【投稿募集まとめ】#毎日Uber Eats 有りですか~コロナで変わる食の未来~
こんにちは!日経COMEMOのスタッフ山田です。
今回は、日経COMEMO独自のご意見募集「#毎日Uber Eats 有りですか~コロナで変わる食の未来~」にいただいた投稿をご紹介します。
日経COMEMOでは現在、日経の「働き方イノベーション面」と「未来面」と連携した意見募集を行っています。
これとは別に、自由なテーマでCOMEMO独自の意見募集をしてみよう、ということになりました。COMEMOスタッフで喧々諤々、意見交換した結果、浮かび上がったテーマは「食」。コロナで変わってゆく日本の食卓について書いてもらうことにしました。募集の文言は、最近の変化の象徴ともいえるUber Eatsを絡めることに。これによりリモートワークの浸透で変わる外食、中食、内食のあり方を意識してもらえることも考えました。
若宮和男さんの投稿は、こうした区分を意識しつつ、「New Normalなおうちごはん」を提案しています。
若宮さんは、在宅勤務がすぐに「内食」機会の増大には直結しない、と指摘します。
なぜなら、場所は自宅になっても仕事があるからです。家にいる=料理を作る時間が増える、というわけではない。するとどうなるか、というと「おうちごはん」ではあるけれども「内食」ではなく「中食」や「外食」であるというケースが出てきます。
そのうえで、New Normalな「おうちごはん」のポイントとして、カスタマイズ、パーソナライズ、ハイブリッドの3点を挙げています。具体的な料理の事例もたくさん出てきますのでぜひお読みください!
川端康夫さんの投稿では、ご自身がフードデリバリーサービスを使う気にならない理由を考察しています。
フードデリバリーサービスの場合「料理を作った人」と「運ぶ人」のあいだには直接の関係がなく、仮に配達員に何かしらのフィードバックをしたところで、それが作ってくれた人や店に戻っていくことを期待することが難しい、と感じていることが理由のようです。
もちろん配達してくれる人の価値がないというつもりはないのだが、料理を介してということであれば料理を作る人とそれを食べる人のマッチングのサービスが欲しい、と私個人は感じてしまうので、どうもこうしたフードデリバリーのマッチングサービスには触手が動かない。
まさにタイトルにある「食のリバリーサービスが運べていないもの」ですね。これに対する、川端さんのアイデアは。こちらもぜひお読みください。
nana_ehさんは、配送事業にかかわる労働者の保護、という視点で投稿してくれました。
特に、配送事業は、交通事故やケガなどのリスクが高い事業ですので、通常であれば様々な保険や補償によるコストがかかる事業です。それが手薄なのがウーバーのビジネスモデル。なので、ウーバーイーツの配達員の交通事故や交通ルール違反などの記事を目にすると、どうも働く人の保護をないがしろにしているような気がしてしまい、配達を頼む気になれないのです・・・。
この問題についてのnana_ehさんの提案は、サステナビリティの視点。そこまで考える人は今は少数派とはいえ、コロナにより一般消費者の視点もかわりつつあると指摘します。
このほかにも、たくさんの投稿をいただきました。読み進めるうちに日本の「食」に対する、さまざまな問題意識を知ることができました。こちらもぜひご一読をお勧めします。
日経COMEMOが独自にテーマ設定をした意見募集は今後も続けていきたいと思います。近く呼びかけをしますので、ぜひご参加下さい!
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いきなりニュース記事に対する意見の投稿が難しい方は、ぜひこちらの【投稿募集企画】からチャレンジしていただければと思います。寄せられた投稿は、私たち日経COMEMO運営チームのメンバーがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。