意外と知られてない?スマホ・タブレットでの英語記事の全ページ翻訳機能
最近はではAIの進化とともに翻訳機能がとても便利になったと感じている人も多いのではないでしょうか?ChatGPTを活用することで気になるテキストをコピー&ペーストして翻訳する人もいらっしゃると思います。
今回は英文のニュース記事を読む際に意外と知られてない翻訳ツールについてご紹介したいと思います。Google翻訳でもDeepLでもなく、スマートフォンやタブレットのブラウザアプリである「Safari(サファリ)」や「Chrome(クローム)」を活用することで簡単に利用が可能です。
意外と知られてない?スマホ・タブレットでの英語記事の全ページ翻訳機能
以下のスクリーンショットの手順に従い、Safariの場合はアドレスバーの「ぁあ」アイコンをタップ、Chromeの場合はメニューバーの「…」アイコンをタップするだけで、簡単に全画面翻訳が可能になります。
昨年の5月、DeepL Proのブラウザ拡張機能を利用することで画面全体をページ翻訳できるようになった時には本当に便利になったと感じたことを懐かしく思い出します。
デスクトップ上での全頁翻訳機能は今も日常的に活用してますが、同時に移動中やタブレットでニュースをチェックする際は何かいい方法ないものか、といつも思ってました。特に長い文章の際には、そのまま日本語に翻訳することで、全体像を俯瞰しながら記事を読める点が本当にありがたく思います。
最近のおすすめのニュースアプリ〜Artifact(アーティファクト)
Instagramの共同創設者であるケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏により開発され、人工知能に基づいてユーザーのニュースフィードをキュレーションし、パーソナライズするアプリ、Artifactです。
Artifactの素晴らしい点はたくさんあるのですが、大きな機能改善が数ヶ月毎に行われる点には驚かされます。今年の2月に一般公開された後、4月にはワンタップで記事の要約を3行でまとめてくれる機能が実装され、7月には記事の自動音声読み上げ機能が追加されました。利用すればするほど自分が興味を持ちそうなニュースを推薦してくれる点も重宝している点です。
残念ながら自動翻訳機能はまだ実装されてないため、現在は気になった記事をブックマークアプリの「Pocket(ポケット)」に保存し、その上でSafariかChromeのブラウザーで表示させ、上記の手順で全ページ翻訳をするというのが日常の習慣になりつつあります。
こうしたAIツールの進化は今後も続き、更に便利な機能が実装されると思われます。とはいえ、今回ご紹介したブラウザでの全ページ翻訳機能を自分自身が気づいたのはここ1〜2ヶ月以内のことです。まだご存知ない方にとってお役に立つことできれば嬉しく思います。また数カ月後、新たな機能が追加された際には引き続きアップデートをしていきたいと思います。
cover image: Canva
📬気候変動・脱炭素・Climate Techをテーマにした記事をキュレーションするニュースレターを日本語と英語で配信しています。よろしければご登録ください🌏🙂
・Climate Curation(日本語): https://socialcompany.substack.com/
・Japan Climate Curation(英語): https://japanclimatecuration.substack.com/
▶2021年夏以降気候変動・脱炭素・クライメートテックについてCOMEMO記事として公開した記事のリスト