見出し画像

XRを担当する会社員は Apple Vision Proを1ヶ月こう使った。 #しまこAVP

2024年6月末に日本発売されたApple Vision Pro。僕は業務の一部でXRを担当していることもあり、会社で購入した同デバイスを一時的に保有し、7月上旬から試用する機会をいただいている。
非エンジニア・プログラマーな、平均的な会社員の僕が、1ヶ月どのように利用していったか?そして、今後、どのような活用を想像したか?を書いていこうと思う。

セットアップ

今回、このApple Vision Proは、「社用デバイス」という扱いだが、一般の生活者がどのように利用しているか?を理解する意味でも、一旦は個人Apple IDでのセットアップを行った。この初期設定フローはとても簡単だった。iPhoneを持っている人が、MacやiPad、Apple Watchを利用し始めるのと同じ感覚で、サクッとセットアップできる。
同僚に開封直後の様子を動画に撮ってもらっていた。10分程度で、Mac画面をミラーリングするところまで到達している。

ちなみに、新幹線で利用していた投稿が𝕏でもFacebookでも大反響だった。 

インストールしたアプリ

Vision Pro OS特化した、App Storeに公開されいてる無料アプリは、一通りインストールし、試した。

中でも感動したのは「日経空間版」。これについては、前回のCOMEMOでblogにした。

数多くの同僚や友だちに体験してもらう

日本ではまだ手にしている方が少ない物珍しさから、「試します?」と聞くと「ぜひ!」という声をもらう。同僚や友人知人に、ゲストモードにて多く試してもらった。

カフェの店内でもApple Vision Pro

ゲストモードの達人になった。

Apple Vision Proを所有者以外に試してもらう時には、毎回その人に合わせたキャリブレーション(調整)が必要となる。このチュートリアル。場数が多くなってくると、「ビューミラーリング」をしてなくても、貸した人が、いまどの画面を見ているのか、の推測ができるようになった。

僕が、ゲストに貸す時は、だいたい一人10分くらいを想定。

  1. ゲストモードで渡す

  2. ゲストがキャリブレーションを行う

  3. アプリで「恐竜たちの遭遇」を視聴してもらう

  4. 「環境」で、360度選択。デジタルクラウンでの操作

  5. Apple Tv+で Immersive Video ダイジェストを観てもらう

というフロー。これは、Apple Vision Pro日本上陸前に、STYLY のUmiさんから体験会を開催してもらった時の基本フローである。時間があれば、さらに「STYLY」アプリを体験してもらっている。

またまだ鮮度あるApple Vision Pro

7月に名古屋でのセミナーイベントにVision Proをつけて登壇してきた。この懇親会でも、ミニ体験会が始まった。多くのマーケターに好評であった。

課金したアプリ

DJアプリは、無料版を使っているんですけど、Apple Musicと連携できるので、そっちを課金しました。

やってみたこと

iPhone 15 Proを使っているので、「空間ビデオ」を撮って、再生してみました。たしかにこれは「風景記憶の記録」に最適だと思いました。

やってないけどやってみたいこと・行ってみたいところ

visionOS 2のデベロッパ向けプレビューのDL、まだしていません。
伊藤忠にもまだ行けていません。

やりかけていること

mac に Unity ダウンロードして、STYLYでの実装をやってみようと思い、やりはじめました。
ちょっと苦労していますが、嫌いではないので、これくらいできるようになろうとしています。

まとめ

一ヶ月手元にVision Proをもっていて、一番やったことは、「友人・知人・同僚に試してもらう」だったかもしれません(笑)
日経の記事にもありましたがiPhoneのように、マストハブなアプリやツールが登場する前夜。「キラーアプリ・機能」が、正直なところまだない中ではありますが、「スマホがなくなる日」を見据え、半歩先の未来を創れるようにしたいと思います。
ちなみに最新のトライは #しまこAVP で日々更新中です〜


サポートポチしていただけると、かなり嬉しみの極みです。