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【公式イベントレポ】ビジネスパーソンが発信を武器に変えるには?

11月7日「日経COMEMO」と日経とnoteが共同運営する学びのコミュニティ「Nサロン」のコラボによるイベント「ビジネスパーソンが発信を武器に変えるには?」が開催されました。

登壇者はピースオブケイク noteプロデューサーの徳力 基彦さん

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スマートニュース執行役員の川崎裕一さん

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アウトプットファーストでいこう

ビジネスにおいて何が大事?
・情報収集
・情報検索
・情報分析
・情報予測
・情報発信

「すべて大事ですが、ビジネスにおいては情報予測が一番大事」という徳力さん。情報収集、情報検索、はすべて過去のもので、情報予測は過去の情報を元に情報を分析して、未来を予測することなのです。そこで、未来の情報を予測するために情報に向き合う姿勢を変えることが重要だと言います。徳力さんは情報に向き合う姿勢を変えるために「ブログ」を軸にするといいます。

情報は貴重?〜効率的な情報収集とは〜

「ブログ」を軸にアウトプットファーストになるためにはやはり情報収集が必要です。インターネットが発達し、2003年くらいから情報爆発と言われるようになりました。情報爆発によってすべてを把握しきることは事実上不可能になった現代。情報は無限にあふれています。そんな現代において徳力さんはこのような情報収集の習慣をお勧めしています。

1. 情報収集を習慣にしよう
■毎日短くてもよいから時間を決める
例:通勤や移動時の電車の中
  出勤して始業まで
  お昼休み
■必ずみる媒体を1つ決める
■メルマガなら忘れないので地味に便利
                       ー徳力さんスライドより

さらに、自分が求める業界の師匠といえる人や集団に「情報のフィルタ」になってもらう。

2. 情報を無視できるようになろう
■時間を決めてエンドレスを避ける
■全部の記事を読もうとしない
■情報のフィルタを増やす
                      ー徳力さんスライドより

本当に覚えておきたいことだけを「書く」。あとは忘れられるようにする。

3. 情報を忘れられるようにしよう
■検索できればいいじゃないか
■検索しやすい状態にする
■本当に覚えておきたいことは「書く」
                      ー徳力さんスライドより

「情報収集を習慣化する→無視できるようにする→忘れられるようにする」というアプローチがポイントだといいます。

ブログはメモとしてはじめよう

いざブログを始める、情報発信をはじめると構えてしまうと何も書けなくなってしまいます。そこで、徳力さんは「ブログは自分のメモ」としてはじめるのがよいといいます。

■はじめやすい「メモ」の例
■講演メモ
■読書メモ
■ニュースメモ
                     ー徳力さんスライドより

さらに、ビジネスパーソンのメモは、もしかしたら他のビジネスパーソンにとって重要なアイデアになるかもしれないのです。

ビジネスパーソンのメディア
■ひょっとしたらメモがメディアになるかも
・業界の誰かの役にたつかも
・名刺交換した相手が読んでくれているかも
・コラムを寄稿できるようになるかも
・書籍を出版できるようになるかも
                     ー徳力さんスライドより

ここまで徳力さんのご経験を交えて、情報発信についてお話頂きました。いよいよスマートニュース執行役員の川崎裕一さんとのトークセッションです。

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川崎さんの情報発信とは

インターネット黎明期からずっとインターネットにかかわり続けているという川崎さんは「自分のために情報発信している」といいます。人との関わりの中で気がつくことがあるそうで、noteに気がついたことを書いているそうです。また、「情報発信ツールの特性がある」といい、特性に応じて使い分けているといいます。

テキストコミュニケーションはむずかしい

対面でコミュニケーションをとるときは、声のトーンや顔の表情などがわかります、しかしテキスト(文字)のみのコミュニケーションはニュアンスが伝わりにくいので難しいといいます。そのために「炎上」することもあり、お二人は過去のネットの炎上案件からどうしたら炎上しないのか、を学ぶそうです。やみくもにインターネットは炎上するから控えるのではなく「リスクをちゃんと乗り越える前提」が必要だといいます。

Q&A

Q.徳力さんが経験したような、いい意味で人と出会えるオフラインイベントはどのように生まれるのでしょうか?

A. 意欲がある人や自分と似た人と出会えるという意味では自分から発信していく、主催していくことがお勧めです。

Q. 最近ツイッターをはじめた、よくわからず使っている。二人はどのように活用していますか?

A. バズることを意識する必要はない。「ウザがらみしない」「一人に向けて書く」「片意地張らない」を意識するのがポイントです。

今回のイベントではツイッター上で「#ビジネス発信」「#Nサロン」をつけて数多くTweetされ、イベント終了直後から多くのレポートが投稿されています。ここでレポートの一部をご紹介します。