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すげぇ人の後にバトンを受け取るのは、ほんと大変よねって話。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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今回のテーマは「すげぇ人からのバトンは大変」です。
まずはこの記事。


イーロン・マスクさんの後を引き継いで、TwitterのCEOになられたリンダ・ヤッカリーノさん、なかなか面白そうな方ですね!
いや、あのイーロン・マスクさんの後でCEOですよ!
それも、イーロンさんはCTOで会社にいる状態。
実にチャレンジングな環境ですね!

でも、なんかすごくリンダさんは余裕を感じさせますね。
そして、何よりも「自分の得意分野で仕事ができる」という自信が、記事からなんとなく伝わってきました。

“ヤッカリーノ氏が投げかける質問は徹頭徹尾、ツイッターが広告主に与える影響に関することだった。テック業界で旬の話題である生成AI(人工知能)の話などは、ほとんど触れなかった。”

前述の記事より引用



この辺りが、大変にボクは清々しい気持ちを味わえました。
今のITトレンドの話ではなく、あくまでもTwitterがやらなければならないことにフォーカスをしているんだな、という印象を受けます。
テック企業のトップになったという曖昧な定義ではなく、「Twitterを立て直すのが使命である」と強い信念を持っているのでしょう。かっこいい。

“マスク氏はツイッター買収直後から広告主へのメッセージをツイートするなど、広告主に独自の呼びかけをしてきたが、自分は専門外という意識があったはずだ。”

前述の記事より引用

この部分は、イーロンさんしか分からないことですし、記者の方の仮説が多分に含まれていることを差し引いても、結構当たってるんじゃないかなと思いました。
イーロンさんは「テクノロジーの人」であり、「広告の人」ではないですからね。
そして、イーロンさんは他にもめちゃくちゃやることがあるわけですから、リンダさんのような「広告のためにテックを使える人」の存在は、めちゃくちゃありがたいことでしょう。

それにしても、超有名人であり大富豪でありネット界隈の竜巻のような存在であるイーロン・マスクさんの後を引き継ぐのは、生半可な覚悟ではできないだろうなと思います。
以前にも同じような印象を持ったのが、スティーブ・ジョブスさんからバトンを受け取ったティム・クックさんに対してです。
あのスティーブ・ジョブズさんですよ。「ジョブズの後を引き継げてラッキー!」とか思えるわけがなさそうです。
実際のところ、現在のアップルのポジションの礎を築いた最大の貢献者の一人がティム・クックであるという記事もあります。
なので、スティーブ・ジョブスさんのバトンを受けるのは、理にかなっているとも言えるわけです。
とはいえ、創業者であるカリスマ経営者の後を引き継ぐというのは、一般的なサラリーマン社長の交代とはわけが違います。
なぜなら、常に「創業社長との比較」にさらされ続け、「XXさんが作った会社をダメにした」と批判されたり、「XXさんだったら・・・」という「たられば」で責められたりするからです。
そういう意味でも、いまだに企業価値をトップクラスで維持できているティム・クックさんは素晴らしい経営者ですね。

さて、話は戻ってリンダ・ヤッカリーノさん。
彼女は、「役割分担」がなされており、さらには「イーロン・マスクさんの専門外」を期待されているという点で、状況は違いますね。
このような交代劇は、サラリーマン社会での人事異動や中小企業の経営者交代でも、参考になる気がします。

誰かの引き継ぎをする際には、「前例踏襲」が最もわかりやすいアプローチです。。
逆に「前例は壊してなんぼだ!」と張り切りすぎて、うまくいっていたものまで全部壊してしまう人も少なくありません。
まず大事なことは何かというと、「仕事をやり遂げること」すなわち「組織という器を使って社会貢献をすること」であり、そのために「自分の持つポテンシャルを最大限発揮する」ことが大切です。
まずは自分の最も得意とする仕事の分野、やり方を自分が認識していること。
そして、周囲の期待と自分の能力を擦り合わせて、最大の価値が発揮できるように感gなえることが、とても大事です。
前の人のやり方を真似ることは、手段にはなりえますが目的にはなりませんし、壊すことも同様です。
大事なのはいい仕事をすること。そして、多くの人に喜んでもらうこと。
そこに集中できるからこそ、仕事を楽しいと感じられるのではないかなと思います。

イーロン・マスクさんは、世界一の「ツイ廃」と言われてますが、これ使ってたり・・・しないよな。


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