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実践者の投稿多数!【日経朝刊連動】#会社員先生ができること 投稿募集まとめ

こんちには、日経COMEMOスタッフ山田です。月2回の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介します。

2/2(火)日経朝刊「働き方イノベーション」面のテーマは、教育現場での副業

まずは2/2(火)日経朝刊にある記事から。教育現場で副業する人を名付けて「副業先生」。いいですね。外資大手に勤めながら、副業で女子高の講師をする上原正太郎さんを紹介しています。担当する課外授業は「グローバルプレゼンテーション講義」。上原さんは「彼女たちの多様な視点に気付かされることが多く、本業にも生きる。ボランティアではなく、仕事だからこその緊張感もある」と語っています。

その名も「複業先生」というサービスも紹介されています。LXデザイン(東京・千代田)が運営し、講師希望者は教えられる分野を無料で登録。学校は求めるスキルや報酬などを掲載し、互いのニーズが合えば、授業内容や条件について打ち合わせし、先生としてデビューする流れだそうです。

日経COMEMOで投稿を募りました「#会社員先生ができること」

日経COMEMOでは、副業先生ではなく、「会社員先生」という呼び方で意見募集しました。学校には副業で教える会社員先生が必要だと思うか、会社員先生にはどんな教育を期待するか。会社員先生は学校教育をどう変えると思うか。多数いただいた投稿のうち、2/2付の働き方イノベーション面では、  河原あずささん、岸志帆莉さん、五月女由紀子さんのご意見を紹介しています。

日経朝刊でご紹介した投稿

河原さんが教育の現場に必要だと主張するのはファシリテーションのプロ。すでに外部からファシリテーターをゲスト講師に呼んでワークショップ授業をやる学校も増えているそうです。その上で、もっと大事なのは「一人一人の教員がファシリテーションのスキルやセンスを持ち、ティーチング一辺倒でない授業提供をできることではないか」といい、会社員ファシリテーターがそのスキルなどを教員に浸透させることを提案しています。

日本企業に籍をおきつつフランスの小学校で教育実習した経験をもつ岸さん。会社員先生のメリットの一つとして、親でも先生でもない「斜め上」の存在であることを挙げています。「斜め上の存在がいることで、子どもたちにとっての精神的な居場所が増えたり、自分の意見を表現しやすくなったりといったメリットが生まれる」。ほかにも会社員のスキルや知識を生かして学校現場に貢献できることは多いと指摘していました。

アパレル業界出身で、現在は杉野服飾大学というファッション専門の大学で教員を勤める五月女由紀子さん。「教育現場と実務現場の乖離(かいり)は大きい」と感じており、非常勤講師やゲスト講師を依頼する実務家とのネットワークを重視しているといいます。COMEMOのKOLで、今回も投稿いただいている島袋孝一さんもそのお一人だそうです。

この他にもさまざまな知見が集まりました

ここからは、このほか日経COMEMOにいただいた投稿をご紹介します。多くの方が「会社員先生」経験をお持ちなのを知り、驚きました。以下、一読をお勧めします!

優れた成果を出す社員だからといって、教え上手かというとそうではない。名プレイヤーが名コーチとは限らない、という大学講師の碇さん。「教育者としてのスキルと適性を有した実務家」が求められると指摘しています。

16年間会社員先生をやっているという倉成さん。先生たちが持っている教育の知見がビジネスの現場に役に立つといいます。大熊先生の生徒たちが手を挙げる秘密は…。ぜひ本文を参照ください。

働くことの楽しさをリアルに伝える伝道師、の役割を期待する村上さん。4月からは武蔵野大学に新しく開設されるアントレプレナーシップ学部の客員教員に就任予定で、ご自身が #会社員先生 を務められるとのことです。

島袋さんも、複数の大学などで社外講師を担当されています。「ジェネレーションギャップ」「コンテキスト共有が本当にゼロからスタート」「単発授業でその後のフォローもできないジレンマ」。とてもリアルです。

岡田さんの経験は、小学4年生に俳句についての広告を作ってもらう授業。
プロのコピーライターも「直すところはございません」状態の素晴らしい作品が完成したそうですが、岡田さんにも大きな収穫があったようです。

医者や刑事、芸能人といった目立つ職業の方々の話も良いが、日本の経済を下支えする張本人たる会社員が語る授業は現実的で、身近だと黒坂さん。最近、期せずしてご家庭で「先生」をされたようですね。

7年間の会社員経験をした後、あるきっかけで4年弱、高等学校の教職員をしていたというちあきさん。進路指導、部活動など、ほかの方にない独自の視点から投稿してくださいました。

なんと小中高と大学で教壇に立った経験をもつ岩下さん。「ただ教科を教えるだけではなく、教育をしたいと思った」。卒業、謝恩会、社会人となった後の付き合い。生徒さんからみれば会社員ではなく「先生」。その通りだと思いました。

次回の投稿募集テーマは「#一緒に働きたい60代社員」

さて次回は、#一緒に働きたい60代社員、です。高年齢者雇用安定法、通称「70歳定年法」が今年4月に施行される見通しで、これからは役員ではない60代社員が当たり前になりそうです。そこで皆さんからご意見を募集します。

○あなたは60代になっても社員として働き続けたいですか

○あなたが60代社員となったらどのような働き方をしたいですか

○あなたの会社の60代社員にどのような役割を期待しますか

○あなたはどんな60代社員と働きたいですか

投稿締切は2月8日(月)18:00です。
2月16日(火)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です(※紙面編集都合により掲載延期または中止となる場合もございます。ご了承ください)。
*ご意見は以下のリンクからご投稿ください
日経COMEMOテーマ企画に投稿する
- 自動的に2つのハッシュタグ(「#COMEMO」「#一緒に働きたい60代社員とは」)がセットされます。
- ご投稿いただいた内容は、COMEMO編集部がすべて読ませていただきます。

2月16日(火)の日経朝刊「COMEMOの論点」にて一部投稿を紹介する予定です

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。

そして、私たちが日経COMEMOを通して実現したいと考えているのは、すべてのビジネスパーソンが日経新聞に掲載される経済ニュースについて自分の考えを書いて発信できるようになること、つまり「書けば、つながる」の実現です。

しかし、「自分の意見を書いて発信する」ということは大変難しいことで、なかなかハードルの高いことだと思います。私たちは、そのハードルを少しでも下げて皆様に「書けば、つながる」を実現していただけるように、様々なサポートを用意しています。この【投稿募集企画】もそのうちの一つです。

いきなりニュース記事に対する意見の投稿が難しい方は、ぜひこちらの【投稿募集企画】からチャレンジしていただければと思います。寄せられた投稿は、私たち日経COMEMO運営チームのメンバーがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。

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