〇〇疲れのカウンターとしての「自然界隈」ブーム
こんにちは、電脳コラムニストの村上です。
「タイパ」(タイムパフォーマンス)という言葉が新語大賞になったのが、2022年。動画の早送り視聴や切り抜き動画ブームなどに象徴されるこの現象。サブスク動画やSNSなどコンテンツが劇的に増えたのに、可処分時間は一定のままです(もしくは、睡眠不足)。わたしは元来ロングスリーパー体質のため、以前から一定の睡眠を確保することを優先させていました。結果として最近では流行りのドラマが全然見られなかったりしていますが、結局のところ戦略とはやらないことを決めることなので健全なのかなと思います。
タイパについては以前も記事を書きました。
ブームの後には副作用がきます。SNS疲れ、テレワーク疲れ等々、これまでも様々なブームの後の「〇〇疲れ」がありました。今回もご多分に漏れず、タイパ疲れが観測され始めているようです。
タイパを求める理由の大部分がネットサービスにあるようで、そこから逃れる行動はどうやら「デジタルデトックス」的な方法になるようです。
神社などのパワースポットめぐりもいいかもしれませんね。とはいえこの猛暑の中で外に出るのが億劫だという方には、自宅で気軽にデトックスできる方法もあります。わたしのおすすめは、お茶です。中国茶でも日本茶でもなんでもいいと思いますが、季節の花をさっと飾り、好みのお茶を丁寧に入れてホッと一息つく。時間にすれば15分程度のことですが、スマホも切ってイマココの瞬間に集中するのは、気分転換にはもってこいです。
わたしは在宅ワークのはじまりには、一服のお茶(抹茶)を点てます。簡易的な点前ですが、お湯の沸くシューという音に耳を澄ませ、移りゆく季節に意識を向ける。そして、ジャパニーズ・レッドブルであるカフェインが含まれている抹茶は、仕事に向かうにはもってこいです(とはいえ、カフェイン含有量はコーヒーより少ないくらいですが。がっつりキメたい方は玉露でしょう)。
自分なりのリフレッシュ方法をみつけて、ほどよく生きていきたいものですね。
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タイトル画像提供:nonpii / PIXTA(ピクスタ)