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日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM もっと読む
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日経COMEMOはじめての方へ

はじめまして、日経COMEMO(コメモ)運営チームです。 私たちは、日本経済新聞社がnote上で運営している投稿マガジン【日経COMEMO】の運営チームです。現在のメンバーは6名。日経の中で、新規事業にチャレンジする部門として、日々、試行錯誤を繰り返しながら活動しています。 ◇        ◇       ◇ まずは、日経COMEMOについて簡単に自己紹介させてください。 日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のビジネスリーダーたちから、毎月約200本

「投機の円買い」vs.「実需の円売り」

「投機の円買い」vs.「実需の円売り」 為替市場でしばしば投機筋の動向として注目されるIMM通貨先物取引における円ポジションに目をやると、2023年1月17日時点で▲22.4億ドルと2021年3月9日週に売り越し(以下ネットショート、▲45.1億ドル)に転じて以降では最小の売り越し額を記録しています。プラザ合意以降で「史上最大の円安」となるドル/円相場の急騰が始まったのが2022年3月で同月の平均が▲77.2億ドルのネットショートでした。ネットショートの金額だけで言えば、20

メタバースに感じる3つの次元拡張の可能性

お疲れさまです。uni'que若宮です。 今日はちょっと「メタバースの可能性」について書きたいと思います。 というのも先日、バーチャル美少女ねむさんの『メタバース進化論』を読み、(単にビジネスバズワードとしてではなく)改めて「メタバース」には、もっとベースのところで人間の活動を変容させる可能性があると感じ、大いに共感したからです。 「メタバース」って?いまやどこでも聞くようになった「メタバース」。ちょっと広すぎる概念で、定義があいまいというか、なんでもかんでも「メタバー

欧米ニュースメディア業界の2023年トレンド予測〜ロイタージャーナリズム研究所レポート

毎年1月に公開されるデジタルニュース業界における恒例の調査レポート、英オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所による「ジャーナリズム・メディア・テクノロジー動向・予測調査(Journalism, media, and technology trends and predictions)の2023年版が先日1月10日に公開されました。今年は53の国と地域のメディア業界の経営や編集のエグゼクティブ303名からのアンケートに結果に基づいてまとめられているとのことですが、今

3人の子どもの子育て中に気がついた、自立したチームづくりのコツ「真ん中を活かすこと」

コロナ禍も4年目を迎え、オフィスへ出社するスタイルに戻った方も増えてきているようです。オンラインとオフラインをいったりきたり、顔を合わせることが増えてくると、この3年の空白によって関係性構築、マネージメント面など、ルールやセオリーがいろいろリセットされているような感じがしている方も多いのではないでしょうか。 私はKATALOKoooというクリエイターをサポートするプラットフォーム事業をしているのですが、もともとコロナ前からスタッフとのやりとりも基本はリモートで行ってきました

フリーランスが成功するためのプレゼン力。

私は仕事柄「プレゼンテーション」をしたりされたりすることが多い。皆さんはどうだろう。ご自分のビジネスにおいてプレゼンをする機会やされる機会はあるだろうか。 プレゼンというとスクリーンがあってPowerPointやKeynoteで作成したシートをスライドさせながら形式ばったレクチャーをするものだけだと思っている人も多いだろう。 それはある意味その通りなのだが、私が言う「プレゼン」とはそれだけではない。 スタバで待ち合わせた見込み客にセールスしたりクロージングをするのもプレ

ポスト・コロナと喜ぶ前に

政府は今春から、感染症法の分類上、新型コロナウイルスを季節性インフルエンザと同等の「5類」扱いに移行する予定だ。この措置により、濃厚接触者の待機は自主判断となり、「コロナといっても、まあ風邪みたいなものでしょう?」という楽観が当たり前になるだろう。 経済再開に気をもみ、コロナ明けを喜ぶ気持ちは十分わかるものの、パンデミックを「なかったこと」にすることはできない。特に、自然災害の爪痕とは異なり、一見、傷跡が見えにくいからこそ、これから政府、企業、個人のレベルで注意と養生が必要

神風吹く欧州経済

ロシア・ウクライナ問題を考えると、地理的要因から欧州経済には最も大きな打撃があると考えるのが普通である。ところが、思った以上に今年暖冬であったこと、ロシアからの一部のパイプラインが継続的に稼働していること、ドイツ・英国の風力発電やフランスの原子力発電が安定したエネルギーを供給していること、また、中国の景況感が戻らなかったことにより中国のエネルギー購入が少なく済んだこと、などがそれぞれ功を奏し、欧州のエネルギー価格は下落してきた。 1月19日午前に発表された11月の国際収支デ

ビジネスと教養は矛盾しないー新教養考⑥(最終回)

博覧強記の開高健や司馬遼太郎の毎週の連載を待っている人たちがいた。この次がどうなるのかを考えながら、1週間、次の号を待った。連載後に単行本となって一気読みするのと、毎週号ごとに読むのとでは、その作品への向き合い方・入り込み方が違った。作家の息遣いや知性や教養に、毎週触れていくなか、自らが成長していくような気がした。それを100年間担いつづけた「週刊朝日」が休刊する 「週刊朝日」の発行部数の推移に驚かされた。1950年代の発行部数100万部以上が、直近は7万4000部になった

成長するためには外側だけでなく内側にも意識を。

こんにちは。Funleashの志水です。 昨年は私のnoteを読んでくださりありがとうございました。 新しい年が始まり半月近く経ちました。お正月モードはあっという間に消え去り、長くて平凡な日常が戻ってきました。 お正月に今年の抱負や挑戦したい目標を立てた方も多いのではないでしょうか。 私の場合は、年末年始に風邪をひいて寝込んでしまったために、じっくりと一年を振り返る時間を得ることができました。 昨年の仕事や活動を振り返って〇、△、xで採点してみると、残念ながら○がつくもの

日本人は本当に学ばないのか。リスキリングを進めようとしても進まない4つの壁。

皆さん、こんにちは。今回は「リスキリング」について書かせていただきます。 2022年は「リスキリング」という言葉を目にする機会が非常に多く、日本政府も「今後5年間で1兆円投資する」というくらいの気合いが入ったテーマの一つです。それを支援するための助成制度も生まれています。 DXが企業の生き残りのカギとなっている今、これまでの知識やスキルに依存することなく、新しい領域に飛び込む人材を育成する重要性は今後も高まっていくことは間違いありません。 しかし、各企業の狙い通りにリス

#共通テスト痴漢撲滅 について思うこと。

お疲れさまです。uni'que若宮です。 今日はちょっと今ある運動を巡って起こっている対立について書きたいと思います。 #共通テスト痴漢撲滅 を巡る対立先に述べたように、特定の人の擁護や攻撃は意図ではないので、個人名は出しませんが、流れだけざっと書きます。 こちらの記事にもあるように、 現在、共通テストの際の痴漢を撲滅する取り組みが広がっています。 引用するだけでも卑劣すぎてむかっ腹が立ちますが…こういう人がいるから安心して「表現の自由」だとか言えないんですよ?

DXが「災害に強い」地方を作る

先週の1月17日は1995年の阪神淡路大震災から28年目となる日でした。大阪で暮らしていた筆者は大学生の時にこの震災を経験しています。2021年には東日本大震災が起こり、現地での写真修復ボランティア活動や、復興に向けたITハッカソンに参加・取材を行ったりもしています。 2つの震災とその後の復興の歩みを比較して大きく異なるのは、やはりインターネットの存在です。95年の震災直後にわたしは神戸に向かいましたが、iモードの開始が99年ですから停電するなか移動しながらの情報入手の手段

20兆円超えの貿易赤字の行方~「輸入増加」の次は「輸出減少」か~

  輸入増加の次は輸出減少 1月19日、財務省が発表した貿易統計(速報値)によると、2022年通年の貿易収支は▲19兆9713億円の赤字と比較可能な1979年以降で最大の赤字を記録しました: これまで過去最大の赤字だった2014年(約▲12兆8000億円)の1.5倍以上に相当する赤字です: もちろん、資源高は昨年央に、円安は昨年11月以降にピークアウトしているため貿易赤字は今後はっきりと減ってくるはずです。しかし、原油価格はピーク時ほど高くないものの、パンデミック前に比