一人ひとり違った「普通」【日経朝刊連動】#究極のバリアフリーとは 投稿まとめ
日経COMEMOスタッフの山田です。こんにちは。月2回掲載の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介いたします。
8/9(月)日経新聞朝刊の記事です
こちらは8/9(月)日経朝刊記事です。「どこにいても働けますか」シリーズ、今回は、障害を持つ方のテレワークを取り上げています。
障害者のテレワークに改めて関心が高まっている。新型コロナウイルスの感染拡大も背景に、就労意欲のある地方在住の障害者と、障害者雇用のニーズが高い都市圏の企業とをつなぐ効果の高さが再認識されているためだ。十分に生かされてこなかった障害者の力を開花させ、企業の多様な人材活用を加速させる可能性がある。
日経COMEMOで投稿を募りました「#究極のバリアフリーとは」
日経COMEMOではこれに関連して、究極のバリアフリー、について意見募集しました。
〇環境を整えれば、障害はなくなる、という考え方について、あなたはどう思いますか?コロナによる障害者の暮らしの変化は、社会にどんな変化をもたらすと思いますか?
〇バリアフリーの先、にあるものはなんでしょうか?どんな社会が待ちうけていると思いますか?
〇究極のバリアフリーとは何だと思いますか。
こちらは日経朝刊でご紹介した投稿です
今回は皆さんからいただいた投稿のうち、7/26付の働き方イノベーション面では、 小島雄一郎さん、富永朋信さん、高橋ゆきよさんのご意見を紹介しています。
小島雄一郎さんは「バリアとは障害のことで、障害とは『人』ではなく『社会』にある」といいます。そして物理的なバリアフリーが進んだ先にある、心理的なバリアフリーにとって必要な視点が「歩けるのが普通」といった、普通という発想をなくすことだと主張。「人は一人一人異なる普通がある。社会から普通をなくすことが、究極のバリアフリーをつくる」と指摘していました。
富永朋信さんは、バリアは人の心の中にあると指摘します。不自由がある人の不自由さにはいろいろあり、それをひとくくりにする必然性はまったくないといいます。「バリアとなっているのは心の中で恣意的に決めた、人やグループや国を隔てる、見えない、根拠のない壁だ」。不自由がある人もむしろ多くの共通性をもつ仲間であり、そう考えると相互の思いやりや血が通ったコミュニケーションが生まれるとの考えです。
元公務員という高橋ゆきよさんは、環境だけ整えても障害はなくならないといいます。高橋さんは、障害について理解がある人がいることや、障害のある人自身が苦手なことや必要なことを伝える力が必要だと指摘していました。
このほかにも、多くの投稿をいただきました。以下、ご紹介します。
いつも投稿企画にご参加いただきありがとうございます。
次回テーマもちかく意見募集しますので、こちらもよろしくお願いします!
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