折れていなかった個人の投資意欲
投信経由の買い越しは年初来9兆円に到達
9月9日、財務省から発表された8月分の「対外及び対内証券売買契約等の状況」は相場急落を受けた家計部門の投資意欲がどのように変化したのかを確認する意味で非常に興味深い内容でした。また、機関投資家の中でも目立った動意があり、この点も注目されるものでした:
周知の通り、2024年1月以降、非課税枠が拡充されたNISA(新NISA)が導入され、家計部門は外貨建て資産(とりわけ米国株)への投資を重ねてきました。その勢いは昨年までのそれとは別次元