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バイリンガル教育の旅 - 0歳から3歳までの実践と気づき

こんにちは、ミノ(@mino3megu3)です。「英語の早期教育が重要」と言われる一方で、「何から始めればいいのか分からない」と悩むパパやママも多いと思います。

私もその一人でした。「英語の早期教育は大切」でも「AIが当たり前となるであろう、英語教育はどこまで必要か」ということを考えながら、0歳の時からバイリンガル教育って何だろうと考えながら出来ることをコツコツやってきました。

しかし、3年経った今、3歳の息子はネイティブのように英語を話すわけではありません(笑)。ただ、楽しそうに英語に触れてくれています。そして私は心からそれでいいと思えています。

このnoteでは、「これをやればバイリンガルになれました」という成果を報告するものではありません。我が家の試行錯誤の記録を【前半】で年齢別にまとめ、【後半】で3年間の学びを振り返っています。

バイリンガル教育に興味はあるけれど何から始めたらいいのかわからないという方々に、同じ時代に子育てをする仲間として、こうした事例もあるよとお伝えできると嬉しいです。



0歳:英語の音楽をBGM的に流す

特に何もしていませんでした。授乳やオムツ替え、夜泣きへの対応に必死で、英語教育まで全く頭も、手も回りませんでした。気が向いたときに、英語のきらきら星の音楽等を流していました。

ツール
・Youtube(きらきら星の英語版
・絵本:特に利用せず

1歳:映像、音で英語を楽しむ

引き続き英語の耳に触れる機会を意識して、英語の音楽を流しました。息子がどんどん動き回る時期だったので、少しでも親が休みたいなと思う時間に、英語のYouTubeチャンネル「pinkpong」を見せていました。それ以外は特に何もしていませんでした。

一方で、この時期は、私自身がバイリンガル教育について勉強しました。年齢ごとに何ができているといいのか?またどのような絵本やYoutubeチャンネルがあるのかなどを調べました。その中でバイリンガル教育に関する度の本を読んでも「家族全員が楽しめる環境(雰囲気)」が重要と書かれていました。

英語の本やアニメを子供が一人で楽しむのではなく、親も一緒に楽しむことで、英語が楽しいという記憶が残り、子供の意欲も高まるということを学びました。

ツール
・Youtube(Pinkpong / cocomelon
・絵本:英語でもよめるはらぺこあおむし

2歳:英語のしかけ絵本を親と一緒に楽しむ

英語の耳を鍛えるためには、アニメや映像での学習も大切ですが、人との関わりを通じて学ぶことがより効果的だと書かれていました。

そのため、絵本は、しかけ絵本を取り入れ、よりコミュニケーションをとりながら読み聞かせができるようにしてみました。

また、英語のアニメは親も一緒に歌ったり、驚いたりとリアクションをとりながら観るようにしました。

また、YoutubeやNetflixは中毒性があるため、できるだけ見せる時間を毎日30分にするようにしていましたが、どうせ見せるなら英語のアニメにするということを意識していました。

また、この時期の大きな決断としては、息子を横須賀市にあるバイリンガル保育園に通わせることにしたことです。

横須賀は米軍基地があるため、園児の半数は米国人キッズです。ここで、英語や日本語という言葉を超えて、体や表情でお友達と喧嘩したり、通じ合おうとする環境があるのはいいなと思っています。

ツール
・Youtube(Pinkpong / cocomelon / titipo
・絵本:しかけ本が好きだったので、コロちゃんはどこ?の英語本を購入しました。色々な絵本を買ってみましたが、しかけ絵本のみ関心を持ってくれました。

3歳:好きなアニメを通じてフォニックスを学ぶ

息子は日本語と英語の区別ができるようになってきました。英語で聞かれた場合は英語で答えます。「Where do you want to go ?(どこに行きたい)」と聞くと「Park(公園)」というように自分の意志を応えられるようになっています。

一方で、機嫌が悪い時には「ママ、英語、いやだ!」と言って、自分がより心地よくコミュニケーションができる日本語で話すことを望みます。

英語はコミュニケーションのツールなので、無理強いはせず、息子が機嫌の良い時に家族で、好きなときに英語に触れられる状態でいいかなと思っています。

例えば、一緒に英語のアニメを観たり、映画の中の曲に合わせて歌ったり踊ったり。一方で、発音の基礎は大切だと聞いたので、お風呂にはフォニックスの表を貼って、遊びながら覚えています。

バイリンガル保育園では、子どもたちは3歳になり、言葉を使って遊ぶことが増えてきました。そのため、米国人の子は、米国人同士で遊び、日本人の子は、日本人同士で遊ぶほうが彼らにとっても楽しく楽になってきたように思います。

そんな中で、息子には完璧にこだわらず、言語をお友達と仲良くなるツールとして、楽しみながら遊び続けてほしい、そんな思っています。

ツール
・Youtube(Super JoJo) Netflix(Cars)
・フォニックスのお風呂ポスター
・絵本:恐竜、電車、動物、新幹線の英語の絵本に興味を持つようになりました。

これから:親が楽しく学び続ける姿を見せること

言語学習は腹筋のようなもので、継続が何よりも大切です。歯を食いしばって努力する環境よりも、楽しく使える環境を作り続けることが重要です。

また、AIの登場により、「英語が話せること」の意味合いや学習の方法も変化していくと思います。

AIを活用して英語を扱うには基礎的な語彙力や文法力が必要だ。文法力といっても細かな知識ではなく、視点や語順の違いなどから日本語と英語を相対化できるような力が求められる。AIの出力する結果が大意として正しいかどうかを見極めなければならないからだ。

AIを介した言語コミュニケーションを行うには対人理解、つまり相手の背景を理解し、お互いの主張を擦り合わせる能力が大事になる。国際理解もこれまで英語を中心に行われてきたが、今後はそのリソースを他言語に振り分けることも必要かもしれない。

日本経済新聞


テクノロジーが進化する中でも、変わらないのは、言葉はコミュニケーションをより豊かにするためのツールであること。

自分を理解し、相手の状況を理解し、不確実な未来に対してコラボレーション(共創)できるよう意識していきたいと思います。

そのためには、親の私自身が楽しくコミュニケーションできるように英語を使ってみる姿勢をもち続けたいと思います。




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