あなたのUSPを自分で組み立てる方法は講座ではなく「USPコーチング」しかない。
私は今までにUSPに関する記事を何度も書いているのだが、特に noteに書いてから、いろんな方面からUSPについての問い合わせが多くなった。
2年ほど前に SHElikesさん のイベントに登壇したころからセミナー登壇の話をいくつもいただいたが、結局のところセミナー形式ではノウハウまでも伝えきれない。まさにUSPは「他との違い」を明確に感じてもらうための武器だ。セミナー受講者が判を押したように同じようなUSPをつくっても、それはUSPではなくなっていく。
それだけUSPは重要であり、そして難しい。
私がずっと長いこと追いかけてきたテーマのひとつが「USP」だ。
日本においてはこのUSPをしっかりと打ち出している企業やフリーランスはまだまだ少ない現実がある。その理由は「USPのつくり方をレクチャーできる人材とノウハウが少ない」という事実だ。だからこそこの反響なのだと思うわけだ。
私の書いたUSPの記事 はこちら
USPの特徴
USPの特徴として、理屈はわかるけどそれを自分に置き換えた時に”作り方がわからない”というものがある。
USPとは、結局のところ差別化戦略であり、表現手法でもあるからだ。
私はこのUSPを、セミナー方式やワークショップスタイルでレクチャーしてきたが、それまでは既存のクライアント企業にだけ提供していたサービスでもあった。つまり、USPだけを抽出して価格をつけていたわけではなく、プロデュース業務のひとつのアイテムとして、レクチャーしてきたのだ。
でも結局それでは、最もUSPの必要なフリーランサーにそのノウハウが届かないということに気付いた。
USPは持っている商品や それを売っている人や企業だけでなく、
それらを含めた「あなた自身」の中にその答えがあるのだ。
プロデュースとコーチングを分けることで提供できることに気付いた。
私が今までにやってきたことは、プロデュースの顧客にUSPを提案し、その意図をレクチャーすること。そのUSPがどういう視点から何をどう感じて欲しくて作られたのかということを、制作者目線でレクチャーする内容だ。
つまり、プロデュースにおけるUSPは、私が顧客のUSPを組み立てるという仕事。
一方、コーチングはというと、作るのはあくまで本人だ。しかし本人がどういう工程で、どういう手法で「自分のUSPをつくり上げるのか」ということを教え、その本人の中にある「強み」と「差別化ネタ」をコーチングによって引き出していくワークスタイルが必要になる。だから最終的にUSPに仕上げていくのは「自分自身」なのだ。
自分のUSPを自分で組み立てていく上で必要な工程は、まず4つのセクションに分かれる。
工程を4つのセクションに分けて、基本的に4回のコーチングで完成まで持っていくスタンス。それがいろいろやってきた中で私は一番しっくりきた。
私の場合は、USPの種になる部分を客観的に引き出し それをまとめていきながら言葉化していく方法をやっていくが、最終的には言葉でなくてもデザインやコピーでもいいと思う。
あなただけのUSPは それを必要としている人に届き、そして”他にはないあなただけの魅力”を感じてもらうために存在する。
USPとは、顧客があなたを選ぶときの切り札になるのだ。
USPコーチングの4つの工程
「私の考えるUSPコーチング」は、
「知る」「想う」「創る」「動く」という4つの工程でセクション分けしている。
具体的にこの工程をどうやって考えていけばいいのか。
この4つの工程を考え出せたとしても次に何をすればUSPが完成するかわからないだろう。
それがUSPの難しさであり、私が単発セミナーでハウツーまでは落とし込めないと考える点だ。しかし難しくも必ず誰にでもある。競合と違う何かが。
それを発見できないと「どれも同じ」という渦に飲み込まれるのだ。難しいなんて言ってられない。特にフリーランサーは。
自分だけの、自分のビジネスのUSPをつくろう。
私の場合はそれをコーチングで一緒にやっていくことしかできないが、この国でもっとわかりやすく誰にでも簡単なノウハウがでてくるのを待つばかりだ。
まだ自分が「売れていない」と感じているフリーランサーや経営者の皆さん。
競合との価格競争でいつも苦汁を飲まされているフリーランサーや経営者の皆さん。
USPはすべてを解決してくれます。
USPはすべてを解決してくれるのです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?