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謝らせすぎ&買い叩きすぎは自分を貧しくするよねって話。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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まずはこの記事。

「値上げはもう謝らない」って、なかなかインパクトのあるタイトルですよね。
でも、これホントそうだと思ってます。
なんで値段を上げるのにいちいち謝罪するのか、まったく理解できませんでした。
そして、安すぎ問題。
日本のデフレ定着について警鐘を鳴らしている人はたくさんいますけれど、そうそう解決は簡単ではなさそうですね。

とにかく「謝らせる」と「買い叩く」は、やめたらすぐに日本は復活するんじゃないかと、雑に考えてます。
「謝らせる」ということについて、とあるメディアの方としゃべってるときに「それは我々マスコミの責任もありますね」と言っていたのが印象的でした。
何か問題が起きると、経営トップが頭を下げている画が報道されます。
これ、いろんな国の友人に聞いたのですが、あまりメジャーな行為じゃなさそうです。
少なくとも、G7にいる人たちのほとんどは「見たことない」もしくは「それを強要する文化はない」と言ってます。
海外がそうだから日本もそうすべきである!って言いたいわけではなくて、「経営トップというめちゃくちゃ希少なリソースを、あの茶番劇に引っ張り出すことに意味があるのか」というのが疑問なのです。
まず、やらなくちゃいけないことは問題の収拾。
そのあとで、本当に社会的な責任をとらねばならないなら、謝罪も一つの手段にはなりえるでしょう。
でも、「謝らないのはけしからん」って雰囲気を作るのって、やっぱりマスコミの影響って大きそうですね。
「謝ることには大した意味はない」っていうことを共通認識にすることが、日本全体の調子をもっと上向かせることにつながるってずっと思ってます。
大事なことは、問題があるならそれを解決すること。
謝罪は最優先事項ではないでしょう。

ましてや、値上げってのは企業の経営判断なので、謝る必要なんて一切ないと思うんですけど、そうじゃないと考える人もいるようですね。
値段が商品価値と釣り合っていないと思うなら、買わなきゃいいだけの話。
過剰に値段を下げるように企業に圧力かけるのは、経済を弱体化させると思うんですけどねぇ。

この「買い叩く」ってのも、息をするように平気でやる人いますよね。
「もっと安くすれば買う」って、ボクからするとなんか変だと思うわけです。
「大量に買うから、ボリュームに合わせた割引をしてほしい」なら、経済的合理性を感じるんですけど。
単に値段を下げさせようとするのは、交渉ではなくて脅迫じゃないのかな?と常々思ってます。
この記事の中で藤江社長もおっしゃっていますけど、値上げと賃上げはセットなんですよね。
そうしないと、デフレスパイラルから抜けられるわけがないわけで。
ある程度の数学・・・っていうか算数と、経済の基礎を理解していれば、なんとなくそういう発想になる気がしています。

貯金と保険が大好きな日本人ですが、「経済を回すためにお金を使う」って考え方をもっと浸透させる必要がありそうな気がしてます。
どう思います?

これ、ボクの友人のDJ Nobbyさんが書かれた本。
トップの画像は出版記念パーティーに読んでいただいた時のものです。
経済のことがめちゃくちゃわかりやすく書かれてます。おススメ。

もちろんコレもね。


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