#一緒に働きたい60代社員 ヒントは「マイ・インターン」に?【日経朝刊連動】投稿募集まとめ
こんちには、日経COMEMOスタッフ山田です。月2回の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介します。
2/16(火)日経朝刊「働き方イノベーション」面のテーマは、65歳以上の働くシニア
まずは2/16(火)日経朝刊にある記事から。今回から、「多様性、生かせてますか」の新シリーズが始まりました。1回目のテーマは「増え続けるシニアの力をどう生かすか」。記事ではサントリーホールディングス(HD)が、包容力のあるシニア人材を職場のメンターに任命する事例を紹介しています。
50~65歳まで全国に約20人いるというそのポストの名称は「TOO」。「隣のおせっかいおじさん・おばさん」の略だそうです。1人のシニアが職場の相談役を買って出て雰囲気の改善に貢献、これに人事部が着目し、TOOとして制度化したといいます。職場の人間関係や孤独な在宅勤務に悩む後輩を救う「おせっかいおじさん・おばさん」は、多様な世代が働く職場の1つの解となるかもしれません。
日経COMEMOで投稿を募りました「#一緒に働きたい60代社員」
日経COMEMOでは、高年齢者雇用安定法、通称「70歳定年法」が今年4月に施行される見通しで、今後、会社の中で見かける「60代社員」がますます増えていくことに注目。働き続ける60代社員は会社の中でどのような役割を担うのか、どんな60代社員と働きたいかを意見募集しました。
多数いただいた投稿のうち、2/16付の働き方イノベーション面では、 加藤史子さん、ちあきさん、碇邦生さんのご意見を紹介しています。
日経朝刊でご紹介した投稿
こちらCOMEMOのKOL、ワメイジングの加藤史子社長の投稿です。新型コロナウイルス禍のなか、61歳の男性を採用したことを書かれています。採用面談を通じて、豊富な経験を持ちながら謙虚さを感じさせ、またミドルマネジメント層として期待もできる印象を受けたといい「こうした要件を満たしていれば、年齢は関係ない。むしろ年齢を重ねていることでのプラス面は多いのではないか」と指摘しています。
キャリアコンサルタントのちあきさんです。シニア層の人材はピンチの時に強く、相談役やアドバイザリー的な立ち位置がよいのでは、といいます。「リーマン・ショックや米同時テロをどのように乗り越えたかなど、先人の知恵として話される内容を現代の状態に当てはめてカスタマイズし、意見交換できればとても参考になることは多い」
こちらはKOL、大分大学講師の碇邦生さん。多くの企業では役職定年制として55歳がキャリアの一区切りとなるよう設定しているとご指摘いただきました。「定年はのびたがシニア人材の市場価値は依然として55歳定年のまま」なのが問題であるとし、個人が組織の境界を越えて学ぶ「越境学習」の重要性を訴えていました。
この他にもさまざまな知見が集まりました
ここからは、このほか日経COMEMOにいただいた投稿をご紹介します。デ・ニーロ主演の「マイ・インターン」に言及された投稿が複数あり、なるほど、と思いました。以下、ご一読ください!
「自身のバイアスを認め、乗り越えられること」。なかなか難しそうですが、村上さんは適切なトレーニングにより乗り越えられるといいます。
大事なのは、自分の立場ではなく、未来である。立場や年齢は関係ない、未来を見ているかどうか。こちらは倉成さんの投稿です。
映画「マイ・インターン」におけるロバート・デ・ニーロ的なロール…。新入社員、島袋さんの経験とは?
シニアで起業をするなどアクティブで居続けられる人が増えたら日本経済は活性化されると思う、と、こちらは花輪さんの投稿です。
RD LINKの須藤さんは、イキイキ・バリバリ働いている皆さんに共通している点として「好奇心、探求心」がとても強いことを感じるといいます。
こちらは@open(アット オープン)さん。 問題は、「一緒に働きたい人とだけ働く」ことを実現する仕組みが整っていない点だと指摘します。
りんどうまきさんは、あえて60代ならというなら、前例や慣習にとらわれないでいてほしい、決定や判断は下の世代に任せてほしいと思うそうです。
黒坂さんは、自分が60代になったときどうありたいのか、具体的に投稿してくれました。1位は「人の話をしっかりと聞く素直さ」だそうです。
かつて60~65歳の人たちと対立した神中さん。後になって効率化だけでなく、倫理的なことや品質などの大切さを教えてくれたと気づきました。
Bun bun さんの投稿です。「働かないおじさん」のリアルな描写がとても読ませると思います。
多少web会議が辿々しくても、それを楽しんで笑顔で会議してくれる。こなちさんは、そんな若い人と一緒に頑張る60代が良いなと思うそうです。
マイ・インターン、人気ですね。タカハシケンジさんは歳を重ねるとバリバリ働くタイプかもしくは働かないタイプか極端に2分化されるといいます。
次回の投稿募集テーマは「#バリアフリーな働き方とは? 」
さて次回は、#バリアフリーな働き方 、です。新型コロナウィルス対策として浸透した在宅勤務が、ハンディキャプを抱える方の働き方の追い風になっている面があるそうです。通勤や集団作業などのストレスから解放される、というのが理由だそうです。一方、感染対策が広がったことで、ハンディのある方が外出に困難を感じるケースが増えているといいます。
そこで皆さんからのご意見を募集します
〇ハンディのある方が健常者と一緒に働くために、どんなことに気をつけたらよいと思いますか
〇ハンディのある方が働き続けるために、どんな支援や取り組みが必要だと思いますか
〇ハンディがある方も働きやすい、バリアフリーな働き方とはなんだと思いますか
たとえばこんな観点から投稿してみてください
■ 自分の経験・感じたこと
ハンディをもつ方と同じ職場、同じチームで働いた経験をお持ちの方はいませんか。あなたがそのときに感じたことを共有してみませんか
■ 先進的な事例を紹介
たとえば、ハンディをもつ方を人材育成したうえで企業に派遣、その後は派遣後もサポートを継続する、といった取り組みもあるようです。ご存じの事例を投稿で紹介してみませんか
■ あなたのアイデアの提案
コロナ新常態で、ハンディをもつ方への配慮を求める声が上がっています。新しいバリアフリーな働き方、あなたのアイデアを投稿してみませんか
投稿締切は2月22日(月)18:00です。
3月2日(火)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です(※紙面編集都合により掲載延期または中止となる場合もございます。ご了承ください)。
*ご意見は以下のリンクからご投稿ください
⇒日経COMEMOテーマ企画に投稿する
- 自動的に2つのハッシュタグ(「#COMEMO」「#バリアフリーな働き方」)がセットされます。
- ご投稿いただいた内容は、COMEMO編集部がすべて読ませていただきます。
3月2日(火)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です
日経COMEMOは、日経朝刊「働き方イノベーション」面と連携し、記事の内容に沿ったテーマでみなさんの投稿を募り、そのなかからこちらで選んだ投稿2~3本を日経新聞朝刊でご紹介しています。こちらは2/16の新聞に掲載されたものです。
ハッシュタグ「#バリアフリーな働き方」をつけていただいた投稿は、COMEMOスタッフがすべて目を通し、そのうち2~3本をこのような形で新聞記事としてご紹介します。投稿は本名でなくても、ペンネームでもかまいません。ぜひご参加ください!
皆さんのご意見をお待ちしております!
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一人でも多くのビジネスパーソンに「書けば、つながる」を実感していただき、つながりによって生まれる新しいお仕事が、世の中をより良くすると信じています。
投稿募集企画は、皆様の発信機会を増やせればと思い、運営しています。
寄せられた投稿は、私たち日経COMEMOスタッフがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。
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