#心理的安全性を確保するには【日経朝刊 投稿募集】あなたの体験/ご意見 お待ちします
こんにちは。COMEMOスタッフの山田です。新年度ですね。「働き方」について、新しいご意見募集のお知らせです。
今回のテーマは「心理的安全性」
心理的安全性、ここ数年でよく取り上げられるようになった言葉ですね。米グーグルの研究で成果を上げるチームの特性を探った結果、その重要性が分かったといいます。心理的安全性が確保された組織の反対にあるのは、失敗を許さない組織ということでしょうか。
みずほの第三者委員会は21年6月に提出した報告書で、同社の「心理的安全性の低さ」を指摘した。「有事に自発的・積極的な行動で問題を解決する姿勢が弱い」と指弾したが、そこにあるのは「持ち場を越えて行動して間違いがあれば、大きく評価を下げる企業風土」だという。大手銀行にある無謬(むびゅう)性の原則や減点主義の評価体系のままでは、挑戦を重んじる新興フィンテック勢とのアイデア競争に打ち勝てない。
では、仮に失敗しても許してもらえる、遠慮せずに自由に思ったことを発言できるような心理的安全性を確保するには、どうしたらよいでしょうか?どのような組織づくりやチーム運営が必要でしょうか?
約130年の歴史を持ち「社員の愛社精神も非常に強い」といわれるライオンは「働きがい改革」をはじめ、まずは上司が部下に歩み寄ることで関係性の向上を目指したそうです。
雇用管理に詳しい事業創造大学院大学の浅野浩美教授はライオンの方策について「若手は『上司にはしごを外されるのでは』と不信感を抱く。その上司から変える手法は、会社の本気度を信じさせる強いメッセージで効果的」と評価する。
また、心理的安全性を確保することの重要性は、企業や組織にとどまらず、「監督官庁と企業」、「株主と経営者」などの関係にも言えるとの指摘もあります。
多摩大学大学院の徳岡晃一郎教授(組織論)は「心理的安全性は自ら獲得しにいかないといけないもの」と話す。波風を立てない経営より、「厳しい株主を魅了し、熱狂させる将来像を示すこと。またはそれができる経営者を連れてくることが重要」と見る。
そこで皆さんのご意見を募集します
・心理的安全性の確保された組織とはどのような組織でしょうか。どのような場面で心理的安全性を実感しますか
・心理的安全性が確保された状態で働く場合、そうでない場合と比べて仕事に生産性は上がると思いますか。それはなぜでしょうか
・心理的安全性を高めるには、どのような取り組みが効果的だと思いますか。どのような組織づくりが必要でしょうか
投稿締切は4月11日 (月)18:00です。
⇒日経COMEMOテーマ企画に投稿する
4月18日(月)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です(※紙面編集都合により掲載延期または中止となる場合もございます。ご了承ください)。
*ご意見は「#COMEMO 」「#心理的安全性を確保するには」をつけて投稿してください。ご投稿いただいた内容は、COMEMO編集部がすべて読ませていただきます。
4月18日(月)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です。
日経COMEMOは、日経朝刊「働き方イノベーション」面と連携し、記事の内容に沿ったテーマでみなさんの投稿を募り、そのなかからこちらで選んだ投稿2~3本を日経新聞朝刊でご紹介しています。こちらは3/28 の新聞に掲載されたものです。
ハッシュタグ「#心理的安全性を確保するには」をつけていただいた投稿は、COMEMOスタッフがすべて目を通し、そのうち2~3本をこのような形で新聞記事としてご紹介します。投稿は本名でなくても、ペンネームでもかまいません。ぜひご参加ください!
皆さんのご意見をお待ちしております!
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