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サブスクであなたの生活はどう変わりましたか?【日経COMEMOテーマ企画】

定期的に繰り返し支払うことで、商品を買ったりサービスを利用したりするビジネスモデル、サブスクリプション。。毎日ニュースで目に(耳に)しない日はないほど話題ですね。さまざまな分野に広がっていますが、シャンプーやヘッドスパだけのサブスクリプションサービスも出ているといいます。

このサブスク、日本では定額料金による使い放題といった課金モデルの変化ととらえられがちですが、先行する欧米ではビジネスモデルの大変革と考えられているそうです。なぜか。「所有(オーナーシップ)」から「利用(ユーザーシップ)」へと変化することで、すべての発想を製品やサービスではなく顧客から始めることになるからです。

では、サブスクが浸透することでどんな変化が起きるのでしょうか。サブスクの国内外の動向に詳しいビービットの遠藤さんは、以下のような変化を予測します。

・企業はこれまでの「売り切り、逃げ切り」から変わり、顧客との関係が続いていくことになるので、ユーザーファーストをより鮮明に打ち出すようになるだろう
・企業も「売って、活用されている」のが大事だと認識するようになる。指標も、解約率(チャーンレート)や活用率が重視されるようになる
・経費精算システムなどのビジネスソフトウエア領域でクラウド化、サブスク化がより進むだろう。自社ソフトより断然使いやすいし、どんどんバージョンアップされるのでとても便利だ
・カーシェアなどはかなり進んでいるが、住宅もサブスク化すると合理性が上がると思う。ライフステージによって最適な家は異なるはずだ。特に日本人は家に縛られていると思うが、家から自由になれると思う。

遠藤直紀さん 株式会社ビービット 代表取締役
1974年鳥取県生まれ。横浜国立大学経営学部卒。米国留学後、97年にソフトウエア開発会社に就職。98年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に転職、通信会社のインターネット活用戦略策定プロジェクトなどに参画。2000年3月、ビービットを設立し代表取締役に就任。2017年からはコンサルティングに留まらず、ユーザエクスペリエンスを高めるSaaS、USERGRAMの提供を開始している。

皆さんの投稿をお待ちしています!

そこで皆さんのご意見をお聞かせください。サブスクでみなさんの仕事や生活はどのように変わりましたか?

例えば、このようなケースを想定しています。

・ビジネスに使うソフトで常に最新バージョンを使えるようになった
・部署でソフトを買うたびに必要だった稟議書が不要になった
・オススメ機能で新しい映画や音楽に出会えるようになった
・サービスを月額会員制にしたことによって安定した売り上げが見込めるようになった

「#ニュースで語る」「#COMEMO」「#サブスクでこう変わった」をつけて、みなさんのご意見を投稿してください。いただいたご意見の一部は日本経済新聞朝刊「COMEMOの論点」でもご紹介します。

COMEMOは、ビービットの遠藤さん、マネーフォワードの瀧俊雄さん、OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN CEO の勝瀬博則さんを登壇者にお迎えしたイベント「先駆者に聞く サブスクビジネス導入法~所有から利用へ~」を9月11日に東京・銀座で開催します。こちらもふるってご参加ください。

応募はこちらから。