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趣味の極真空手の練習で怪我をしてしまい、数年ぶりに救急車で運ばれて色々感じることがあった。

数年前に運ばれたときは脳震盪だったから、やはりすぐに病院にいかないと命に別状もあるかもしれないということで救急車に乗っていったのだが、今回は足で命に別状はないから、自分でタクシーでいくから、といったが、空手の先生の指示であまりに腫れているからすぐにでも診てもらったほうがいい、自分でいっても週末だから診てくれない、ということで救急車を呼んでくれた。

救急車に乗ったは乗ったで、なかなか受け入れ先が見つからない。救急隊員の人も、「痛いのにすいませんね。」、と言っていた。確かに激痛で苦しかったが、アメリカに住んでいたからか、救急車に乗れること自体が特別で、アメリカなら血まみれになりながら、自分で運転して病院いくことなんてざらだ、と聞くことがある。「大丈夫ですよ。」、と感謝を伝えた。

行ったら行ったで、かなり待たされたが、看護師さんも平謝りで、自分は逆に命に別状がないのに、診てくれるだけでありがたいから気にしないでください、と感謝を述べた。お医者さんにも、「こんなんで来てすいません」、と言ったが、「これはさすがにすぐに診たほうがいいですよ、腫れがすごくて、下手したら手術もしないといけないかもしれない。」、と丁寧に診察してくれた。

会計の場面になっても、色んな患者さんがとにかく文句をいっている状況だった。「今すぐ入院させろ。」、とか、「まだか。」、とか。あたかも保育園のようだった。確かに遅かったが、病院の人は少ない人数で一生懸命に対応してくれていた。

また会計の最後に平謝りで、「お待たせしてすいませんでした。」、と言われ、「いや、週末に診てくれて助かりました、ありがとうございました。」、と感謝を述べた。

日本の社会保険制度やら高齢化社会は異常で破綻しているのがアメリカにいたからわかる。怪我してもみてもらえないなんてざらだと思うし救急車にのったら、100万円とかとられる世界だってある。

日本が異常だってことを認識しないといけないし、だからこそ日本は破綻しかけている。色々感じた一日だった。

前に投稿した経営者は移動せよ、という内容のもの。移動すると、色々と日本のおかしなことやら、優れていることやら見えてくるし、そういうところにビジネスチャンスもあると思う。


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