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大事にしているのは、フォロワー数より隣の人との信頼関係。

日経の永吉です。今回は、日経とnoteの共同事業、Nサロンメンバー募集のお知らせです。インフルエンサー大流行の昨今ですが、発信することの意味を理解してからは、面をとる影響力重視とは異なる、線を太くする信頼重視の世界も大事だなと思い始めています。そう思うに至ったお話と、Nサロンの宣伝を少しさせていただきます。

評価経済社会におけるオールドパワーの戦略

ここ数年で、メディア化する個人を味方につけて、Newspicksをはじめ、VALUなど新しい評価経済社会を作ろうとするニューパワープレイヤーが続出しました。この動きを静観しながら、僕らはコンテンツやクリエイターに対する向き合い方や、融合、つながりを重視する価値観において共鳴するニューパワーのnoteと組むことにしました。

noteとの資本業務提携の狙いは、noteクリエイター活躍の場となる出口を日経側で用意すること。そして、両社ならではの共同事業を展開すること。長期的に新しい世代の顧客を仲間にしていく戦略を描いています。

日経としては、一日に何10本も記事を読んでくれるスーパー読者はありがたい存在ですが、顧客とともにソーシャル時代に成長していくサービスになるには、どうしても発信者、コンテンツメイカーの存在が欠かせません。なので、発信するために記事を読んでくれる読者を仲間にする活動がこれからは重要になると考えてます。

noteとの共同事業一発目は、発信者を育てる場として、両社のNを冠した「Nサロン」を開講しました。開講に至る垂直立ち上げの話はこちらでお話させていただきました。

Nサロンやってみて、発信することの意味を理解

良いアイデアや面白い視点は、多様性のある人達が集う場で生まれるとよく言われてます。これを肌で感じたのがNサロンでした。一人ひとりのnote投稿が爆発的にバズったりすることはなかったけれども、貢献力の高いメンバーが面白い企画や活動をし、人を感動させる(自分が感動させられた)様子を目の当たりにしました。第一期の修了式はクライマックスのサプライズをメンバーが企画したのですが、僕の仕事観をガラリと変えました

メンバーはnoteでの発信によって心理的安全性をコツコツと築いていました。リアルで会って話している表の自分とは異なる自分をnoteでさらけ出す。それがお互いの信頼醸成に少なからず寄与していると感じました。

つまり、自分を世の中にアピールすることは副次的な効果であり、発信することの最大の意味は、仲間との信頼関係を築くことにつながることなのではないかと思いました。

1人でnoteをはじめるよりも仲間がいたほうが良い

これからnote書こうかなと思っている人はぜひNサロンメンバーになることをおすすめします。何事も1人では継続が難しいものです。自分のことをいきなり世の中の見ず知らずの人に届けて反応をもらおうとするよりは、自分と知らない人の間にいる仲間に届けるほうが、良い反応もらえるし、仕事にもつながります。何よりも会社の枠を超えたかけがえのない仲間の存在は、フォロワー数よりも大事なことを教えてくれます。

日経電子版3ヶ月無料にした理由

サロンメンバーには3ヶ月間電子版を無料でつけています。これは、3ヶ月間たくさん記事を読んでねというメッセージではありません。3ヶ月間で日経デビューできるように発信力を磨こうがメッセージです。noteに#COMEMOをつけて投稿すると、日経の編集者の目にとまった投稿は、日経電子版トップや日経新聞本紙に掲載されます。詳しくはこちらを。

もちろん発信の義務はありません。記事を読むこと自体も共通言語を使った発信力を磨く第一歩であると考えて、無料提供しています。

仲間を募集してます

noteで発信して、新しい仲間との信頼関係を築いていきたいNサロンメンバーを募集してます。たくさんのチャレンジ機会を提供します。お待ちしてます。