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在宅勤務は投資領域と思った方がいい理由。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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さて、今回のテーマは「在宅勤務は投資領域」って話です。

まずはこの記事。

コロナ禍によって、全世界的に在宅勤務が行われるようになり、そしてさまざまな問題も起きたようです。
一説によると、DVの件数が跳ね上がったとか、離婚率が高くなったとか。
細かいデータやレポートを追いかけているわけではありませんが「まぁあり得るな」とは思います。
一般的な会社員であれば、オフィスに行くという切り替え時間があったのに、在宅勤務はそれがゼロになり、場合よっては同じ部屋に家族がいる状態で仕事をすることになるわけで。
落ち着かなかったり、集中できなかったり、ちょっとした音や声が「邪魔された」と感じたりするのは、無理もないことだよなと思います。

ボクは「クラウド」という言葉が出てきたばかりの2008年ごろから、クラウドコンピューティングの啓蒙活動を行ってきました。
その後、2011年の東日本大震災が起きたときに、BCP(事業継続計画)の文脈で「リモートワーク」がにわかに脚光を浴びるようになりました。
ボクも色々なところでオンライン会議に出たり、オフィス以外の場所で仕事をしてその様子をSNSなどにアップしたりしていました。
しかし、当時は「元に戻す」ということが優先されていたので、短期間のうちに「仕事=出社」のスタイルに戻ってしまい、リモートワークが定着するところまでは行きませんでした。

ボク自身は、その後もぼちぼちとリモートワークを行っていましたが、2019年に自分専用の事務所を借りたことによって、大きな転換期を迎えることになりました。
実は、結婚当初からかみさんのために自宅近くにアトリエを借りていました。
かみさんは全く稼げない造形作家なので、ボクがパトロンになってアトリエの賃料を支払っていました。
とはいえ、築数十年の風呂なしアパートだったので、家賃は恐ろしく安かったのですけれど(笑)。

「自宅以外に自分だけの作業スペースがある状態」が身近にあったわけですが、ボク自身はオフィスもあるしそもそも出張だらけであまり家にもいないということもあり、そして「サラリーマンだし、自分専用の場所はあっても使いきれないかな」と思って、物件を借りるところまでは考えていませんでした。
もちろん、収入にそこまでの余裕がなかったというのもありました。
しかし、その後にどんどん副業がうまくいくようになり、もっと効率的に仕事ができるようにした方がいいかなと思い、2019年の春に近所にある親しい不動産屋さんに相談に行きました。
ここでかみさんのアトリエも借りていたのですが、「かみさんみたいにボクもアパート借りようかと思いまして」と切り出すと、「もし取材などで不特定多数の人が出入りするなら事務所の方がいいですよ。まさに今、募集広告を出す寸前の物件がありまして・・・」と言って、実に魅力的な事務所専用のビルの一室を紹介されたのです。
正直、ちょっと高いかな・・・と思ったのですが、内見した途端に「ここなら自分の仕事に集中できる!投資だと思って借りよう!」と決心がつきました。
そして、令和元年初日である2019年5月1日から事務所での活動をスタートしました。

トップ画像は、まさに事務所びらきをして来客用の丸いすを並べてみたところです。
カーテンも作業机も何もなくて、まさに「これから始まる」って雰囲気がありますね〜。懐かしい。。。


事務所も構えることができたので、その後屋号だけ作っていた「圓窓」を株式会社化して、副業により一層励むようになりました。
また、リモートワーク先進企業の代表格であるキャスター社の「CASTERBIZ」というサービスを契約して、個人の予定調整や顧客とのやりとりなどをお願いしていました。
これもリモートワークの投資としてはかなり大きいものでした。

おかげさまで順調に仕事をしていたわけですが、事務所を借りて1年も経たないうちにコロナ禍に突入。
世の中はリモートワークへの対応に追われていましたが、場所もネット環境も全て揃えていたボクは、何も生活に変化は起きませんでした。
当時勤めていたマイクロソフトも、完全リモートワークへと移行してオフィスへの出勤は完全にストップとなりました。
あまりにも変化がなかったことと、ボクは「マイクロソフトテクノロジーセンター」という施設の運営をしたのが開店休業状態になったので、これはいい機会だなと思って2020年の8月に退職をしました。
そして、キャスター社との契約範囲を大幅に増やすことで、副業だった圓窓名義での仕事がボクの本業となったのでした。
今でも、一人だけの事務所で誰も雇うことなく仕事をしているわけですが、「仕事のための仕事」のほとんどをアウトソーシングすることによって本業だけに集中できています。

ボクは、リモートワークにはサラリーマン時代から投資をしていたおかげで、コロナ禍というネガティブ要素をプラスに作用させることが「たまたま」できました。
さまざま偶然が重なった部分はあるのですが、投資は「想定外」のことによって大きく利益を生むという側面があることを考えれば、プロアクティブな行動というのはやはり必要だよなと改めて思います。

いきなり事務所はちょっとハードル高いかも・・・という人もは、まずはリモート会議の環境に投資してはいかがでしょう?
マイクとカメラを変えるだけで、別次元の映像と音声で会議に臨むことができますよ。

ボクが使ってるカメラはこちら。
2世代前ということもあり、新品は手に入りにくくなってそう。

これを間に挟むことでパソコンのWebカメラとして利用できます。

マイクはこちら。
指向性が強く、周囲のノイズを拾わないので快適です。


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