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大丈夫じゃないって言っても大丈夫

こんにちは。Funleash志水です。前回の記事もたくさんのスキやコメントありがとうございました!サウナの記事ということで読者が限られるかなと心配しましたが、読んだらサウナ行きたくなりましたという声もあり、嬉しく思います。

少し時間がたってしまいましたがGWはゆっくり休めましたか?久しぶりに制約から解放された大型連休。遠出された方も多かったようですね。

一方で、休み明けに心身の不調を訴える人が増加しているそうです。ロシアによるウクライナ侵攻や最近続いた芸能人の自殺など、身近な問題だけでなく、直接は関係がない遠くの国で起きていることが気分を沈ませる原因になることがあります。

今月になって私の周囲からも心配な声が聞こえてきました。

・新しい職場になじめない
・プロジェクトで自分がミスをして失敗をした
・病気の親の最期を看取ることができなかった
・家族が深刻な病気になった
・親しい友人に裏切られた
・倦怠感が続いてやる気がおきない

難しい問題に直面したり、苦しい状況に身を置いて悩んでいる親しい友人や仲間を見ると自分のことのように胸が痛みますよね。話を聞いてあげたり、励ましの言葉をかけたりすると思います。
翻って、自分が同じように苦しい状況に直面したときにはどう対処していますか?

誰にも話せず抱えこんでしまったりしてないでしょうか?

弱い自分を責めたり、追い詰めたりしていませんか?

周りの人が苦しんでいるときにはかけよって優しい言葉をかけることができるのに、自分に起こってしまうと、思考が止まって前にすすめない、襲ってくる不安に飲みこまれそうになり動けなくなる。そんな経験はありませんか?

人生には思いもよらないことが突然起こります。不安、絶望、落胆など精神的なダメージが引き金となって強いストレスや心身の不調をきたしてしまう。
この数年はコロナによって激変した生活により少なからず誰しも大きなストレスにさらされています。

逆境や困難など危機的な状況において起こる強いプレッシャーやストレスに対応して跳ね返す力をレジリエンス(resilience)といいます。

脳科学や行動学、心理学の分野において研究が進化したことから、最近はいろんな場所で耳にすることが増えました。経営・人事の領域ではよく使われている概念です。恥ずかしながら、当初私は、レジリエンスとは、難しい状況に対応し跳ね返すことができる力、いわゆる「メンタルが強い」ことだと思っていました。
学んでいるうちに、「折れない心」ではなく、「心が折れたときに回復する力」だと理解しました。

「心が折れる」ことを前提に、そこから「立ち直る力」がレジリエンス。不安になる、心が折れるといった状況は誰でも起こりうる。どう対処し、そこからどんな行動をとって前に進むのかということなんですね。しかもこのレジリエンスは何歳になっても鍛えることができるそうです。

幼いころから不安症の私は、突然気持ちがダウンしたり、将来のことが心配になったり、学校で身の置き場がない。そんな感覚に囚われることが頻繁にありました。特に子供の頃はそれが原因でご飯が食べれないことさえありました。

ある時その事を母に伝えたら、起こるかどうかわからないことで心配するよりも今できる楽しいことを考えてみたらと言われまいた。そうかあと腹落ちしたことを覚えています。楽観者主義で何があってもへこたれないと思っていた母も、彼女なりに困難を乗り越える術を持っていたのかもしれません。

さて、ネットを見ていると、悲しいことや苦しいことが起こったときにどのように乗り越えるのかヒントになるような記事を見かけることがあります。

美味しいものを食べる、アロマを焚く、ゆっくりお風呂に入る、旅行する、自然の中で過ごす。これらは確かに一定の効果はありますよね。ただ、一時的に気持ちは上向きになるけれども、その後またどーんと沈んでしまう。根本的な問題の解決になってないからでしょうか。少なくとも私には当てはまらないなあと感じます。

もともとネガティブ思考で不安症に長年苦しんできた私ですが、いろんな研究や文献を調べて試してみました。
弱ってる方のヒントになれば。。

すべての人に当てはまるとは思いませんが、研究とは多くの人に効果があると証明されているものですから、試す価値はあるかもしれません。

1)受け入れる
試練や困難なことに遭遇したり、苦しいことがあると気持ちが乱れ、混乱します。その事象が頭からなかなか離れません。暗い闇に飲み込まれてしまいそうになることもあります。そんな時は、自分が不安を感じている、感情が揺さぶられていることを素直に認めて受け入れます。

「あ、ちょっとダメかも」
「胸が痛む」
「頭がズキズキする」

自分の状態を思い切って言葉に出してみます。なかなか気が進まないかもしれませんが、自分に起きている異変に気付くことが大事だそうです。無理に抗おうとすると余計にエネルギーを消耗してしまいます。今はそういう状態なんだなと認めることで冷静さを取り戻すことができます。

ちなみに私はピンチに陥ったとき、ひどい嵐の中にいる自分を想像します。嵐が過ぎ去るまではじっとしていよう。嵐の後には明るい太陽が現れる。それをイメージして自分に言い聞かせます。不思議ですがそうすると落ち着いて眠れるようになります。

2)信頼する人に聞いてもらう
辛い時自分の内側に籠ってしまう人と、人に会って発散する人がいることは心理学でわかっています。人と会うのを避けて殻に閉じこもる・・私はそのタイプです。
落ち込んで辛いときには一日中ベッドで過ごすこともあります。

ただ、長い時間一人でいると、自分を不必要に責めたり、自分の存在が無意味で価値がないように感じることがあります。無気力、強いストレス、心身の不調が生じて悪化することもあります。体調が悪い時のように1-2日の休養は回復につながりますが、数日たっても気持ちが晴れない、やる気がでない、起きるのがつらい。そういうときは我慢しないで、友人や職場の仲間、上司に自分の身に起きていることを素直に伝えてみます。

大丈夫じゃないのに、大丈夫!と言ってしまうことは絶対に避けたいものです。

大丈夫じゃない・・そう伝えるのは勇気がいります。
でも助けを求めて良いのです。助けをもとめて突き放すような人はいません。誰かに話すことによって冷静に状況を認識できたり、必要なサポートが得られます。
ただ黙って聞いてくれるだけかもしれません。それでも心が軽くなります。

3)小さな喜びを見つける
下の記事に映画「メリーポピンズ」に出てくる一説が紹介されています。

「スプーン1さじのお砂糖があるだけでお薬を簡単に飲める!」

少しでも良いことがあれば辛いことを乗り越えるということらしいです。これめちゃ大事です!


記事によると、「自分が嬉しいと感じること」や「自分ができる事」をやってみるのが良いそうです。

私の場合は庭の草取り、皿洗い、床ふきなどを丁寧にやります。笑ってしまうくらい小さいことですよね。でも弱っている時には達成感を感じられるのですw

一番のおすすめは、誰かに優しくする。宅急便の配達の方やコンビニの方に、「いつもありがとうございます」いつもより少しだけ大きな声で話しかけてみるとか。誰かの役にたっていると思えることは自尊心を高めます。

繰り返しになりますが「大丈夫!」って無理していう必要はありません。弱っていることを認めることは恥ではないのです。

弱っている時は誰かに助けを求めましょう。
苦しい時は我慢せずに逃げましょう。

そして・・大切な友達が辛い時や苦しんでいる時にかける言葉や思いやりを自分にも向けてみましょう。

最高の友人は自分自身なのです。

寄り添う