
小米Carが登場するかも。中国のテスラになる日は来るのだろうか
中国通のみなさんは小米(シャオミ)は知ってますか?
スマホを作ってる中国の会社?ってイメージかと思います。2010年に設立されてもうすぐ10年目を迎える小米は、今や総合家電メーカーに進化を遂げました。スマート家電を次々と開発、僕も彼らの自動掃除機を愛用してます。(水拭きもしてくれるからね、ルンバより性能良いと思う)
創業者の雷軍(レイ・ジュン)は中国ではスター経営者。今度彼のストーリーも紹介したいと思います。
5G時代に突入の中国で、スマート家電の需要はますます高まっている。当然小米は全力で頑張っていて、IOTを全取りした「Xiaomi帝国」を作ろうとしています。扱っている製品は4000種類以上らしい。
そんな小米が車事業にも参入してくるという記事を見たので紹介しましょう。
■電気自動車企業との協力
小米のライバルはスマホメーカーや家電メーカーだと思っていましたが、自動車産業にも参入するってのを見てびっくりです。そして正直僕は、車の技術的な話とかには疎いので、書いてあったことだけ紹介しますね(汗
シャオミーが車業界に参入といっても、一からすべて自分たちで作るわけではなく、他社と一緒に頑張るということ。中国のテスラになると豪語する「小鹏汽车」と協力して開発していくそうです。彼らはアリババからも資金提供を受ける電気自動車(EV)メーカーで、小米のCEO雷軍は以前からここに出資していた。
↑小鹏汽车の車「Xiaopeng P7」。テスラ感あるよね
この「Xiaopeng P7」は、Xiaomiとの協力発表後の最初の車になるかもしれないとのこと。XiaomiスマホやXiaomiブレスレットを使用して車両に接続。小米のAIテクノロジーも利用されることでしょう。
ちなみに性能もすごいらしく、例えば、デュアルモーターと4輪駆動システムが搭載されていて、時速100kmまで加速するのに4秒だって!(凄いのかな!?渋滞の激しい北京ではそんな性能いらないかもですがね)
■今後の展開
カッコ良さや性能も大事でしょうが、大部分の中国の消費者にとって重要なのは価格です。Xiaopeng P7の価格は約25万元。そりゃテスラに比べれば遥かに安いかもしれませんが(中国で車買うのはいろんなコストかかるので日本で買うよりはるかに高い)この価格はネット民の間では高すぎるとのコメント多数。
そう言えば小米は「スマートドライビングアシスタント」なる多機能搭載のミラーを販売してましたね。
個人的にはこれが便利そうだから調べてみようかと思いました。でもカーナビとかもスマホで事足りるのでいらないんですけどね、北京でカーナビ使ってる人なんて見たことない、みんなスマホだから。
このXiaomiの挑戦が成功するのかはわかりませんが、車業界って結構変わってきて過渡期を迎えつつありますよね。トヨタの話はあまり聞かないけど、テスラは良いってニュースよく見ますし、新しく出すCybertruckは未来感すごい。
中国のテスラになれるように頑張ってもらいたいです、今後も注目していきます。
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(参考資料)