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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM …
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇        ◇       ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

「心の中の上司」を召喚すると、意思決定が捗る

意思決定って大変ですよね。 考えることもそうだし、誰かに相談する際に言語化したり整理したりするのもそう。あるいは不確実性が高く正解がわからないなかで、それでも何かを決めて実行していくのは不安がつきまといますが、やはりこれも大変で、疲れる。それでも避けては通れません。 「心の中の岡本さんが『GoGo』と囁いてる・・・」2年前くらいだったでしょうか。 当時僕はSmartHRのユーザーコミュニティ「PARK」を運営するアドボカシーユニットのマネージャーを担っていました。同じく

意思ファーストの経験を重ね続ける。それが私の勉強法。

「実践している勉強法」というお題を見た時、まず思い浮かんだのは、幼い頃、勉強がとても嫌いだったということだ。中学生くらいまでは算数や数学が好きだったが、決してそれらが勉強だと感じたことは無かった。当時は、ただただ問題を解く楽しみを満喫していたと思う。でも、答え合わせはするが、解き方をみることはなかった。大事にしていたのはスピードで、圧倒的なスピードで解く方法論を生み出すのが楽しかったのだ。今から振り返れば、自分が生み出したと思えた方法論も既に世の中には存在していたのは間違いな

二拠点生活のススメ。

みなさんこんにちは、澤です。 前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです! ※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね! まずはこの記事。 若い世代にも二拠点生活が広がっているとは! 素晴らしいことです! まぁ、記事をよく見ると「興味なし」が過半数ですけどねw それはともかく、拠点を複数持つという選択は、コロナ以降ある程度の認知がされている気がします。 ボク自身、2020年の12月

多様に変化し始めた中学入試のいま

首都圏の私立中学校入試は、加熱する「中堅校人気」に引っ張られるように偏差値や進学実績といった従来型の学校の選び方に加えて、「その学校でどのような学びがあり、どのような体験ができるのか。」教育の中身の部分をしっかり吟味・精査した上で受験に望む家庭が増えています。 私立の中学校は学校それぞれ独自の取り組みをしていることが多く、どんな学校が自分の子どもに合っているのか、受験生・保護者は選ぶのが年々難しくなっているとも言えます。 通常の4科目(国・算・理・社)や2科目(国・算)の入学

[レポ]フランクフルト・ブックフェア2024:マンガの行方と「ニューアダルト」の台頭

ドイツのフランクフルトで国際書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」が開催されました。今年も様子を見てきたのでざっくりレポートしてみます。 10月16日から20日まで開催されたフランクフルト・ブックフェアですが、76回目となる今年は23万人(業界関係者+一般来場者)を動員し、世界153ヵ国から出版社など4,300ブースが出展しました。昨年よりも微増したようです。(主催者公式発表) ただ、コロナ前となる2019年の30万人超/7,450ブースの水準には戻っておらず、出展費用

イベント成功の隠れた立役者 - プロカメラマンの重要性 #おかしなサマースクールin愛知 における 野村優さんの存在

イベントの成功を左右する要因は多岐にわたりますが、意外と見落とされがちなのが事後レポート用の写真撮影です。プロのカメラマンを起用するかどうかが、イベントの印象を大きく変える可能性があります。 写真撮影への投資が増加傾向日本経済新聞の報道によると、写真館などでカメラマンに撮影を依頼する料金が4年前と比べて6%以上上昇しています。 これは、「晴れの日」の写真撮影に対する需要が根強いことを示しています。企業イベントにおいても同様の傾向が見られ、質の高い写真への投資が増えています

学びを阻害する「減点中毒」に気をつけよう!

お疲れ様です。メタバースクリエイターズ若宮です。 今日は「減点中毒」に気をつけよう!というお話を書きます。 時々出没する減点レビューをつける人僕は時々、アート思考や新規事業、ダイバーシティに関することで、企業や自治体さんからセミナーやワークショップ、研修を依頼されることがあります。 そんな時の研修後のアンケートで、ごくたまに非常に低い点数をつける人がいます。で、こういう人を観察してみて、「減点中毒」ともいえる症状に陥っているケースがあるなあ、という気がしています。 基

欠乏感とは所得の多寡ではなく「どれだけ取られたか」で決まる

「モノより思い出」という名コピーの広告があった。1999年の日産セレナの広告である。 1999年といえば、すでにバブルが崩壊して時がたち、直前に銀行や証券会社も破綻して、不景気まっしぐらと突き進む入口であり、若者にとっては氷河期と真ん中でもあった。 が、その頃はまだ国民全体に「モノより思い出」に共感できる心の余裕があった。 今、20-50代の現役世代は、心の豊かさより物の豊かさを重視するようになってしまっている。 なぜか? そんな記事を書きました。ぜひお読みください。

海外ワーケーションは、アイデアの宝箱。Z世代の企画屋の僕が、3ヶ月に一度旅をする理由

先日、経営合宿の一環でオーストラリアでワーケーションをしてきました。 ぼくわたではこれまで、メンバーが住むフィリピンを訪れたり、メンバーとフィンランドに行ったりと、さまざまな国でワーケーションをしてきました。 今回のオーストラリアでは、仕事をしながらメルボルンを観光したり、ワイナリーに行ったりと、日本とはまったくく異なる環境のなかで過ごし、新たな刺激をたくさんもらいました。 もともと旅が好きな僕ですが、どんなに仕事が忙しいなかでも、「3ヶ月に一度は海外ワーケーションをす

タイパを求め失敗を恐れる消費者 ネット文化がリアルに波及

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 最近なんとなく思っていたことが記事になっていたので紹介したいと思います。それは「本のタイトル、長くなってない?」というものです。 なんとなく感覚的に思っていましたが、実際にデータでもこの傾向が見られるとのこと。かつてはビジネス書であれば著名な経営者の本がベストセラーの常連でしたし、文芸書でも賞を受賞したものなどが主流でした。 最近ではSNSの浸透もあり読者の好みが細分化。編集者もネットの小説投稿サイトやブログなどから新人を発掘し

陥りがちな失敗例から学ぶ、「変革」を成功させるために抑えておくべきこととは。

皆さん、こんにちは。今回は「組織変革」について書かせていただきます。 今回ピックアップした記事には、パナソニックグループの全社改革プロジェクトについて触れられていますが、どの企業にも長く会社を続けている過程には、「変革」が必要なフェーズが必ずあるはずです。 変革を行い、その状態を常態化させ、業績も組織も伸ばしていく。 無事に変革が完遂したと言えるのは、変革させようとした姿が常態化して初めて成功したと言えると思います。 企業経営におけるどのような場面で、会社全体や組織の変

〇〇人と間違われて怒る人たち

イタリア人の友人と雑談しているとき、彼の口から笑いながら出たのが以下のセリフです。 ぼくが「ソーシャルメディアを眺めていると、私は日本人なのに中国人と間違われたと怒っている人が少なからずいて驚くよ。ミラノに住んでいる日本人でもそういう人いるし・・・ヨーロッパ人の間で〇〇人と言われた!と怒るっていなよね」と話したことへのコメントです。 ぼくは、怒っている日本の人をみると「要は、頭が古いんだ」と思うことにしています。人種差別とかはひとまず脇において、です。 例えば、ミラノ市

博物館の「未来をつくる」お手伝いをしたい

オシロ社は「日本を芸術文化大国にする」をミッションとしている。 そのため、これまでアーティストやクリエイターの継続的な活動をコミュニティの力で支援すべく、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を開発・運用してきた。現在、OSIROはアーティストやクリエイターだけでなく、ブランドや企業、さらには企業内の社内コミュニケーションツールでもお引き合いをいただけるようになった。 しかし、ぼくとしてはオシロ社を創業以来、実現したいと思っていることがある。むしろ、これな