【テーマ企画まとめ】デジタルトランスフォーメーションに取り組んでいますか

2019年10月30日 12:12

会社を丸ごとデジタル技術で変えていく「デジタルトランスフォーメーション」（ＤＸ）。どのような形で進めていくのが理想なのか。また取り組みを進めていく上での悩みやハードルは。COMEMOのテーマ企画に集まった主な投稿をご紹介します。

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アウトブレイン顧問の本間充さんは、「みんなで議論したデジタルトランスフォーメーション時代の事業について、社長は自ら『その企業らしい事業なのか』判断を行う必要がある」と指摘します。

電脳コラムニストの村上臣さんは、過剰なビジネスマナーがＤＸを阻むと指摘。「とりあえずミーティング」や「名刺文化」などに効果あるのか、まず考えることが必要だといいます。

レクターの広木大地さんは、もう１つのＤＸ、デベロッパー・エクスペリエンスも重要だと指摘。技術者とビジネスラインにいる人々が、ともに新たな価値観を生み出すことが大切だと説きます。

ビービットの遠藤直紀さんは、日本の音楽市場でストリーミングなどの音楽配信が進んでいないことを指摘。その結果、デジタル化によってもたらされる所有から利用への転換がもたらす価値を消費者が享受できないでいることが問題だといいます。

ブランディングテクノロジー執行役員の黒澤友貴さんは、ＤＸに成功した例としてすかいらーくや無印良品を挙げ、組織の意思決定構造や顧客との向き合い方を最適化する必要があると分析しています。

Collabogate共同創業者CMOの栗原宏平さんは、オランダの総合金融機関INGグループのＤＸ事例を紹介。組織として顧客中心設計への移行、デジタル技術を通じた顧客体験の向上、外部環境の変化を前提とした組織設計と評価システムが重要だと指摘します。

ＤＸというキーワードはそこまで頻繁に目にするキーワードではない、という印象を持っていたというメディアコンサルタントの市川裕康さん。改めてデジタルトランスフォーメーションという言葉がどのようにSNS上で話題になっているかを解析ツールで分析しています。

アプリ開発クラウド、ヤプリの島袋孝一さんは、トップと情報システム担当幹部の合意形成と、現場に対する手厚いバックアップが必要だと説きます。

IoTNEWS代表の小泉耕二さんは、DXはデジタル化ではなく企業全体をデジタルネイティブに生まれ変わらせることであり、「簡単なことではないが、実現できないとデジタルネイティブ企業に駆逐される産業分野は今以上に増える」と予想します。

みなさま投稿ありがとうございました！新聞のまとめでは、本間さん、村上さん、広木さん、島袋さんの投稿を掲載させていただきました！

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