフラインのハイブリッドが最も効果的である、と考え、ルールをつくる。

具体的な方針

全社

全社に適用されるポリシーは、月に一回の出社日となります。海外居住者を除き、国内で勤務されている方はオフィスに出社します。

ビジネスサイド

リアル接点を持つことが成果を高めることにつながると考え、ビジネスサイドは週に一回、毎週金曜日は出社勤務となります。金曜日以外はどこで働いていただいても構いません。(火曜日は出社を推奨しています)
SuccessHub事業部についても、コミューンのビジネスサイドとの協業機会が多いため、週一回金曜日の出社が要請されます。

マネジメントレイヤー/ビジネスサイドマネージャー/人事/BSO(≒経営企画)/コーポレート

毎週火曜日、金曜日が出社日となります。月、水、木曜日はどこで働いていただいても構いません。
金曜日にはビジネスサイドメンバーが出社しているので、チーム内、メンバー間でのコラボレーションを目的としています。一方で火曜日は企業レベルでの意思決定や部門をまたいだ意思決定、雑談等含めたシニア間のコミュニケーションのコストを下げ質を上げることが目的です。その点で意思決定に密接に関わる部門も同じ運用となります。

プロダクト、データ、デザイン、開発

毎週金曜日を“出社推奨日”とします。(≠強制)
ビジネスサイドのメンバーが出社すること、また毎週金曜日には全社会議もあり、オフィスの芝生スペースに集まって事業戦略について経営陣から直接共有したり、新メンバーの紹介をしたり…もあるので、出社することの効用も大きいと考え、出社を推奨します。
ちなみに現在も金曜日は出社推奨となっておりますが、だいたい50%くらいの出社率となっています。

もちろんこれらの部門でもチーム間/部門間コラボレーションは重要ですが、
・ひとりでダイビングのように探索していく(中断がしんどい)業務が多い
・すでにこれらの部門内では非同期コラボレーション文化が浸透しておりこれまで徹底して運用されている
・仕事の成果が見えやすく、生産量/生産性に関する評価が行いやすい
ことから、対面機会の頻度は月次1日の全社出社日のみ担保することにしました。

はたらく環境

オフィス

コミューンは、不動前駅徒歩2分の場所にオフィスを構えています。内装は華美ではありませんが、広々としており、高い機能性と快適さがあると自負しています。
それぞれの方に座席があり、カジュアルなコラボレーションのためのバーカウンターやフリースペース、芝生もあります。また、もちろん会議室は十分にあり、オンラインミーティングに適した電話ボックスも完備しています。

ビジネスエアポート

自宅かオフィスかの二択ではなく、東急不動産が運営するコワーキングスペース「ビジネスエアポート」を誰でも利用することが可能です。約20箇所の拠点があり、わたしも時折利用しますが、アクセスもコワーキングスペース内の設備も最高な環境です。
業務で社外の方と会う機会がある日には、目的地の近くのビジネスエアポートで仕事をするという社員も多くいます。
(ビジネスエアポート利用者の方、ぜひコミュニティ活動にもご参加ください!コミューンがご支援しています!!)


わたしたちのバリューと働き方の関係

コミューンのバリューのひとつは「超本質主義」です。

超本質主義とは、最大効率で最大成果を出すために、コトに向き合うことです。働き方のルール策定にあたっても、本質的ではないルールづくりや、なにかの制約になることは避けたいという思いがありました。
コラボレーションからうまれる成果を最大化しつつ、個人のアウトプットも最大化する、その掛け算を狙って働き方の方針を策定しています。

コミューンのもうひとつのバリューは「チームコミューン」です。

コミューンのビジネスはチームスポーツなので、チームのパフォーマンス最大化が鍵ですし、コミューンでは「チームコミューン」として高め合う関係性が重要だと考えています。
コミュニティをビジネスドメインとしている我々はたくさんの「ひとの関係づくり」を見てきました。その経験も含め、現時点では、人とひとが高め合う関係づくりにはオンラインとオフラインのハイブリッドが最適解である、と考えています。もちろん、チームによっては毎日同期的に短いオンライン会議を実施したり、テキストコミュニケーションの鍛錬をしたり、QC(Quick Call)という1分声がけ文化をつくったり、リモート環境下の成果を高めるための工夫もしながら日々仕事に取り組んでいます。

コミューンの3つ目のバリューは「インテグリティ」です。
わたしたちは、インテグリティ、つまり「人徳をベースとした妥協なく一貫性のある誠実さ」の徹底を全社的な規範としています。
社員それぞれが、わたしたちのお客様、一緒に働くチームコミューンの仲間、家族や大切なひと、そして自分自身に対して胸を張れるしごとができるよう、働き方を設定しました。
また、このnoteのように働き方の詳細を開示すること、その背景を詳らかにすることは珍しいかもしれませんが、これもキャリアの選択肢としてコミューンを検討される方へのインテグリティだと思っています。

引き続きコミューンでは、「超本質主義」と「チームコミューン」、「インテグリティ」というバリューに則って、全社の成果を最大化する働き方を模索し続けていきます。

(バリューを詳細な行動指針21項目として表現したHow Commune Worksを下記からご覧いただけます)


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高田優哉/Commune
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