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澤はニュースから何を学び、活かしているのか

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!


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今回のテーマは、COMEMOさんからいただいたお題、「#ニュースからの学び」に乗っからせてもらいました!

ボクは日経新聞を社会人になってからずっと契約し続けていて、電子版が出た時にもすぐさま契約しました。
(こぼれ話ですが、電子版に関しては古巣のマイクロソフトも関わっていたこともあり、「自社サービスが関わっているものはユーザーとして体験する」という自分のポリシーに従って契約しました。)

ある程度全体はざっと見るようにはしているのですが、やっぱり興味範囲はテックによりがちです。
最も、テック領域についてはめちゃくちゃたくさんの情報ソースがあるし、実際その中にいる人間なので、わざわざ新聞で・・・?と思う方もいるかもしれません。
でも、新聞というメディアならではのテック記事の価値というのもあるんですよね。

例えばこの記事。

素晴らしい方にインタビューされてます。
TCP/IPの父とか、めっちゃ胸熱な訳です。
TCP/IPがなければ、インターネットは存在しないわけで。
そのプロトコルを作ったなんて、神ですよ神。

あ、TCP/IPというものはですね、ざっくりいうと「インターネットで通信するときの約束事」とでも言っておきましょう。
この約束事があるから、正しい相手にメールが届いたり、みたいページにアクセスできたりするわけです。

さて、話を戻しましょう。
先ほどのTCP/IPの父であるビントン・サーフさんのインタビュー記事が、こんなにサクッと読めるとか、めちゃくちゃありがたいのです。
それも、とてもシンプルな質問でかつ回答も平易な日本語に書かれていて、誰でも読める。
ITを生業にしている人間からすれば、ともすれば「物足りない」と感じるかもしれないけれど、ボクはそう思いません。
「あの人もこう言っている」という引用をするには、最高の情報ソースになるのです。

日経新聞のようなメディアの魅力は、超大物へのインタビューをシンプルな記事にまとめてくれることです。
そのような記事は、ボクのようなプレゼンを生業にする人間にとっては非常にありがたい。
「日経新聞に書いてあったのですが」と引用する形で、大物たちの言葉を紹介することができるのですから。
流石に、ボクのように一人で仕事をしている人間からすれば、このような形で大物からお話を聞く機会を得るのは簡単ではありません。
もしも機会に恵まれるとしても、その数には限りがあります。
その点、ニュースメディアは、ボクの代わりに多くの人に会ってくれて、代わりにいろいろ訊いてくれるのです。これは本当にありがたい。

そして、そうやって集まってきた情報を、ボクは自分のフィルターを通して、アウトプット可能な形に変換します。
実は、これこそがボクにとっての「ニュースからの学び」になるのです。
ボクが大好きなピーター・ドラッカーさんの言葉で

「学ぶために最も効果的な方法は、人に教えることだ」

ピーター・ドラッカー「仕事の哲学」

というものがあります。
ボクはかなりこれを実践しています。
基本的に、インプットはアウトプットすること前提。
なんなら先に問題提起のような形でアウトプットをしておいて、その裏付けを得るために様々なインプットを得たりするわけです。
その際に、インタビュー記事は、通常記事よりも「一次情報」の色合いが強いので、ボクにとっては純度の高い、刺激のあるソースになります。

そして、この記事も最高です。

最高級の褒め言葉として、「変態」という表現をボクはよく使うのですが、これは紛れもなく該当します(笑)
そして、何がすごいかって

03年に基礎実験に成功、14年に300億年で1秒しかずれないことを実証した。現在は3000億年に1秒を目指す。

上記記事より

こんなとんでもないスケールの話をしれっと書いてあるところ(笑)
でも、これまたニュースの魅力なんですよね。
極端にエンタメに振るわけでもなく、淡々と書いてある。
そして、ボクはこういうニュースを見て、刺激を受け、自分なりの発信方法で「もっと自分のやりたいことをどんどんやろう!」って叫ぶことができる。
そういう応援をしてくれるのが、これらのニュースなんですよね。

ボクはニュースから「学ぶ」だけではなくて「勇気をもらう」ことがとても多いです。
ちょっと元気になりたいなって思ったら、記者さんたちが一生懸命探してきてくれた、いろんな人たちの声を探したいと思ってます。

ボクが日経電子版を読む時に重宝しているのがiPad mini。
手頃な大きさが気に入っていて、すでにこれで4台目。
電子書籍もこれでOKです。


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