ハンバーガーが3000円 物価が高い香港
香港には出張でよく行くのですが、その度に物価の高さに驚かされます。物価が高いと言われているシンガポールから香港に行っても1.5倍程度は高いのではないかという感覚を覚えます。
例えば、レストランでハンバーガーやフィッシュ&チップスなどを食べても単品で3000円程度する場合も多いのです。
マーサーが発表した「2017年世界生計費調査(Cost of Living Survey)-都市ランキング」によると、香港(2位)、東京(3位)、チューリッヒ(4位)、シンガポール(5位)と、物価やセキュリティ・コストにより、最も物価が高いアンゴラの首都ルアンダ(1位)を除くと香港の物価がいかに高いかがよく分かります。この調査では5大陸209都市において、住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を調査し、それぞれを比較しています。
調査ではシンガポールは5位となっていますが、近年は物価上昇率が落ち着き、特に交通費などが東京と比べると圧倒的に安く、食費、衣料、家庭用品なども日本の物にこだわらなければ日本よりも安く調達することも可能なので寄与しているのではないかと思われます。
不動産価格に関しても、香港は広さやグレードに対して驚異的な値段になっており、値段は高いものの広さやグレードを考えると納得がいくシンガポールよりも割高感があります。
香港と広州を結ぶ高速鉄道開通し、イミグレーションを含めても1時間程度で大陸とつながりました。クリスマスセールにはバスで来た大陸からの買い物客が大きなショッピングバッグを抱えて溢れていました。オークションが世界で一番盛り上がるのも香港ということで金余りのバブルになっているのでしょう。
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