人生デザインを自由に描ける柔軟な社会を目指す僕がたどり着いた2つの必要なものとは
こんにちは。リデザインワークの林です。
リデザインワーク社は下記のビジョンを掲げて取り組んでいます。
人生デザインをもっと柔軟に、 自分らしく選べる社会への進化に貢献したいと思っています。大企業とベンチャーを行き来する。社会人になった後も
大学で学び直す。 1年間サバティカル休暇で、世界を旅する。
私たちの人生は、もっと自由にデザインでき、何度でも描き直せる。
この社会を実現させるために必要なものは、スキルを獲得する事と、ネットワークの構築の2点だと行きつきました。
その2点をみんなが意識でき、取組みやすい仕組みの構築が取り組むべき最重要テーマだと思っています。
転職したら、年収が下がる割合が諸外国と比べて高いから、自分の興味ある領域に転職できない。独立して新しい挑戦をしたくても、案件の獲得ができるのか不安がある。男性の育休ですら、なかなか取れないという現実もある。
私たちには、無数の選択肢が広がっているはずなのに、心の奥ではやってみたいこともあるはずなのに、選択できないことも多いのではないかと思います。
それらを乗り越えていくには、その会社の中だけで通用するスキルではなく、どこに行っても通用するポータブルスキルや、職種専門スキルの獲得がより重要になってきています。
今の会社を離れても、1年仕事を休んでも、マーケットから一定の評価を受けて仕事を担っていくスキルがあれば、今の仕事や、職種や、雇用形態などにこだわる必要はなくなっていきますし、新しい挑戦にも前向きになっていけると思います。
以前、キャリアを自律的に形成していくには、ポータブルビジネススキルが重要だとお話をしました。
そして、ポータブルスキルだけでなく、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、エンジニア、人事、財務、法務、IR、情シス、経営企画・・・などの職種専門スキルも標準化したり、見える化していくことが重要です。
そしてもう一点は、ネットワークの構築です。どんなに優秀な人でも、1人で全ての業務に対応し続けることはできません。そうなると、これまで以上に大切になってくるのが、
「誰とつながっているか」
「どれだけ支援し合えるネットワークを持っているか」
です。
米国の社会学者、マーク・グラノヴェッターの研究では、「弱いつながりの方が転職には有用である」ことを実証しています。
転職したホワイトカラーの人をインタビューをした際、転職先の情報をもたらしたのは、会う頻度の高い人よりも「弱いネットワーク」の人である場合が多かったそうです。また、先日Linkedinでの2000万人の調査でも同様のことがわかってきました。
僕自身も、最初に独立した際に、仕事を依頼してくれたり、ご紹介していただいた方々は、同様に、弱いつながりの方だった実体験からも、とても納得がいきます。
今後社会で取り組んで行くべき具体的な施策としては、
・スキルの見える化/標準化とスキル獲得の推進
・スキルと経験を踏まえたネットワークの構築
このことは、人的資本経営の本丸だと思っています。
また、リスキルやアップスキルは大きなトレンドにもなりつつあり、
この機運をしっかりと社会変化の実績につなげていきたいですね。
2023年は、人生デザインを自由に描ける柔軟な社会に向けて大きく進んでいく一年にしていきましょう!
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