2ストライク1ボールで/ひと手間かけてフラットに【日経朝刊連動】#褒められてうれしかったこと 投稿まとめ
日経COMEMOスタッフの山田です。こんにちは。月2回掲載の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介いたします。
こちら10/4(月)日経新聞朝刊の記事です
こちらは10/4(月)日経朝刊記事です。「働きがいはなんですか」シリーズ、3回目のテーマは、相互理解。例えば管理職と部下といった職場の人間関係が、働きがいに影響を与えると考えた企業の取り組みを紹介しています。
管理職は本当に部下を理解し育てているのか――。2019年に「働きがい改革」を始めたライオンは、全管理職600人に、部下との関係を6カ月かけ再定義する「関係性向上プログラム」参加を義務付けた。職場の人間関係が働きがいを左右すると考える企業はライオン以外でも増えている。
日経COMEMOで投稿を募りました「#褒められてうれしかったこと」
日経COMEMOではこれに関連して、#褒められてうれしかったこと、について意見募集しました。
そこで今回は「#褒められてうれしかったこと 」の経験・ご意見を募集したいと思います。職場の上司や同僚などに、何を聞いてもらったら、どんなことを理解してもらえたらうれしいでしょうか、また働きがいにつながるのでしょうか。だれしも一度は褒められてうれしかった経験があると思います。実際に褒められてうれしかったことを投稿してみてください。
こちらは日経朝刊でご紹介した投稿です
今回は皆さんからいただいた投稿のうち、10/4付の働き方イノベーション面では、 岡田庄生さん、江頭春可さん、高木聡一郎さんのご意見を紹介しています。
岡田庄生さんは「いま組織には褒める力が求められているが、日常の仕事の中にも褒めるチャンスはたくさんある」と指摘します。実践するのは、最初に2つ褒めて、次に1つ改善点を指摘する「2ストライク1ボール」のアドバイス。指摘する場合も修正を指示するのではなく「私はこう思うけれど、あなたはどう思う」と問いかけで終わるなど、相手のやる気を引き出す褒め方を心掛けているそうです。
「褒められるのがとても苦手」と告白する江頭春可さんは、自身の経験から褒め方を工夫しているそうです。例えば上下関係を感じやすい「よくやった」といった評価の褒め言葉ではなく、「自分の発想にはなかった」など相手に関心を寄せているとわかるフラットな言葉を伝える。また単に「すごいね」という前に、どうしてそう思ったのか、その理由を一瞬考えて言い添えてみる。すると「相手を思いやる気持ちが自然な形でぐっと伝わる」と江頭さんはいいます。
東京大学大学院の高木聡一郎准教授は「言われた側に残るのは、本人の立場からその仕事のことを考え、ひと手間をかけた上で、その仕事の本当の価値を教えてくれる言葉だ」と指摘しています。
このほかにも、多くの投稿をいただきました。投稿いただいた方の多くは、「褒めるられる」経験ももちろんあるのでしょうが、それよりも立場上「褒める」ことの課題に直面されているということがよくわかりました。投稿を読ませていただき改めて、褒めることの難しさ、を考えてしまいました。みなさんのご投稿、以下、ご紹介します。
いつも投稿企画にご参加いただきありがとうございます。
次回テーマもちかく意見募集しますので、こちらもよろしくお願いします!
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