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ノーコードで成功している企業のマーケティング視点を整理してみる

ノーコード×マーケティングのテーマで3ヶ月ほど取り組んできました。
マーケターにとってノーコードは、仕事の幅やキャリアを広げてくれる可能性があるものだと感じています。

本日は、ノーコードで成功・成長しているプロダクトはどんなマーケティング視点を持っているのか?を整理していきます。

ノーコードは、AmazonやGoogleが買収して注目集めているみたいだけど、実際のところ、どんなサービスやプロダクトが生まれてるの?ということを考えるヒントにして頂けたら幸いです。

①ローカルニーズに応えて成長したSWIGGY

こちらのSWIGGYはノーコードで開発されているとのこと。

サービス内容は、Uber Eatsのインド版という感じです。

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アプリも触ってみましたが、このレベルがコードを書かずにつくられていることは感動します。

さて、SWIGGYはどのようなマーケティング視点があるかを整理してみます。

マーケティング視点
グローバルトレンド→★ローカルニーズ

タイムマシン経営と言われるような
「海外で流行っているモデルを特定の地域にローカライズする」
モデルですね。

既にサービスの型があり、ノーコードで顧客ニーズに対して細いカスタマイズする・・のに、開発コストを抑えることができるノーコードは適していると考えています。

海外のサービスにアンテナを貼り、海外サービスを日本にローカライズして売却(バイアウト)といったストーリーは描きやすくなると予測しています。

②時代ニーズに応えて売却に成功したSPOTTO

続いて国内事例です。

WEB説明会のプラットフォームサービス『SPOTTO(スポット)』

国内のノーコード開発案件で売却を実現した事例として有名です。

マーケティング視点
外部環境の変化→★変わった顧客ニーズ

コロナのような外部環境がガラッと変わるタイミングで、当然顧客のニーズも変わります。
既存サービスでは応えられない、急激な変化から生まれたニーズを、ノーコードで素早く開発して拾う視点を持てると良さそうです。

誰でも早く安く開発ができるけど・・・

こちらの日経新聞の記事にあるように、ノーコードにより誰でも早く安く開発することが可能な環境が整ってきています。

しかし、早く安くだけのファーストフード的な開発が増えるだけでは意味がありません。

・顧客のどのような課題を解決するのか
・どのように事業としてマネタイズするのか

基本的なマーケティング視点が抜け落ちないようにしたいものです。

ノーコード×マーケティングのヒントになりそうなnoteは、こちらのマガジンにまとめています。

マーケティングトレースのオンラインサロン内で、ノーコードでマーケターがプロダクトをつくる実験を開始しています。

マーケターが高速で顧客や市場に仮説をぶつけて、素早く学習していくサイクルを当たり前にしていければと考えています。


最後まで読んで頂きありがとうございました!