選者・池澤あやかさん【日経 働き方イノベーション面連動】#複業人材を生かす組織とは 投稿まとめ
こんちには、日経COMEMOスタッフ山田です。月2回の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携投稿募集企画「#複業人材を生かす組織とは」に、多くのご投稿ありがとうございました。
皆さんからいただいた投稿のまとめをレポートします。
11/10(火)の関連オンラインイベントに出演する池澤あやかさんにも、いくつかの投稿についてコメントをいただいています。
11/10(火)日経朝刊「働き方イノベーション」面のテーマは「パワフル副業者」
この投稿募集企画は、集まった投稿のなかから、COMEMOの編集スタッフと、キーオピニオンリーダー代表者が2〜3本を選び、日経朝刊紙面で紹介しています。今回の代表者は池澤あやかさんです。
11/10(火)の日経朝刊「働き方イノベーション」面は、複業をテーマにしたシリーズが始まりました。初回のテーマは「パワフル副業者」です。
*新聞では基本的に本業を1つに定めることを前提とする場合は「複業」ではなく「副業」と表記しています。
記事に登場するのは、デジタル分野で、副業で本業並みの収入を稼ぐ人々。ネット広告などを本業としつつ、時間給の業務委託契約を結び、副業としてネット通販の仕事を始めた男性などが紹介されています。
日経COMEMOで投稿を募りました「#複業人材を生かす組織とは 」
日経COMEMOではこれにあわせて「#複業人材を生かす組織とは 」というタイトルで10月下旬から約1週間、投稿を募集しました。どんな組織であれば、パワフル副業者、を生かせるのか、聞いてみようとの狙いです。
集まった投稿のうち、いくつかを11/10(火)の日経朝刊でご紹介してます。
11/10(火)の日経朝刊はこちら。池澤あやかさん、若宮和男さん、村上臣さん、碇邦生さんの投稿が掲載されています。
池澤あやかさんの投稿
まずイベントに登壇する池澤あやかさんの投稿から。池澤さんの会社は取締役以外は全員業務委託という「複業人材ばかりの開発チーム」。「みんながいつどのくらい稼働できるか読みにくく、締切もぐたぐたになってしまうことが多い状態で、経営メンバーに負担がかかるような制度設計になってしまっていました」そこで組織の問題を可視化し改善するためのフレームワーク「スクラム」を導入、どう調整し、どう効果を上げたか、を書かれています。
紙面で紹介する投稿を池澤さんと選びました
多数いただいた投稿のうち、池澤さんとCOMEMOスタッフで、若宮和男さん、村上臣さん、碇邦生さんのご意見を紹介させていただくことにしました。池澤さんに、この3本の投稿を選んだ理由を伺いました。
若宮和男さんの投稿から。ひと口に複業人材といっても異なるフェーズがあり、多様な人材に合わせたマネジメントが必要だと主張しています。
同じく複業人材が多い組織で働く人間として、共感の嵐でした。複業で難しいのはタイムマネジメントというのはそのとおりですし、その解決策として、「チーム内で社外のことも共有するようにする」という現実的な解決策も提示されています。複業人材を活用したい企業の方には是非読んでいただきたい記事です。(コメント:池澤あやかさん)
続いて村上臣さんです。複業人材を生かすには、まず組織や個人の存在意義を意味する概念「パーパス」をしっかり語れることが大事だといいます。
魅力的な複業人材を採用したいときに、どう惹きつけるかについて書かれた記事です。惹きつけるためには、必ずしも報酬だけではなく、「パーパス」が大事。複業人材の中でも、自社で雇用することが難しい高度な専門性を有した複業人材を積極的に採用したいと考えている方は必見です。(コメント:池澤あやかさん)
そして、碇邦生さんの投稿です。地方の中小企業の視点から、複業人材の活用目的に応じて期待する役割を変えるべきだの意見です。
この記事の中で解説されているように、一言で「複業人材」と言っても、実は企業の中で発揮できるバリューは違うんですよね。それを理解せず、一元管理してしまうと、複業人材側も、企業側も、お互いに不満が溜まりそうです。(コメント:池澤あやかさん)
池澤さん、ありがとうございます。このほかにも、たくさんの投稿をいただきました。以下、日経COMEMOにいただいた投稿をご紹介します。
素晴らしい投稿の数々、ありがとうございます。また今回も、投稿募集企画と連動したイベントも開催します。
【Zoomウェビナー】11/10(火)20:00〜 複業について、池澤あやかさんと日経編集委員のトークライブを開催。
働き方innovation#5ー パワフル複業者が補うデジタル人材ー
お申し込みはこちらから↓ 日経電子版有料会員の方は無料で視聴できます。
*このイベントは終了いたしました。当日のレポートはこちら
エンジニアでありながら複業実践者、日経COMEMO KOLでもある池澤あやかさんをゲストに、日本経済新聞社の石塚由紀夫編集委員がファシリテーターを務めるオンラインイベント。投稿募集で寄せられたものと、当日のZoomチャットを起点にトークを展開します!
このイベントは日経本紙「働き方innovation」面で毎回展開しているテーマについて、視聴者参加型のインタラクティブなライブにより、さまざまな視点に触れ、理解を深めるのが狙いです。
次回の投稿募集テーマは「#ずっと都会で働きますか」
さて次回ですが、テーマは「 #ずっと都会で働きますか 」です。
テレワークの普及により「場所」の制約が薄まり、居住拠点の選択肢の幅もひろがりました。拠点を増やすことで、東京や大阪などの大都市にしかない仕事に加えて、地方にしかない仕事の両方が選択できるようになりました。さらに「複業」を掛け合わせると、働き方のバリエーションは大きく広がりそうです。
・「地方」「複業」などを選択肢に、あなたはどんな多拠点生活をしてみたいですか?
・多拠点生活にハードルを感じるとすればどんな点ですか?
・都会で働いている方、このままずっと都会で働きたいですか?
投稿募集企画と連動したイベントも開催します!
【Zoomウェビナー】11/24(火)19:30〜 トークライブを開催。
働き方innovation#6 ずっと都会で働きますか〜多拠点生活の可能性とは〜
↓こちらからお申し込みください。日経電子版有料会員の方は、無料でご参加いただけます(一般の方は1500円)。
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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。
そして、私たちが日経COMEMOを通して実現したいと考えているのは、すべてのビジネスパーソンが日経新聞に掲載される経済ニュースについて自分の考えを書いて発信できるようになること、つまり「書けば、つながる」の実現です。
しかし、「自分の意見を書いて発信する」ということは大変難しいことで、なかなかハードルの高いことだと思います。私たちは、そのハードルを少しでも下げて皆様に「書けば、つながる」を実現していただけるように、様々なサポートを用意しています。この【投稿募集企画】もそのうちの一つです。
いきなりニュース記事に対する意見の投稿が難しい方は、ぜひこちらの【投稿募集企画】からチャレンジしていただければと思います。寄せられた投稿は、私たち日経COMEMO運営チームのメンバーがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。