「ととのう」感覚は至福の極み〜忙しい人たちがサウナに魅せられるワケ
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「ととのう」感覚は至福の極み〜忙しい人たちがサウナに魅せられるワケ

志水静香@みんなのCHRO&変革ファシリテーター

こんにちは。Funleash志水です。前回の記事もたくさんのスキやコメントありがとうございました!いよいよ大型連休が始まりましたね。皆さま楽しくお過ごしでしょうか?

今日はお休み中ということもあり、軽めのトピック「サウナ」について書いてみます。

サウナブームの火付け役は起業家や芸能人など流行に敏感なインフルエンサー。彼らが評判のサウナを訪れ寛いだ写真などをSNSで発信し始め、「サ道」というドラマでいっきに広がったようです。いわゆるサウナー(サウナ愛好家)が若い世代で急増し、クローズドカルチャー(ある程度同じような思考を持った人たちと寛いで話せる場や空間)として脚光を浴びるようになりました。
温冷交代浴と呼ぶサウナの入り方によって得られるリラックス効果のことを指す「ととのう」という言葉もこの頃から使われはじめました。

実は私も週に2-3回はサウナに通う生粋のサウナーです。もともとブームになる前からジムの後に入ったり、銭湯の脇のサウナを利用していたのですが、コロナで旅行が制限され、「それならサウナへ」と利用頻度が高まりました。最近はフィンランドのサウナにすっかり魅せられて、北欧のおしゃれなグッズを揃えたり、サウナを目的に各地を訪れる、いわゆる「サ旅」にもはまっています。今ではサウナが生活の重要な一部になっています。

周囲を見渡すと、「活躍している経営者」や「かっこいい大人たち」はほとんどがサウナーだという事実。(サウナに行っているから、成功している、もしくはかっこよくなるという事実はありませんw)あまりにサウナが好きすぎて、自宅に作ってしまう方も中にはいらっしゃいます。

さて、皆さんはサウナにどういうイメージをお持ちでしょうか?

サウナにはまっていると人に話すと、面白いくらいリアクションが分かれます。「私もそうなの、○○のサウナ素敵だから行ってみて」という方も一定数いますが、下記のようなネガティブ反応も多いんですよね。

・暑いのが嫌だしカラカラになるのが苦手
・流行ってるけどルールとかありそうで敷居が高い
・おじさんが多そうでなんとなく入りづらい

まだまだサウナへの誤解があるのが残念でならない!
興味はあるけどサウナを遠くに感じている、または苦手意識のある方に、ぜひ「ととのう」至福を一度は味わってほしいと思っています。

サウナに惹かれる理由

私がサウナを愛する理由は幾つかあるのですが、一番大きな理由はこれ!

元ヤフー社長の川邊さんの言葉につきます。

「リラックス効果や開放感がサウナの最大の魅力」と川辺氏。ビジネスで大事な決断を下すときには、必ずサウナで思考を研ぎ澄ましてきた
社長を務めるZホールディングスとLINEの経営統合が持ち上がった際にも、決断の前にはサウナがあった。
「本当に今実現すべきだろうか」。周囲からは様々な意見も挙がる。だが自宅のサウナに入り、頭を整理すると、初心に立ち返ることができた。「この統合はやるべきだ」

恥ずかしながら、幼少期から多動症の私は、モンキーマインド(*次々と興味やアイデアが思いつき、全く異なる仕事にバラバラと手を付けたり、頭の中が雑念で入り乱れている状態。猿が木を渡る感じ)に陥りやすく、「心ここにあらず」になりやすい。
どんどん興味の対象が変わっていくモンキーマインドを解消するためには、マルチタスクを辞めシングルタスクに変えること、そして集中力を高める時間が必要だと数年前気づきました。

常に浮かんでは消える心配・悩みなどの雑念を、自分から切り離し、手放す時間と場所が不可欠なのです。時計もスマホも本も何もないサウナはまさにマインドフルネスになれる理想郷なのです。文字通り、思考が深まり、五感が研ぎ澄まされます。なので忙しくていつもバタバタしている人にはお勧めです。

その他にも、体中の血管が拡がって血流がよくなる(サウナ浴中は通常時の約2倍もの血液が流れる)ため、身体の代謝が良くなり、肌も艶やかになるなど美容効果もあります。コロナ中に不眠に悩まされていましたが、サウナのおかげで良質な睡眠がとれるようになりました。

少し話がそれますが、サウナは暑くて苦しいと誤解されている皆さん!最近人気のフィンランド式サウナは70℃前後で基本的には低温高湿です。汗がじんわりと出る暑さではありますが、湿度が高めなので昭和の「暑くて苦しい」サウナとは全然違います。この点は強調しておきます。

サウナのもう一つの魅力は親睦を深めるソーシャルな場であること。コロナによって、友人や同僚とリアルであって食事をする機会が減りました。オンラインで話すことはあっても「人との繋がり」が希薄になってきたことは否めません。こういった人との「繋がり」を深めてくれるのもサウナの魅力です。

都会の中にあるサウナもよいけれど、普段なかなか会えない友人と共に近隣(時には遠方)にあるサウナに出かけるサ旅(サウナ旅)。これが想像以上に楽しい。森や湖などに囲まれた自然の中に建てられたサウナで汗をかき、美味しいものを食する。今まで体験したことのない解放感が得られます。キャンプなどのアウトドアが苦手な私でも「アウトドア」感覚を楽しめるし、なんといっても仕事や人間関係の悩みや疲れが全部リセットされるのです。自然&サウナ効果で身体も心もほぐれるからでしょうか、自分をさらけだして内面的な話もできたりします。サウナ効果恐るべしです。

一方、都心でも古い銭湯がリノベされサウナが併設されたり、ビルの屋上に外気浴ができるスペースを設けて、「おひとりさま」や「仲間」でも老若男女が楽しめるスサウナも生まれています。次々と個性的でスタイリッシュなサウナが開業し、サウナー仲間と情報交換することも楽しみの一つです。

最近では、ビジネスシーンでも、仕事の後に職場の人と出かけたり、異業種交流会などの場所としてサウナが選ばれたるようになってきたとか。サウナを通じた企業間の社外交流を目的とする「サウナ連合」ではネットワーキングのみならず、企業間のコラボレーションから新たなビジネスに発展することもあるそうです。

そのうち「昭和の飲み会、令和のサウナ」と認知されるのではないでしょうか。

サウナーの憧れの地「LAMP」アウトドアサウナの
カクシ2号棟(HPより)
仲間と雪の舞う中サ旅へ。サウナビルダーの野田クラクションべべーさんの姿も!こちらはコルメ(3号棟)
適度な温度と湿度で極上のまろやかさ
が味わえるフィンランド製ストーブ

サウナの入り方は自由。みんな違っていい。

サウナに関する特集や記事には「正しいサウナの入り方」みたいな内容が書いてあることがあります。これがサウナを遠ざける一つの理由かもしれません。
最低限のマナーは守った方がいいと思いますが、入り方は自由なのです。

私の場合には、下記のステップを3~4セット繰り返します。体調を見ながらやるので、あくまで「自分が心地よい」ペースを守ります。決して我慢はしません。

① 熱いシャワーか湯船で身体を温める(約5分)
② 80度程度のサウナで身体を温める(10分程度)
③ 17-19度前後の水風呂に入る(1分~2分)
④ 外に出て外気を浴びる(好きなだけ)

一連の流れの後に不必要なものが流れ落ちて頭がふわっと痺れてゆく感じ。「ととのう」瞬間の陶酔感は病みつきになります。

サウナに行く時間帯としては「1日の最後がベスト」といわれますが、私の場合には早朝や午前中に行くことも多い。頭がスッキリして気分爽快になるのでその後の集中力が全然違います。入浴時間が異なるように、自分が一番行きやすい時間帯を選ぶことです。


ここで、フィンランド大使館で働くラウラさんの記事をご紹介します。

サウナ友達のラウラさんが一緒にサウナに入ったときに言った言葉が忘れられません。

『日本は制約が多すぎる。お風呂に正しい入り方とかないでしょう?我慢しないで、自分らしく楽しめばいいのよ」

サウナの本場フィンランドには各家庭にサウナがあり、人口550万人に対し、360万くらいのサウナがあるそうです。飲み会のないフィンランドでは、早めに仕事を切り上げ家族でサウナを楽しむことが日常とのこと。
「幸せな国世界第1位」であるフィンランド。幸福度が高いのはサウナの効果かもしれません。

サウナが地方を元気にする?

綺麗な水と豊かな自然がある日本はサウナと親和性が高い。そんな理由から、日本各地でサウナが次々と誕生しています。行きたいところばかりです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOKC075ZV0X00C22A3000000

ご当地の食材を生かしたレストラン、おしゃれな雑貨を取り扱うショップ、森や海辺など自然豊かな宿泊施設などを併設すれば、本場のフィランドとは一味異なる日本型サウナパークができそうです。

サウナが苦手な人や子供が楽しめる空間になれば、旅行と仕事を組み合わせた「ワーケション」の滞在先としても選ばれるようになるのではないでしょうか。
サウナが日本の有限・無限資産を活かした新しい産業として発展するかもしれませんね笑

サウナに少しでも関心がある方はぜひこのゴールデンウィーク中に「ととのう」にトライしてみてください。
きっとサウナの印象が変わりますよ!

爽やかな香りが楽しめるヴィヒタ(白樺の枝の束)
はロウリュに欠かせない



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志水静香@みんなのCHRO&変革ファシリテーター
(株)Funleash代表取締役、アカデミア学長。人事ソートリーダー。Linkedin認定インフルエンサー。「2020インフルエンサーオブザイヤーTOP10」複数の外資系企業で人事責任者として変革を実行。人と組織の可能性を引き出す変革の外部支援。講演、執筆など幅広く活動中。