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閉塞感とは変化量0状態 打破する可能性を定量化評価できる?

閉塞感が漂う世界の中で生きていくのは、とても厳しいです。そういう厳しさに身を置き続けることは、本当に嫌なので、変えていきたいです。変化は、2つの側面から起こせると考えています。

「社会を変える」か「社会が変わったように見える」か

「社会を変える」は「周囲を変える」に、「社会が変わったように見える」は「自分が変わる」と言い換えられます。その人の置かれている環境や、その時の状況によって、どちらがやりやすいかは違ってくると思います。

以前、閉塞感について書いたことがあります。

「閉塞感」とは、「今日できないことは、一生できない」「今日できることも、いずれできなくなっていく」ということだと思います。その逆は、「今日できないことも、できる明日がくる」と信じられることだと思うのです。具体的には、「誰かと手を組む」「道具を活用する」「学び続ける」の3つがあれば、きっと閉塞感のない日々を送ることができると思うのです。

漫画家志望から起業へ(後編)筆者

「閉塞感の真逆」を求めたときに、僕は「可能性を感ずること」に至りました。

数値化できるのか?

様々な尺度で計測され、その達成度などについて、客観的な指標が用いられています。

僕が閉塞感からの脱却を目指した「可能性を感ずること」ができているかどうかを、定量的に評価することは可能なのでしょうか。専門家のご意見も聞きたいところですが、まずは主観的なところから挑戦してみたいと思います。

閉塞感ど真ん中だった頃

仕事の仕方として、発注いただく業務(原稿依頼)を、高品質で効率よくこなす(執筆する)ことを目指して最適化していました。しかし、一定の受注量を超えたことで、効率化では品質が保てなくなってきました。

また、生活そのものの根幹部分であきらめを抱くようになり(これついては、別記事で離婚に至る流れを書いたことがあります)、それに伴い、仕事に対する効率化や高品質に対する成長意欲も失われていきました。

結果として、次第に案件自体が減っていき、収入の激減につながりました。

定量化できるものとして、収入の激減がありました。また、収入が減ることによって2つの制限ができました。金策に動くことによる時間の制限と心理的負荷の増加と、投資できる資金が乏しくなることにより体験の制限がかかりました。

この負荷の増加と体験の制限から、「今できないことは一生できない」し、「今できていることもいずれできなくなる」というマインドセットに陥りました。尻すぼみの人生しか思い描けず、お先真っ暗という言葉がぴったりくる気分でした。

転機

その中で転機となったのは、「資金に左右されない」「新たな出会いと体験」を通じて広がる視野でした。

自分の内面が変化することで、世界が違って見えたのです。世界が違って見えることで、現状そのものを大きく変えてみたい、という気持ちが生まれました。

世界を変えることはできないとあきらめていたスタート地点から、世界が違って見えるようになったことで、世界を変えてみたいと願うようになりました。

それを転機に、本気で自分の周りの世界を変えようと考え、動きました。ともに過ごす人を変えました。離婚もそのひとつです。また、新たに向かっていきたい生活にそぐわないと思われる付き合いも、バッサリ切りました。相手が悪いわけではないのですが、まずは自分の未来を大切にしようと思い、あえて付き合わなくなりました。次第に疎遠になると、そのままとなりました。また、時間の使い方や働き方も変えました。

定量化できそうな項目

考えてみると、これは定量化できそうです。

  1. 共に過ごす人の、人数や過ごす時間など

  2. 消費時間と行動内容

  3. 任意のタイミングでの上記2項目の変化量

これにより、どのくらいダイナミックに変化できたか、ということが定量評価できそうです。

2022年には、経営に関わっているベンチャーでも、経営体制を含めて、大きな変化を起こしました。それによって、大きな可能性が生まれ、その可能性を押し広げ、具現化するために活動できるようになりました。

閉塞感とは変化量0状態

閉塞感とは、この変化量が0になった状態を指すのだと思います。その逆の、可能性を感じられる状態とは、変化量の大きな状態なのではないでしょうか。また、その変化を起こせると感じられる状態のこと。

流動性が求められるのも、変化が求められるのも、こうした閉塞感の打破を求める機運の高まりなのだと思うのです。社会全体の大きな変化を起こすには、個人の身の回りの小さな変化が大切で、それこそが大きなうねりを起こすのではないでしょうか。

来年もまた、変化を起こし続けていきたいと思います。小さな変化を無数に生み出し、大きなうねりを起こす、その一助になればと願っています。

まずは、このあと、仕事場の大掃除から始め、いろんなものを捨てて、新しいものを迎え入れるスペースを空けたいと思います。

良いお年をお迎えください。

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