経営者から新卒までR&Dを意識的に取り入れる重要性
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経営者から新卒までR&Dを意識的に取り入れる重要性

林 宏昌(ベーシックCOO/リデザインワーク代表)

こんにちは、ベーシックCOO&リデザインワーク代表の林です!

あっという間に2021年も年末になりました!本当に日々が早いですね。
そんな年末に、経営者から新卒ますべての人が日々の業務や経営にR&Dを取り入れる必要があるという想いを、書いてみたいと思います。

まず、R&Dをwikiで調べてみると、

研究開発(けんきゅうかいはつ、英語: Research and development、R&D)とは、特定の対象を調査して、基礎学問の研究や、目的に応じた応用研究の模索、将来的に発展する技術等の試験を行い、技術的な優位を得るための活動である。

と書かれています。各企業でもR&D部門が設置されたり、R&Dにコストが配分されたりしているのではないかと思います。
今回僕が、経営者から新卒まですべての人が取り入れてほしいと思っているR&Dの意味合いを以下のように補足させてください。

現在の業務、事業、会社の役割を果たす際に、従来のやり方とは、違うやり方で、効率化や、生産性の向上、新しい価値の創造を実現していく方法を調査・模索・試験を行い、新しいやり方(=方法論)を得るための活動

仕事や業務、会社の役割を従来の方法をそのまま推進するだけでは、提供する価値が相対的に薄れていく、陳腐化するのが早い時代になったと思っています。

その時代背景の中で、トップが大きな方針を打ち出すことで、すぐに新しい付加価値を生むというのは難しいと思っています。
方針を踏まえて、各自が方針実現に向けたR&Dを重ねていくことで、方針を実現する方法論を見出して初めて、新しい価値が生まれてきます。

そして、トップが方針を決めたり、あるいはR&D部門だけが新しい方法論を研究開発するのではなく、現場、現場、それぞれの役割の中で起こっている問題に一人一人がR&Dを取り入れていく先で、インパクトのある新しい方法論の確立をしていくことが重要だと考えています。

僕も意識しているのですが、このR&Dを日々の業務にどれくらい取り入れるかを意識的に設定しておくことをお勧めします。

状況に合わせて、従来通りの方法で取り組む割合と、新しい方法を開発する方法で取り組む割合は変わってくると思います。

例えば、若手であれば、車輪の再発明にならないように、組織や世の中で従来確立された方法論を学びながら実行する割合が相対的に高いことが多いと思いますが、自分の業務において、新しいやり方や工夫を取り入れながら仕事することへの挑戦は重要だと思います。例えば、10%の時間は、今の業務推進とは異なる方法を試してみて、価値がありそうなのかどうかを考えてみる。そのTry&learnの積み重ねが重要だと思います。

ミドルマネジメントであれば、一人一人のメンバー個人ではなかなか取り組めない業務改革テーマをR&Dの対象として、一定の投資を伴うが、生産性や効率化を大幅に実現できないか?などの挑戦が重要だと思います。
その際に、自部署起点で取り組むことと、組織全体に拡大していけそうな範囲を見定めて、Try&learnをしていくことが重要だと思います。

経営者であれば、既存事業の推進観点でいけば、日々の業務を型化・汎用化するための時間やコストを一定割きながら、そこで効率化できた時間を使ってみんなが日々R&Dに取り組めるような環境づくりを意識していかないといけないですし、既存事業の成長にフルコミットしながらも、いつかは来る既存事業の成熟期を視野に入れて、新しい事業のR&Dにも力をいれていくことが重要です。
既存事業が成長していればいるほど、新しい事業のR&Dに時間やコストを割く優先順位が下がりがちだったりしますので、やはり意識的して20%~30%は常に時間的に取り組むなどを決めることが重要だと思います。

上記のように、若手~ミドルマネジメントは、今の既存業務において、1年~3年程度先を見据えて、同じことを取り組むなら50%の時間できるようにならないか?
或いは、同じ時間なら付加価値を50%高められないか?という問いをもってR&Dに取り組んで行くことが重要ですし、経営者であれば、既存事業の成熟期を見据えて、向こう5年~10年先を見据えてR&Dに取り組んで行くことが重要ではないかと思います。
役割に応じて、業務におけるR&D比率や、見据える時間軸は異なってくると思います。

そして、その日々の新しい方法を開発するためのR&Dは、自社の中で取り組むのではなく、社外のクラウドソーシングなども含めた社外人材の知恵・知見も含め、或いは他社と一緒に考えるなど、オープンな相互知見交換の活性化がより重要になってくると思います。

日々業務が忙しいと、従来のやり方を一生懸命に取り組むだけで精一杯になるのは僕も含めてみんなが同じ課題なのだと思います。だからこそ、意識的に割合を設定し、常に新しい方法を調査・模索・試験を行い、新しいやり方(=方法論)を得るための活動にあてることが重要だと思います。

2021年も終わり、新しい年を迎えるにあたり、2021年度は、自分の役割としてR&Dには取り組めていたか?来年はどれくらいR&Dに時間を割いていくのか?を考えるきっかけにしても良いのではないでしょうか?

仕事人も企業も、R&Dを仕事にどう意識的に取り入れていくのか?は重要な論点になると思いますし、できれば意識的に高めていきたいですね!

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林 宏昌(ベーシックCOO/リデザインワーク代表)

経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授

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林 宏昌(ベーシックCOO/リデザインワーク代表)
マーケティングSaaS「ferretOne」・「formrun」、メディア「ferret」運営の株式会社ベーシックCOO(元CHRO)/大企業の働き方改革・DXを推進するリデザインワーク代表取締役。元リクルートにて、経営企画室長、広報ブランド推進室長、働き方変革推進室長