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キャリアにイノベーションを起こす二つの要素。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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まずはこの記事。

もうね、「そろそろ文系・理系ってくくるのやめない?」って心から思うわけです、はい。
そして「デジタル人材=理系」って雑にくくる発想も古すぎると思うわけです、はい。

ボクは1993年から、いわゆる「文系SE」としてキャリアをスタートしています。
1993年ですから、インターネットが一般に知れ渡るよりも前の話です。
周囲にはポツポツと経済学部や法学部などの文系学部と言われる人たちもいましたが、圧倒的多数は理系学部もしくはコンピュータの専門学校を卒業した人たちでした。
当時はコンピュータに触れるという機会がそうそうあるわけではなく、個人でパソコンを持っている人はかなりの少数派でした。

しかし、1995年にWindows95が登場して、パソコンを持つ人たちが一気に増えました。
ボクもその時に「この波に乗らねば!」と思って、無理して高価なパソコンをローンで買って、毎日ネットの世界をさまようようになりました。
そして、それまでは「ポンコツエンジニア」としてマネージャーや先輩、同期の人たちに教わったり助けてもらったりするだけの立場だったのが、「最新のテクノロジーを教える人」というタグを得るに至りました。

といっても、ほんのちょっとWindowsのことを知ってるとか、ネット接続のノウハウを持ってるとか、その程度の知識でした。
でも十分な差別化要因になっていたんですよね。
大学時代にコンピューターを触っていなかったボクが、キャリア序盤でどうにか巻き返せたのは、インターネット時代の幕開けに立ち会えたという「運」によるものが大きいでしょう。
ただ、パソコンを購入してその新しい時代に食いつこうとしたのは「意思」です。
「運」と「意思」の組み合わせは、キャリアにおいて最強のイノベーションの源泉ではなかろうかと思います。

ちなみに、このイノベーションを支えてくれたものが、実は大学時代の専攻「経済学」でした。
ボクは不真面目学生の典型のような人間で、バイトしかしてなかったのですが、それでもある程度大学の講義には出ていて、それなりに勉強はしたつもりです。(あくまで「つもり」レベル)
その断片的な知識が、実はボクのキャリアでは非常に役立ちました。

ビジネスというのは経済活動のエコシステムの一部です。
経済についてある程度の知識を持っていると、テクノロジー活用も含めたビジネス全体のエコシステムの理解を助けてくれます。

テクノロジーの一部「だけ」に詳しくても、仕事をうまくできるかどうかは保証されません。
例えば、蒸気機関車全盛の時代、蒸気機関そのものに詳しい人は重宝されたでしょう。
しかし、その知識「だけ」に頼っていた人は、その後の電車の時代に生き残るのはちょっと厳しいですよね。
これが「鉄道を中心としたエコシステム」の知識を合わせて持っていれば、自分の経験を抽象化して応用することができます。

この「抽象化して応用」の部分に必要なのは、「興味範囲の広さ」ではないかと思います。
興味があれば、前向きな姿勢で学ぶことができます。
どこの学部に所属しているかなんて、ぶっちゃけ誤差にできるとボクは思っています。
ただし、そこには「運」と「意思」が不可欠。
「えーー、運ってコントロールできないじゃーん」って思う方も多いでしょう。
でも運は意志によって引き寄せることができます。
「自分はこうなりたい!」「あれをやりたい!」という意思があったら、それに馬鹿正直になって行動して発信すること。
「そんなの無理だよ」なんて他人の言葉は、はねのけましょう。
ネガティブな言葉を受け入れるかどうかも、意志の問題です。
誰かに何かを言われるかも・・・なんてことを気にしている限り、運が見方をしてくれることはありません。

そんなことより、自分の内なる声に正直になりましょう。
そうすれば、ふと気が付いたときに運がすぐ横でニコニコほほえんでくれていますよ!

ボクが最初に買ったパソコンは、メモリ32メガバイトで50万円くらいしました。
今や32GBのメモリ積んでても40万円しないんですよね・・・


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