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人間観察がヒット商品に/実証実験でイノベーション【日経朝刊連動】#現場主義で得られたこと 投稿まとめ

日経COMEMOスタッフの山田です。こんにちは。月2回掲載の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介いたします。

こちら11/22(月)日経新聞朝刊の記事です


こちらは11/22(月)日経朝刊記事です。「働きがいはなんですか」シリーズ、5回目のテーマは、現場主義です。

「官僚の役割とは何か」。新型コロナウイルスへの対応などをめぐって厳しい批判を受ける厚生労働省で、現場に入り込んで自問する官僚の姿を描き出しています。

退職を考えたことがある。30代の頃、元幹部の不祥事で国会答弁書づくりなどに追われたが元幹部からはねぎらいどころか罵声を浴びた。「偉い人の後始末をするために役人になったんじゃない」と不満が募り、働く意味を見失いかけた。異動先で役所を超えた付き合いで仕事を楽しむ上司に出会い思いとどまった。

日経COMEMOで投稿を募集「#現場主義で得られたこと」


日経COMEMOではこれに関連して、#現場主義で得られたこと、について意見募集しました。

・現場主義を実行したことで、得られた経験を教えてください。これまで見えていなかったこんなことが見えたなど、あなたの具体的な経験を投稿してみてください。
・あなたが考える現場主義とは、仕事に対するどんなスタンスでしょうか。もし現場主義が以前よりやりにくくなっているとすれば、それはどんな要因からでしょうか。
・DXの時代の現場主義とは何でしょうか。あなたが考える「これからの時代の現場主義」を投稿してみてください。

こちらは日経朝刊でご紹介した投稿です


今回は皆さんからいただいた投稿のうち、11/22付の働き方イノベーション面では、本間充さん、西村創一朗さん、林宏昌さんのご意見を紹介しています。

花王出身の本間充さんは、店舗で消費者の行動観察を行ったことが今に生きていると指摘します。例えば電車の中で乗客がスマートフォンを見る様子や女性がメークする様子など、何をしているかを観察するそうです。「現場で行動を観察し『なぜ』と考えることでヒット商品開発やマーケティングのヒントをもらえる」。多様性の時代だからこそ現場主義は重要だと主張していました。

西村創一朗さんは、現場主義にもいろいろあるとの見方。トップダウン型ではないボトムアップ型の現場主義は、下手すると「現場迎合主義」になると指摘します。日本でDX(デジタルトランスフォーメーション)がなかなか進まない理由もここにあると見ています。西村さんはトップダウン型の意思決定と現場重視を併せ持つ「現場包摂主義」を提唱していました。

企業の働き方改革を支援するリデザインワーク(東京・港)の林宏昌社長は「現場の改善」などにとどまらず、イノベーションを目的とするタイプの現場主義に移行するには、現場で小さな実証実験を行うのが有効との見方です。実際にサテライトオフィスを活用し営業の生産性を高める方法を開発したといいます。

このほかにも、多くの投稿をいただきました。現場主義、というと工場の生産ラインが思い浮かんだりしますが、私などは警察による「聞き込み」などという言葉を思い出してしまいます。職業や仕事によって、現場主義を表す言葉はいろいろありそうですね。今回、皆さまの投稿を拝読して、ひと口に現場主義といってもDXの時代、働き方改革が求められる今の時代には、さまざまな新しい現場主義が求められていると痛感しました。

みなさんのご投稿、以下、ご紹介します。ぜひご一読ください。

いつも投稿企画にご参加いただきありがとうございます。

次回テーマもちかく意見募集しますので、こちらもよろしくお願いします!

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寄せられた投稿は、私たち日経COMEMOスタッフがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。

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