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AIは人間にとってどんな存在になるのか。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

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さて、今回のテーマは「AIとの付き合い方」です。

まずはこの記事。

ChatGPT狂想曲って感じですね。
みんないろんな問いを投げかけて、その回答をSNSにアップしたりして、実に盛り上がっています。大変結構なことです。

さて、ChatGPTやMidjourneyなど、いわゆる生成AIと呼ばれるものは、非常にわかりやくそのパワーを見せつけてくれますね。
そして、もともと人間がやっていたことをコンピューターやロボットがやってのけると、「もう人間はいらないんじゃないか」という論調がすぐに出てきます。
特に、生成AIは、人間のクリエイティビティを凌駕するものを生み出しているように見えて、「人間の存在意義」を脅かすような印象を持つ人もいるようです。

さて、テクノロジーって何のために存在するのでしょう。
テクノロジーの存在意義は「時間と空間の課題を解決する」と言えます。
時間と空間の絶対値は、人間が変えることはできません。
24時間という時間を12時間に変えることはできませんし、100キロの距離を1キロにすることはできません。
ただ、テクノロジーの力によって「短い時間で移動する」「早く処理を終える」「遠くの人とコミュニケーションする」といったことが可能になります。
これは、人類に多くの幸せをもたらしました。

ただ、もともとテクノロジーの発展は軍事目的が中心でした。
特にコンピューターは、軍事用に開発されたものがほとんどであり、民間の利用が可能になったのは割と最近のことです。
しかし、世の中をよくしたいと思う多くのイノベーターたちによって、コンピューターは素晴らしい力を持つようになり、現代人はたっぷりとその恩恵を受けているのです。
今でももちろん軍事目的の活用もされまくっていますが、シリコンバレーに代表されるイノベーティブなマインドセットが、コンピューターの進化を促進しているのは間違いないでしょう。

その進化のスピードは、その道のプロでも予想ができないもののようです。
1981年のビル・ゲイツさんはインタビューでこんなふうに答えたそうです。

「640KBはすべての人にとって未来永劫(えいごう)充分なメモリだ」

パソコンの黎明期に技術的制約に挑戦したからこそ、当時のパソコンの最大搭載メモリサイズの64KBの10倍あればなんでもできる!と思ったのでしょう。
今や個人でも128GBのメモリ搭載PCをその日のうちに手に入れることもできる時代になりました。
じゃ、ビル・ゲイツさんが勉強不足だったのかといえば、そんなわけはありませんよね。
専門家でも、未来を見通すのは難易度が高いって話だと思います。

テクノロジーの進化は「基本的に」人類をハッピーにするために起きるはずだと仮定できます。
というか、そう願う人が多ければそうなるだろうってことです。
ボクはテクノロジーの進化はきっと人生をもっと楽しくて彩り豊かなものにしてくれると信じています。

ボクはメタバースの開発会社であるm-Labの顧問をしています。
この会社のメタバース空間は、とにかくシンプルで使いやすいものです。
ちなみにトップ画像は、ボク専用のアバター。リアルでしょw
このメタバース空間で大喜びした人がいます。
なんと、全盲の方だそうです。
「人にぶつかる心配なく空間を移動できるなんて最高!」とのこと。
アバターや空間デザインを楽しむもの、という先入観を吹き飛ばしてくれるエピソードでした。
こんなふうに、新しいテクノロジーは自分の思考の枠を超えたところで人をハッピーにすることもあるんですよね。
恐れるだけではなく、どうやって人をハッピーにするのかを考えながら、テクノロジーとは向き合いたいなと思っています。

SNSによる弊害を語る人も多くいますし、実際にそれで生活に支障が出てる人もいます。
だからと言って「テクノロジーは危険だ」とか「テクノロジーに人類は滅ぼされる」とかいうのは、ちょっと短絡的な印象を持ちます。

もちろんターミネーターが襲ってくる未来が来ないとボクは断言できません。
ただ、そんな未来が来ないように抗いつつ、テクノロジーの進化はどんどん後押ししたいなと思っています。
だって、テクノロジーって面白いものですから。

事務所のPCをそろそろ入れ替えようかなと物色中。
最高スペックを求めると、お値段もやっぱりすげーことになるなぁ・・・w


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