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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM もっと読む
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇        ◇       ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

「小さくても成り立つ経済」に夢を感じる。

何気なくWWDジャパンのポドキャストを聞いていて、ふと気になるコメントがありました。趣旨としては、原宿のファッションが世界に存在感を示せないなら、日本ファッションが世界に存在感を示せるはずがない、というのです。 話の流れは以下です。 原宿は銀座、池袋、新宿、渋谷などと異なり、鉄道駅の乗降者数が圧倒的に少ない。しかも、原宿や表参道の駅を利用してこの地域に来る人はショッピングを目的としている。つまり仕事のためではありません。その原宿は世界への情報発信地として名をはせてきたが、

社会や文化の変容における「フェーズ」と「サイズ」

お疲れさまです、uni'que若宮です。 今日は社会や文化の理解における「フェーズ」と「サイズ」について書きたいと思います。 「誰一人取り残さない」と「満場一致」はちがう社会や文化の変容のプロセスにおいては、それまでの常識と異なる新しい価値観が理解されづらかったりします。 働き方改革やDX、教育、ジェンダーやダイバーシティの問題でもそうした場面を度々目にすることがあります。既存の価値観に安住している大多数の人にとっては「価値観を変える」方が多くのカロリーを消費するため、

私の人気のあったnote記事は?

年末なので、1年間を振り返る 年末には、私たちは1年間を振り返ります。そこで、今回は、私のnoteの記事でアクセスの多かった記事から、この1年間を振り返ろうと思います。noteでは、今日から1年前の間でのアクセス数が確認できるので、2021年12月8日から2022年12月7日で集計してみます。 1番人気は、[コトラーの『マーケティング5.0』に学ぶ、社内のデジタル議論の進め方] アクセス数が一番多かったのは、 と、2022年5月公開の記事でした。 29,525ビューと、多

リクルートやサイバーエージェントに並び、超えるようなGreat Companyを本気で創りたい

株式会社Nateeの代表をしてます小島領剣です。 本日弊社はシリーズBで4.2億円の資金調達を発表致しました。ベネッセさんをリード投資家として、リヴァンプさん、静岡キャピタルさん、GMO NIKKOさん、複数名の個人投資家を新たに株主に迎え、そして既存株主からXTech Venturesとキュービックベンチャーズには追加で出資をいただきました。 今回のラウンドでは、これまで案件等の取引があった企業だったり、長期的にリレーションがあった個人の方からのみの調達になります。事業

メタバースの本質—すべてが見えている世界

「メタバースって、懐かしいです」―22歳と23歳の若者と議論をしていて、メタバースが話題になった。「小学生のころ、学校から帰ったら、メタバースのようなゲームで遊んでいました。最近、話題のメタバース、懐かしい」という。そう、彼らの言うのは、十数年前に大流行したゲームのセカンドライフで、現在のメタバースはここからはじまっている。 1 メタバースの世界―仮想と現実の関係   【メタバースが話題。バーチャルな街で、世界中の人と会話ができたり、土地の売買もあるという。仮想と現実の関

円高・ドル安では解決しない「安い日本」

「米金利低下に伴うドル売り」vs.「貿易赤字に伴う円売り」 11月以降、米金利主導でのドル安を背景にドル/円相場の調整が続いています。12月1日には8月中旬以来、3か月ぶりの135円台ということもあり、「円安(ドル高)は終わったか?」との言説もにわかに増え始めております: しかし、年後半の米インフレ率のピークアウトとそれに合わせたFRBの利上げペース減速は元々指摘されていたストーリーです。今後の大局観として「ドル全面高による円売り」の部分は米金利低下と共に引き続き巻き戻し

人的資本開示に向けて、まず最初に取り組むべきこと。自社の人材戦略に沿ったストーリーのあるデータ開示を。

皆さん、こんにちは。今回は、「人的資本開示」について書かせていただきます。 「人的資本」とは、人材や人材が持つ技能、スキル、知識、経験、意欲などを指します。従業員を「コスト(人件費)」ではなく「資本」と捉え、非財務情報を開示することで企業の本質的な価値を測る動きが広がっています。 ここ数年間で、何度となくこの言葉を見聞きしている人も多いと思いますが、改めてなぜ今「人的資本経営が必要」と言われているのでしょうか。 また、何の情報をどの程度開示し、それをどのように人材戦略や経

著書「新型コロナとの付き合い方」本日発売です。

 2020年6月からキーオピニオンリーダーとして月2回のペースで主に新型コロナに関する記事を投稿して70記事目となりました。以前より何らかの形にしたいと考えていたところ、ある出版社からご提案をいただき、この度書籍として発刊することになりました。「日経COMEMOの集大成」とも言えるものでもあり本日発売になりました。お読みいただければ幸甚です。  2022年夏の第7波が収まりつつある頃から、ようやくウィズコロナへの舵がきられるような対応が散見されるようになりました。現在再び感

反撃力|接客業での底力|PRESIDENT-SHIPS

接客業はとても難しい仕事です。丁寧にお客様に喜んでもらえるよう精一杯頑張っても、理不尽なクレームや高圧的なお客様に出会うことも。接客業のリーダーの資質として必要な反撃力とは。 ■接客業とは接客業には様々な仕事があります。 接客業の最も大きなやりがいや魅力は、人の役に立ったり、人を喜ばせたりできるという点です。お客様から直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらえることは、接客業ならではの魅力でしょう。 多くの方がアルバイトや正社員として接客業を経験したことがあると思いますが、

ユーロ圏インフレ率は本当にピークアウトしたのか?

本当にピークアウトしたのか? 11月30日に発表されたユーロ圏11月消費者物価指数(HICP)は前年比+10.0%と前月から▲0.6%ポイントも減速しました(以下特に断らない限り前年比とします): 減速は1年5か月ぶりの動きですが、これはエネルギーが+41.5%から+34.9%へ減速したことを受けた動きであり、後述するようにそれ以外の項目が顕著に減速したわけではありません: 資源価格のピークアウトがヘッドラインのインフレ率を押し下げるという展開は事前に想定された方向感で

Twitterの変質は地域PRにも影響大

10月30日にイーロン・マスク氏がTwitterの買収を完了させて以降、混乱が続いています。地方自治体をはじめ、地域にとってもPRメディアとして欠かせなくなっているTwitterの「変質」がどのような影響をあたえ、どうそれに対処すべきなのかを考えます。 モデレーションチームを大幅削減買収前よりマスク氏は75%もの大幅な人員削減計画を示していました。 創業以来ユーザー数(世界のアクティブユーザー3億3,300万人、日本国内は4,500万人)は伸びつつけた一方で、日本円で33

総合経済対策に対する評価

2次補正28.9兆円、見えぬ効果・使途 予備費・基金が半分: 日本経済新聞 (nikkei.com)  政府は物価高対策や新しい資本主義の加速などを掲げた経済対策は事業規模71.6兆円のうち財政支出は39兆円、第2次補正予算案の一般会計は28.9兆円となりました。しかし、政策効果が未知数の事業も混じったものになっています。 直近の2022年4-6月期のGDPギャップ率は、内閣府の推計によれば▲2.7%、年換算で▲15兆円程度の需要不足が存在していることになります。ただ、過

テクノロジーvs「それってあなたの感想ですよね」

サッカーW杯、何年振りだろうと思うくらいの徹夜をして(一回寝たら起きられないと思うから)見ました! いや~すごいね、日本代表。ドイツ、スペインという優勝候補国を下してのグループリーグ1位でのラウンド16進出。おめでとうございます。 早朝、テレビに向かって「どーーーーあーーーーん!」って叫んでしまいましたw 正直、前半見ていた時は、スペインから全然ボールとれないし、日本の凡ミスも多かったし、先制点取られてしまったし、「こりゃダメかな」と思ったものでした。ところが、なんてこ