実家の母、子供、私も「三方よし」を目指す、育児サポートを受けるための段取りリスト
遠方に住む実家の母から突然LINEが来た
「お母さん、休みとったから、育児手伝いに行けるよ〜」と。
おぉ!?急にどうしたのかな...
そう思いながらも4歳と1歳の子供はヤンチャ盛りで、ちょうどその週はワンオペ予定。
気を遣わなくていい実母に来てもらえるなら助かる〜!と思い「お願いしますっ!」とLINEで即答。
しかし、その直後、母が来るまでの2日後までに、やるべき段取りタスクが頭に浮かび一瞬、思考停止状態になった。
平日の仕事タスクと育児タスクを進めつつ、今週末は新学期に必要なアイテムの準備や名札付作業もあった…(白目)
でも、でも、、、、
最初の段取りさえやり切れば、週末のワンオペは必ず楽になるはず。
そして、私も子供も母も楽しい時間を過ごせるはず、そう自分に喝を入れて実母の助けを得る段取りをスタート。
このnoteでは、実家の母、子供、私も「三方よし」を目指す段取りリストを書き残しておきたいと思う。
育児応援を増やすための段取りリスト
2日前まで
全ての関係者に情報共有
「母がサポートにきて滞在する」という情報を、近くに住む義理の両親や家族に共有週末イベント等の情報収集
週末に一緒に過ごせる人やイベントを確認滞在中のできたらいいなのヒアリング
滞在中に「やりたいこと」「聞きたいこと」があれば到着日に教えてほしいと事前に伝えておき、到着日にヒアリング
当日
到着後のオリエンテーション
(ルームツアー / お風呂の沸かし方や、タオルの収納場所、ゴミ捨て場などを説明)滞在プランの相談とプランの見える化
(親や子供の希望をヒアリングして滞在中の予定を書き出す、その際に天気や風の強さ等も天気予報でチェックして、週末に遊べる場所を書き出しておく)全関係者へプランの共有
(母と子どもと、いつどこで過ごすのかを全関係者へ連絡しておく)
「母来るってよ」というLINEからの私の段取りを書き出してみると、まるで、提携先企業の役員訪問と同じような受け入れフローだなと思った。
でも、考えてみると、神奈川に住む義理の両親にとって、富山からわざわざやってくる私の母は「提携先企業の役員のような存在」。
接待までする必要はないけれど、せっかく神奈川に滞在するなら、普段なかなか会えない孫と一緒に、ゆっくりと楽しい時間を過ごしてほしいと願ってくれている。
・・・
そして私が大切にしているのは、実母への「滞在中のできたらいいな」のヒアリング。
いつもサポートに徹してくれる母親は、周りの希望を優先して自分のやりたいことを後回しにしている。
(わたし自身、母になって、ようやく気づいたのだが) 母という生き物は、子どものサポートに周り、自分の意向を後回しにしている役割を担うことが多いからこそ、母がやりたいことを、あえてヒアリングする時間を取ることが大切だと思っている。
そして子育てにおいて私がサポートをしてもらう代わりに、母のやりたいことを、私がサポートして実現できるように考えてみるようにしている。
具体的には、
「定期購入しているサービスを解約したい」「LINEアカウントの写真を変更したい」という生活に関わるものから、「孫に新しい服を買ってあげたい」という育児に関わるものまで幅広い。
その一つ一つをヒアリングして、忘れないように書き出しておく。
普段離れて暮らしているので、いっしょに過ごす鍵ある時間に母にも子供達にも楽しく過ごしてほしい。
そして、できることなら実母のサポートをもらって、私は休みたい(笑)
提携先企業の役員訪問と同じような受け入れフローを書き出した時には、一瞬、思考が停止してしまったが、一旦書き出しておくと、次回からは焦る必要がなくなるし、同時にこの段取り力は仕事にも活きると感じている。
そして何より今週末を振り返ると、わずか30分ほどの段取りで母が滞在してくれた4日間の育児負担が減り、思い出に残るような時間をたくさん作ることが出来た。
子育ては決して1人でできるものではない。
長いようで短い育児時間に、周りの力を借りられる対応力と柔軟性を養いながら、私自身も子供と共に成長していきたいな、そんなことを改めて思った。
参考記事