「肩書」より「役割」。10年会社が続いた私の、声がかかるポートフォリオのまとめ方
3ヶ月前に出した、「独立したときにやってよかったこと」をシェアしたこちらの投稿が割と好評で。
この続編になったら良いなという、仕事を生まれやすくする「効果的なポートフォリオのまとめ方」を投稿したいと思います。
4月28日に成立した、フリーランス新法。下記の社説の中にも書かれてますが、まだまだ働き手としての安全網は脆弱。自分の才能で勝負するしかありません。さらに、持っている才能を上手に表現して伝える必要がある。バンバン呼ばれるためのポートフォリオ作り、私も10年悩まされてきました。
私は、専門職でなく、総合職、何の仕事しているかわかりづらい「何でも屋さん的ポジション」でずっとやってきた。最近やっと、どう整理するべきかわかってきたので、同じような悩みを持つ方に共有できれば。
仕事を紹介しようとするとき、事例としてつい「これをやりました」と出しがちなんですけど、これは「アートディレクター」とか「建築家」とかは映し出されているもの全てにかかわっていて直結するからいいんですが、それ以外の職種の場合はポートフォリオにしづらいものです。
よく、関わった企業のロゴを並べてるホームページとかありますけど、、あれはけっこうずるいですよね。(取引銀行じゃないんだから---)
今回おすすめしたいのは、「役割で出す」と言うやり方。
私でいうと、
のどれかになります。
この、(カッコ)書きに自分がやってることを紹介することがけっこう重要で、これがないと「共通言語=お互いの想像と違った」ということになりかねません。自分の言葉で、説明しておくようにしましょう。
見せ方としては、役割の一覧を見せたうえで、ポートフォリオをならべ「このプロジェクトには、この役割で入りました」と説明をするのがおすすめ。
自分自身が料理のメイン食材だったのか、隠し味だったのかを明らかにしておくことが重要なんです。
こうして事例を並べておけば、どの役割でどう動いていたかイメージしてもらいやすいし、役割の兼任をしているケースも、わかりやすく伝えることができ、解像度の高いアピールにつながります。
具体例を示しておきます。私が一緒に働いている「コミュ力お化け」の女子がいるのですが、その子はこういう感じです。
もう一例。この記事を一番に目を通して編集してくれている彼はこうです。
例として書いてみましたが、この(かっこ)書きこそ、とても重要。これってどういう意味ですか?ともなるのも良いかも。
この「役割」記載の上で、この役目で入ったよ事例が10個以上並ぶと案件との距離の取り方も見えてくるような気がしませんか?
独立して仕事をする人にとっては、こんなふうにして、自身の活動範囲を肩書だけでなく「役割」で示せるようになると、またお仕事の訪れ方って、変わってくる。「呼ばれる」仕事人、盛り上がっていきましょう!