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「やさしい時間」をたくさんつくろうとすることが、世の中を楽しいものにするに違いない(『#やさしい時間』投稿まとめ)

1月初旬に「今年は誰のために時間を使いたいですか? あなたにとってのやさしい時間」というテーマで、投稿を募集いたしました。

「誰かのために考えたり行動する時間=やさしい時間」をキーワードに、今年新たに時間をつくって考えたい、あるいは新たに行動したいことについて教えてください。そして、その理由も教えてください。

たくさんの方から、それぞれの「やさしい時間」とは何かについて、ご投稿いただきました。本当にありがとうございます。

コロナ禍で慣れない在宅ワークの日々にストレスを感じたり、苦しい状況が続いているビジネスパーソンも多いなかで、とても前向きで疲れを吹き飛ばすようなご投稿が多く、わたしたちスタッフも頑張る元気をいただきました。

すべては紹介しきれませんが、いくつか、この場でシェアさせてください。どのご投稿も、「やさしい時間は何か?」という問いに答えているはずなのに、さらに本質的な問いを投げかけていらっしゃるのが素敵です。

みなさんが今年つくりたい「やさしい時間」はどんな時間でしょうか。

■「居心地の良い他者との共存」は成り立つのか?

まずは、佐々木俊尚さんのご投稿。孤独と隣合わせの現代社会では、昔でいう村社会のような、共同体の復活が望まれているのではないか?という洞察から、現代的な共同体のあるべき姿とはどのようなものかに考えを巡らしたご投稿。同調圧力のない「やさしい時間をもたらす居心地の良い他者との共存」とはどういう状態なのかを考えさせられる内容でした。

■「他者視点に立つ」とは具体的にどういうことか?

続いて、村上臣さんのご投稿。誰かのために何かを考えることは、仕事に欠かせない他者視点に立つということ。他者視点といってもその言葉には、同情(sympathy)、共感(empathy)、思いやり(compassion)の3要素が含まれると説きます。そして、これからは「ともに行動する」ことが重視されるリーダーには特に「思いやり」が重要になると指摘しています。

■シェア1位の会社になることがゴールなのか?

長島聡さんは、「需要創造」ではなく、「シェア奪取」のために働いていた時間は、限定的な人たちへの「やさしい時間」になっていたといいます。そのことに気づき、新しい価値を生む活動に取り組みはじめたそうです。目の前の売上や利益をどう見るか。どのような未来が望ましいのか、考えさせられる内容です。

■契約書面をかざして、人を動かしていないだろうか?

富永朋信さんの投稿。人へのお願いごとで失敗したエピソードをもとに、仕事のパートナーに対しては、お金を払っているからやるのは当然というような、契約書面だけを見た関係ではなく、気遣いや丁寧な対応により築き上げられる信頼関係こそが大事であり、「やさしい時間」はそこにあると説く内容。オンラインで人と直接会わないことが多くなっているいまだからこそ、十分に心がけておきたいお話です。

■スマホいじりで失っていることに気づいているか?

加藤史子さんの投稿。夜9時以降、インターネットが使えなくなる家庭内の「ネット利用のルール」を決めて実行。ご家族との会話や笑い声が増え、優しい時間を生み出したという素敵なご家族のエピソード。ルールを守るための徹底的な施策に圧倒されます。スマホ依存とおさらばしたい人は、必読です!

■このほかにも、ぜひ読んでいただきたい投稿がたくさん。

ほかにもご投稿いただきました。ありがとうございます。

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