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個人の能力を足したものがチームの能力じゃないことを知る。

こんにちは、日経の永吉です。先日、COMEMOキーオピニオンリーダーの矢野和男さんと、リモートで働く時代において、チームのちからを高めるにはどうすれば良いのかについてお話をお聞きする機会がありました。

能力の高い人を集めて、各自が適材適所な役割を持って動いていれば、総和のチーム力は高まり、生産性も向上するのでは?という単純な考えを持っていたのですが、お話を聞いて、見事に自分の考えの浅さが露呈しました。

「個の力と集団の力というのは、まったく別物であることを意識する必要がある。いまの企業の人事制度、たとえば学歴やスキルだけを見て採用することは、生産性の高いチームをつくることとは、まったく無関係である」(矢野和男)

と、目の覚めるお言葉。

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誰かからチームにジョインしないかと声をかけられたり、うちの会社に来ないかと誘われたり、仕事の入り口となるきっかけづくりには個のスキルは有効かもしれませんが、チームにハマって成果を出せるかどうかとは別物だということなんです。

「あの人は仕事がしやすい」「あの人が関わる案件はなんかいつもうまくいく」など、周囲から結果を出す人物として見られている人が、みなさんのまわりに一人はいるのではないかと思います。

それは、その人自身が有能であることはもちろん、もしかすると、集団のちからを高めることをしている可能性があります。

矢野さんによると、集団IQといわれる「コレクティブインテリジェンス」が高い組織に共通していることは、ここ数年よく聞くようになった「心理的安全性」とセットで「発言権の平等性」があることだそうです。

また、目の表情だけを見て、他人の感情を読み取れるメンバーの数が多いと、コレクティブインテリジェンスが高まるんだそうです。

個の力と集団の力、これはまったくの別物で、個の力を磨くこと一辺倒では、結果を出せないということが言えるのかもしれません。

チームを良くしていく責任はリーダーにあるのかもしれませんが、一人ひとりがこの意識を持つことで、チームはよりしなやかにさまざまな困難を乗り越えられるんじゃないかと思います。

矢野さんへの取材を詳しくは動画で!

矢野さんへの取材詳細や、関連した話として、チームビルディングについて造形が深い仲山進也さんにも、「チームの意思決定の方程式」の話などをお聞きしました。こちらの3分ちょっとの動画にまとめてますので、ぜひご覧ください。


イベントにご参加ください。

リモートワーク時代において、どうやってチームの生産性を高めれば良いのかを語り尽くすZoomウェビナーイベントを9月7日(月)19時半から開催します。矢野和男さん、篠田真貴子さん、仲山進也さん、日経編集委員・石塚由紀夫の4名で、リモートワーク時代の協業、共創のあり方を探っていきます。ぜひご参加ください。日経電子版を購読されている方は無料で参加できます。




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