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健康診断で感じた看護師さんの仕事への感謝

先日、FIRE後初、3年ぶりの健康診断に行ってきました。

会社員の間は毎年強制的に健康診断を受けていましたが、やはり退職してしまうとめんどくさいので、病院からは足が遠のくものです。

さて今日は、この健康診断を通じて感じたことを述べようと思います。

1.病院のいくまでの気持ち

恥ずかしながら今日の日を迎えるまで、正直「健康診断なんてめんどくさいなあ」という気持ちでいっぱいでした。

事前予約から始まって、
・前の日はゴハン食べられないし
・朝も早起きしないといけないし
・色んな検体は準備しないといけないし
・問診票は当日朝まで書けてないし
・血を採られるのなんか痛いし
・身長と体重はどうせ変わんないし
・メタボでもないし
・バリウムいやだから内視鏡にしたら1万円近くお金かかるし
・検査終わるまでめっちゃ待たされるし

・・・そんな気持ちで朝病院に向かったのです。

2.満員の病院

病院に着くと、月曜日の朝の9時だというのに病院は満杯。
大きい病院なので、 数百人の患者さんはいたのではないでしょうか。

そんな中、忙しい看護士の方々が 入れ替わり立ち替わり順番待ちの声をかけてくれて、 僕たちを案内していってくれるわけです。

本当に、何人いるかも分からないくらいの看護師さん。

「こんなにたくさんの看護師の方々が、 朝早くからアクセル全開で働いているのか・・・」

彼ら、彼女らの前には山のような患者さんがいます。

・一人一人必要な対応は違うし
・当然間違えるわけにはいかないし
・患者さんの名前を呼んでもなかなか来てくれないし
・プライバシーも守らないといけないし
・1対1で対応しないといけないし
・どこかのビジネスのように流れ作業の効率化もできない

しかもその大半がご高齢の患者さん。

横目で見ていても、ご自身では動けなかったり、何かを話そうとしているけれどよく分からなかったりといったこともしばしばある様子。

きっと様々な苦労があるのだろうなと感じます。

3.何も見えていなかった会社員時代

今回そうした状況を見て感じるところがありましたが、今まではまったくまわりが見えていませんでした。

というのも、待ち時間の間ずっとスマホで仕事のメールを追いかけていたから。

いや、僕が仕事を追いかけていたのではなく、むしろ僕が仕事に追われていたのでしょう。

当時の僕は、一心不乱にずっと小さい画面ばかり見ていて、まわりで働いてくれている人たちに 一切目を向けていなかったのです。

ですが、今回はまったく何にも追い立てられない余裕のある生活の中での健康診断。

スマホも何も持たずに病室でゆるりとしていたら、見える世界がまったく違ったのです。

4.感じたことのない気持ち

今回看護師さんたちの仕事をみることで僕が感じた気持ち、それは医療関係の皆さんへの感謝の気持ちでした。

僕たちはついつい自分ひとりの力で生きているように感じてしまうけれど、健康診断1つとってみても、数えきれないくらいの医療関係者がかかわってくれている。

この視点で見ると、お腹すいたなといってスーパーで買う食材だって、どこかの誰かが育てたものですし、

家に帰る途中にある建設途中のビルも、多くの人が携わって建てています。よくよく考えたら、何十階建てのビルとか、どうやって作ってるんだろうと不思議な気持ちにすらなります。

看護師さんの仕事でこうしたことに気づいてからまわりを見ると、本当にそういうことだらけ。

僕たちは、こうしたスペシャルなスキルを持った人たちの仕事のおかげで、充実した毎日を送ることができているんだなあと改めて思うのです。

5.いつまでも健康に

看護師の皆さんの働く姿を見て、僕だったら3日ももたずに音を上げてしまうんじゃないかと感じました。

こうして働いてくださっている皆様に感謝の念を持つとともに、皆様の仕事を軽減するために、いつまでも健康でいないといけないなと、 改めて心する次第です。 

下の日経の記事でも、「健康診断は受けるだけではなく結果を生かさないといけない」とあります。

自由に自分の好きなことをできるのは健康なうち。
自分のこれからの幸せのためにも、健康に気を付けていきたいと思います。

6.人生を幸せに送るために必要なもの

人生の幸せに必要なものは、こちらの記事でも書かせていただきました。お時間があれば、もう1つ記事を読んでいっていただければ嬉しいです。


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寺澤伸洋@FIREしたビジネス書作家
最後まで読んでくださって、ありがとうございました! これからも楽しみながら書き続けていきます!

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